2364 件掲載中 月間賞発表 毎月10日
この数字はTwitterやFacebookでのリツイート・いいねなどの反応数を合算して算出しています。

back number から受け取ったもの。

かかった人にだけ価値が生まれる魔法 の話し

「MAGIC」というアルバムを作りながら
「自分達は魔法なんて使えないから
1曲1曲を死ぬ気で演奏して歌う」といって
4月から始まったツアー。

私はいくつかの公演に行くことが出来たのだが
9月21日、沖縄、ファイナル公演で
私の今年の夏は終わる予定だった。

台風17号。
今年初めて沖縄本島に直撃したとか。
きっと大丈夫。晴れ女だし、などと
根拠の無い思いで、開催を信じていたが
沖縄公演一日目の開始直前18時頃
ファイナル公演の中止が発表された。
飛行機が飛ばず、空港にいたのだが、
その瞬間に私の夏が突然幕を下ろした。
恐らく一生忘れられない
ファイナル公演になるのだろうが
それでもツアー終了を受けて、
私の心の中に様々な思いを残してくれ、
贈ってくれたものについて
言葉で残したい。

この曲が出来たのが先か
タイトルが決まって
この曲が出来たのがわからないが
「あかるいよるに」の中に出てくる言葉。

~かかった人にだけ
価値が生まれる魔法 の話し~

何を好きだろうが、
どんな理由で好きだろうが
きっかけがなんだろうが
どうしたって嫌いになれないのも。

それにかかった人にだけ
価値が生まれる。

だからそれにかかってない人が
何を言ったって
だれがなんて言おうと、
誰にも否定なんてできない。

ライブのMCで毎回
多少の違いはあれど清水依与吏が
伝えたい事は明確だった。
彼が語る話しは、人によっては、
何にも心に響かないかも知れない。
人はネガティブって言うかもしれないけど
最初に、back numberに出会った頃より
ずっと
ずっと
清水依与吏は強くなってるよ。

私のような、
魔法にかかったようなファンは
そんなこと言わなくても
わかってるよ、って
知ってるよって
思うんだけど
口に出すことは宣言でもあるから
覚悟がいるはずだ。

多少のニュアンスの違いはあれど
ツアーを通じて話した事は

「単純に自分達がいい曲だから
聴いて欲しいと思って一生懸命練習して
それが結果的に聴きたいと思って
こうやって来て貰えることは
奇跡的な事だし
幸せだと思うし恵まれてるなあって
いつも思っているけれど

音楽で得たものは
全部音楽で返すべきだと思うし
だからこそもっと
俺達自身が音楽になっていきたい。

目立つ立場になれば
色々言われることもあるし
ウザったいって思うこともあるけど
それは責任だと思っていて
俺たち以上に信じて俺たちの背中を押して
担いでくれている、
応援してくれる人達のことを
踏みにじるわけには行かないので
その担いでくれる神輿の上に上がって
頑張るよって歯食いしばって
覚悟決めてステージ上がってみる。
だれもが担ぎあげて貰えるわけじゃないからね。

いくら楽しい事があっても
幸せになっても哀しみは消えないんだけど担げるようになるか、
背負えるようになるかとか
そういうことだけだと思って。。。
痛いものは痛いけど
慣れる事はないけど
しょうがねぇ
痛みとか面倒くさいもの
一緒に。。。
もっともっと。。。」
ってギターをポロンと弾きながら
「電車の窓から」
を歌い始めた姿をみて
思った。

メジャーで売れることは
もしかしたら
かっこ悪いことでもあるのかも知れない。
例えば、長年私がファン、である
Mr.Children

back numberは
辿り着いた場所や、歩いていく先の道が
少し似ていると私は思っているのだが
世の中には様々なバンドがいて
売れることよりも
自分達がやりたいことを優先して
支持を得ているバンドや
英語で歌い、
コアな音楽ファンに支持を得ているバンド、
フェスやライブハウスでこそ力を発揮してる根強い人気のバンド。。。
その中で、自分達はJPOPに影響されているのは確かだと言いながらも
言われたくない言葉を
見たり聞いたりして、
悔しい思いをしたりしているのだろうか、と。

ひと握りの人達しか目指せないような
場所にこの人達は
向かっているんだなぁと
ツアーのMCを通じて
曲を聴いて、その想いを強くしました。
その大変さを思ったら、
少し胸が苦しくなるけど
それでも私は
back numberがメジャーという
戦場でずっとずっと売れ続けて欲しい。

「売れることは大切だけど
CDを買ってくれた売上1位になりました。
でも、1度聴いただけで
終わってしまいました。
そんな
日本一のバンドになんかに
俺達はなりたくはなくて、
くそみたいな最悪の日にこそ
寄り添える曲を作り続けたい。
救えなくてもいい、でも
こいつらの曲を聴いてたら
いつか、この日があったから良かったと思えるような。。。それくらいでいいからそんな歌ばっかりをバカみたいに作っていくバンドになりたくて、
聴いてくれてるあなたと1番深いところで
繋がっていられるバンドでいたい
俺達なりのやり方で
日本一のバンドになるから
これからもback numberを聴き続けて欲しい」
とも、言った彼たちだが。
 

俺たちを見つけてくれてありがとう
っていつも言う。
「スーパースターになったら」

遠くからでもよく見えるような光に
って歌っているけど。
今はもう
遠くからでもよく見えるような光になったから
これからは眩しくて、
見えずらくなっちゃうかもしれないな。

最後にラストの曲のことを記して
終わりたい。

「手紙」
静岡の初日公演に行ったのだが
その時はまだ気づかなかった。
そのあと新潟公演のアンコールで
ハッピーエンドの演奏を納得いかず
やり直して、そのあと
悔しさと泪を堪えながら歌う
その姿を見て、気が付いた。
まわりのスタッフや、支えてくれる人へ
でもあるだろうけど
最後にこの曲にした意味を。

元々は親への感謝として書いた曲だと思うが、

これは
back numberから私達への
の手紙ってことだ。と。

「それでもいつか自分の事
誇れるように
そしてその時は 誇らしく思ってもらえるように」

そしてそのあとに続く
最後に向かうフレーズは
きっと自分達がそういうものに
なれたらと思っているのかも知れない。

全てのMCや、想いも
全部歌に繋がってるのだ。

それから。
魔法を使えないと言った
彼達のツアーは終わってしまったけど

私にかかった魔法は
まだとけていない。

  • 投稿作品の情報を、当該著作者の同意なくして転載する行為は著作権侵害にあたります。著作権侵害は犯罪です。
  • 利用規約を必ずご確認ください。
  • ハートの数字はTwitterやFacebookでのリツイート・いいねなどの反応数を合算して算出しています。
音楽について書きたい、読みたい