2364 件掲載中 月間賞発表 毎月10日
この数字はTwitterやFacebookでのリツイート・いいねなどの反応数を合算して算出しています。

40500人で創ったオーロラを見ただろうか

BUMP OF CHICKEN TOUR 2019 aurora ark

「よっしゃ!」
2019年4月中旬、1通のメールを見た瞬間叫んだ

BUMP OF CHICKEN TOUR 2019 aurora arcナゴヤドーム公演2日目のチケット当選と表示されていた

BUMPのライブには何度か応募していたが
落選が続き
唯一行ったライブは11年前で中学の友達が当選した為私も運良く参加出来た
 
 

でも今回は違う
地元である小さな島から出て愛知県内に移住した私は
たった一人でナゴヤドームという大きなハコで
参戦するのだ

彼らに会えること、BUMPの音楽を生で聞けるのは楽しみだけど不安にもなった
 

これまでライブハウスばかりに行ってて
別のバンドのホールツアーに数回参加したけど
それでもキャパは3200人ほど
40500人ほどのキャパがあると言われてる
ナゴヤドームなんて未知の世界だ

地元にはない広すぎる会場に行き、
ちゃんと楽しめるのか、アウェイ感に襲われないか
そんな気持ちになった
 

BUMP OF CHICKENとの出会いは今から13年前
2006年の始め私は当時中学生だった

他所の小学校から来た女の子が好きなバンドらしく
最初はその子と仲良くなりたくて
興味を持ったふりをしていた

同じ時期に一つ先輩の家に遊びに行ったら
先輩が音楽を流し始めた
今は懐かしいMDコンポからはBUMP OF CHICKENが流れた
『嫌がったってムリヤリ連れていくよ』
その言葉を聞いた瞬間私は衝撃を受けた
先輩とこんな会話をした
私「ムリヤリ連れていくって何処に連れていくんですかね?」
先輩「『地図にもない場所へ』じゃないかな?」
私「地図にもない場所ですか?拉致じゃないですか!
なんか怖いです」
先輩は歌詞の続きを教えてくれたのだが
これがBUMP OF CHICKENの曲に対する最初の感想だ
今思うとBUMPファンから批判されるだろうな
本当にすみませんでした

後日改めてその曲を聞くとタイトルは[とっておきの唄]でラブソングなんだと知った
しかもラブソングなのに好きだの愛してるという言葉が出てこない
当時ラブソングにはそんな単語が出てくるものだと思っていたから
この発見はかなり衝撃的だった
好き、愛してるなどの言葉が出てこないのに
でもちゃんと大事なんだっていう気持ちが伝わってくる
ラブソングの概念を藤原さんは壊した上に
この曲は言葉通り私にとっての「とっておきの唄」になった
 

それからはふりでななく
本当にBUMP OF CHICKENのファンになっていた
年齢を重ねる毎に好きな曲も変わっていた
16歳[才悩人応援歌]
19歳[バトルクライ]
20歳[ゼロ]
22歳[ノーヒットノーラン]
26歳[真っ赤な空を見ただろうか]

27歳になった今でも[真っ赤な空を見ただろうか]が好きだ
発売してからずっと聞いてるけど
家族、友達、地元から離れて、結婚して離婚したり
沢山の出会いと別れを繰り返してきた今だからこそ
歌詞の意味を考えられるし沁みこんでくる

先程挙げた曲もその当時の心境を象徴する言葉が
出てくる思い出の曲たちだ
 
 

前置きが長くなり過ぎたのでここからは
ナゴヤドーム公演2日目の事を書こう

朝8時過ぎに家を出て
9時過ぎにナゴヤドーム前矢田に行く地下鉄を乗り換えると
BUMPのTシャツを着た人が乗っていた
ドキドキと嬉しさが込み上げる
駅に着いてBUMPのTシャツ着てる人が増えてきた
一緒に向かってるんだと思うと
寂しさは薄れてきた

開場前何度もチケットのゲートと座席を確認して
恐る恐る中に入った
入り口を潜ると数えきれない程の座席が目に飛び込んで来て
改めてその広さに圧倒された
私の席は3塁側のスタンド席でステージからは遠い
けど憧れのBUMPと同じ場所で同じ時間を共有出来るのが嬉しかった

18時開演
2曲目の[Aurora]で開演の際に一人一人に配られた
光るリストバンドの光によって
会場が緑色に染まった
それはまさに40500人が創ったオーロラだった
BUMPの4人に見て貰えて良かった
とても特別なものになった

中盤に差し掛かるころ
メンバーが移動し始めた
何処に行くのだろうと目で追うと
メインステージとは反対側のステージへと上っていた
所謂離れ島というやつだ

MCという名のじゃれ合いのあと
藤原さんが歌い始めた
またしても驚愕した
[真っ赤な空を見ただろうか]だったのである
涙が出て止まらなくなった
まさか歌ってくれてるとは思わなかった

藤原さんはライブの時に歌詞を変えて歌う
[真っ赤な空を見ただろうか]でも変えて歌ってきた
その言葉にまたしても号泣した
島を出て今日までこの場所で生きてこれて良かった

セトリの構成、演出、4人の立ち振る舞い、スタッフさん全て良かった
セトリに関しては初期の[ガラスのブルース]から最新の[流れ星の正体]に至るまで
BUMP OF CHICKENというバンドの歴史が凝縮されていた

年を重ねても、会場がでかくなって、
テレビなどのメディアに出ても
本当に今伝えたいことを歌に乗せて伝える
そのスタンスは変わずにいてくれるだろう
 

40500人+4人の大きな愛とオーロラのような眩しくも温かな光に包まれた
最高に幸せな時間をありがとうございました
 

BUMP OF CHICKENの音楽とともに
精一杯生きてやる!

  • 投稿作品の情報を、当該著作者の同意なくして転載する行為は著作権侵害にあたります。著作権侵害は犯罪です。
  • 利用規約を必ずご確認ください。
  • ハートの数字はTwitterやFacebookでのリツイート・いいねなどの反応数を合算して算出しています。
音楽について書きたい、読みたい