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アラサー女子、夏の夜空に決意する。

寺嶋由芙、恋の大三角関係を聴いて

「何だかわからないけどいつのまにか付き合ってたの」
そう言った彼女の声はいつもより高く、少し恥ずかしそうに頬を染めていた。
どうやら大人の恋愛は無意識下で始まるらしい。
幸せそうでいいですねーなんて茶化しながら腑に落ちない会話を終えた。

一人で帰っているとき昼の会話を思い出す。
人と対峙するときにいつボロが出るか不安で、本当の気持ちをいかに悟られないか考えるようになってしまった。
言葉を選びに選んだ末の選択も正しいのかわからなかった。
簡単に自分を見せれるなら苦労しない。

そんな風に悶々と過ごす金曜の夜、「恋の大三角関係」がラジオから流れてきた。
 

本作は爽やかなメロディに合わせて友達と同じ人を好きになってしまった複雑な恋心を歌った曲となっている。
PVの中で寺嶋由芙は女子高生を演じている。

最初はなぜ今?このタイミングで青春恋愛ソング?と疑問に思った。
というのも今までの楽曲は等身大の彼女を表現したものが多く、私はそれに強く共感していたのだ。

しかし、聴けば聴くほど深い覚悟が伝わってくる。
 

ソロのアイドルである彼女はどんな場面でも一人で戦ってきたのではないか。
今年の夏だってたくさんのアイドルが出演するフェス、よみうりランドでの5周年記念ライブ、そしてクイズ大会。
ステージも大きくなっていき、やりたいこと、出来ることが増えたからこそ「選択のタイミング」が増えているのではないか。
もしかしたら違った意味で孤独になる瞬間もあったのではないかと考えてしまう。

サビ終わりのこの歌詞から強い意志を感じる。

「私だけを見てよ」
「振り向かせてみせる」

自分が持っている全力で結果を掴みに行きたい。

PVで複雑な三角関係に全力で向き合う姿は、後悔なく道を歩む彼女の今までとこれからをつないでいるように見えた。

どう見られるのかではなく、自分がやりたいことをする。
あえて青春というテーマに挑み、制服を着たこともきっとアイドル人生において重要な選択だったのではないか。
今の寺嶋由芙で表現するからこそ意味があり、それは私の心にストレートに伝わってきた。
好きなものを好きでいるという芯の部分だけは忘れないようにしようと決意した。

初めて知った人もずっと応援しているオタクも離さず、目指したい自分を全力でつかんで行ってほしい。
私はその姿にいつも背中を押してもらっている。
どの瞬間もベストアングルのゆっふぃーをこれからも見逃さない!

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