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BUMPの話

BUMPが僕にくれた大切なモノ

BUMP OF CHICKEN。彼らは僕らに時に美しい世界を、時に残酷な現実を見せてくれる。
彼らの作る音楽は、あなたとわたしが主軸となっている。
つまり、誰かと向き合っているということなのだ。
「天体観測」では見えないモノを見ようとして失ったあなたを探している。「記念撮影」では過去の自分と未来の自分をあなたとし、わたしを奮い立たせている。
このように、あなたとわたしの関係はいつも決まっているわけではない。しかし、大切な存在だということは共通している。
BUMPがアイラブユーと言ったと話題になった「新世界」。
この唄も、「あなたを失うことはわたしにとって1番辛いこと」の対比して歌われている。
つまり、BUMPの唄は、いつも絶望などのネガティヴな要素が入っていると言える。そこからもがく一般人。そこにBUMPが長年人気な理由が入っていると思っている。
BUMPが唄っているのは決して励ましではない。叱咤激励している訳でもない。ただ、「辛い時は泣いてもいいし、嬉しい時は思いっきり笑え」と寄り添ってくれるのだ。
このBUMPの唄にいつも助けられている。弱くて卑怯で頑張れなくて立ち止まっている自分に、勇気を与えてくれる。自信がなくて悩んでる時、寄り添ってくれる。そういう温かみが、BUMPの良さであり、長年人気の理由であろう。
たまにBUMPは辛いものを見せてくれることもある。「乗車権」では夢を楽して叶えようとする人は夢の中身がない、すなわち夢を探す夢を持っている空っぽな人間だということを唄っている。「ハンマーソングと痛みの塔」では、劣等感から生まれた自己顕示欲を満たすため、わざと変わったことをして不幸自慢をし、ますます浮いていく様を唄っている。
このような唄も僕の心に刺さっていく。痛くて目を背けたくなる。でも背けてしまったら自分に負ける。
BUMPは自分と戦う唄でもあるのだ。上に書いた温かみと絶妙なバランスで交わることにより、BUMPの唄というモノが完成する。
BUMPは人の温かみを、そして世界の残酷さを教えてくれる。これは僕にとって大切なモノだ。
イマを生きる自分、時には嵐の中で帰り道が分からなくなるかもしれない。そんな時、BUMP OF CHICKENの音楽が寄り添い、そして教えてくれることを胸に、進んで行くことになるだろう。

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