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まちがいさがしの間違いの方に生まれて

菅田将暉からもらったもの

まちがいさがしのMVをみて世界観に包まれた菅田将暉をみてとても綺麗だと思った。

一瞬でもいい、その世界に包み込まれたい
そう感じた。

わたしの生い立ちは複雑で父は早くに死んでしまった
父のいない日常が当たり前で、母と共に生きてきた
母とは学生時代は犬猿の仲でとても言う事の聞かない娘だった。

母は、そんなわたしに諦めることなく追いかけてきた。
まちがいを犯すことで学ぶことがあるけれど、母はまちがいを犯さないために私のそばから離れようとしなかった。

父は私が荒れていた時に病院で死んだ
母はそんな私に叱ることなく、お葬式にでてもよいと言ってくれた。
わたしはそれでもいかないと言った。

そんな間違いだらけの私に、この曲は贈り物のように歌うんだと思った。
 

亡くなった父は、寛大でとても温厚だった。
まちがいさがしのまちがいのほうに生まれてきたと思っていた私には、とても胸が熱くなった。
 

何故、こんな歌詞が書けるんだろう。
まちがいのほうに生まれてきたわたしには悲しい歌でしかない。
だけど、こんな私でも母に許してもらえるのだろうか。
と問いかけざるをえない内容の歌詞にすごく心を打たれます。
 

菅田将暉が米津玄師に贈られた歌だと聞いたとき、菅田将暉の世界観、つまり抱擁感がわたしはとても美しいと思った。そして、包み込まれるような歌声と圧倒されるサビに

ああ、この歌はこんな私でも許されるんだ。
もっと、生きていいと言ってくれてるんだって言ってもらっているように思えた。
 

私には、今自分の生きる意味やその為の道を模索中だ。
大人になってもこんな事でしか父への罪滅ぼしが出来ない。
いなくなってしまった人には許しを請うことも出来ない。
だけど、まちがいさがしのまちがいのほうに生まれてこなかったらきっとこの歌にも出会っていない。

そして、こんな想いもならなかった。
父と母に心から感謝をすることも、産んでくれてありがとうと言える事も出来なかったかもしれない。
 

こんな当たり前なことが、忘れさられている世の中、家族や親しい友人に感謝をする事も赦しを乞うことも出来なかった私に、この歌は大事な事を思い返させてくれた。
 

まちがいさがしの間違いの方に

生まれてきたような気でいたけど

まちがいさがしの正解の方じゃ

きっと出会えなかったと思う
 

そんな歌を聴きながら、また日常を送る私
 

母もそんな私を思いながら日々を過ごす

まちがいを正さず、まちがいを認めながら生きていく
私たちは母子と言う関係で出会えた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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