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見っけ!見つけたのは、新しいスピッツではなくて、あの日の彼ら

いつまでも変わらない草野マサムネの才能に、感動した日

今日、10/9は待ちに待ったスピッツの16枚目のアルバムCDの発売。

よかった。
私は、ファンクラブ限定の盤を購入。
ともかく、3年ぶりのアルバムが、まったく色あせていないことに驚く。
この人たちには、マンネリとか、下り坂という言葉は、まるで縁がないのだろうか。
40代だった彼らが、50代になり、
おいおい世間では、50代にもなれば、それなりにくたびれてくるはずなのに、
まるで大学生のようなノリで、
軽快に曲を奏でる。
特にボーカルの草野マサムネの歌声には驚く。
確かに若い頃に比べると少し違うような気もするが、
現在の方が断然いい。
「ロビンソン」でガツンときた世代ですが、
なんてきれいな声の人がこの世にいるものなのだと深く感動したあの声が、
時を経て、
こんな国宝級の歌声にさらに進化するとは。
以前、とある女優が、「草野マサムネの声のシャワーを浴びたい」と
豪語した記憶があるが、
まさにその通り。
この声を体全体に浴びたいのだ。

それぞれの曲も、めだってロックなものはないが、
どれも心地いい。
こんな一日中聴ける音楽って、ないのではないかと思う。

タイトル曲「見っけ」
CMでも流れていたが、やはり単体で聴く方がはるかにいい。
心地よい。

そして、今年一番聴いた「優しいあの子」
ドラマの主題歌で朝から何度も。
でも、何度聴いても感動する。
この曲のオルゴールが欲しいなあと思う。

「ありがとさん」も癒される。
草野マサムネの歌声で、ありがとさんなどと言われたら、
全てを許せるような気がする。
大きなマグでうすい紅茶。
この庶民的な学生時代を思わせるような詞の書き方も
天才詩人ならではの一節。

「ラジオデイズ」
いろいろなことをラジオで学んだはず。そんなことを思い出した。

「花と虫」うんうん。虫好きの草野さんならではの一曲。

「ブービー」いつもかけっこでビリだった私は、
この詞にすごく惹かれました。
きっと最後の一人になるのではなくて、
ボクがいつも君のうしろから走っているよというメッセージなのだろうな。

「快速」もアップテンポで。

「YM71D」これはどんな意味だろうととても楽しみにしていたのですが、
予想通りにやめないでか!好きでいることをやめないで~やめない。

「はぐれ狼」「まがった僕のしっぽ」これは両方ともファンタジーを読んでいるような
気持ちなり楽しかった。スピッツの曲は、絵本みたいな側面も持っているので
そこも楽しい。

「初夏の日」大好きな人と二人で旅に出るのは、やはり初夏がいい。

「ヤマブキ」これもずっと聞きたかったので大満足。

どれもこれも若い時の好いた惚れたあなたなしでは生きていけないレベルの
ベタベタしたラヴソングではないけれど、
君の存在が僕を強くする、
君と出会えてよかった、
こんな出会いもいいよねみたいな、
落ち着いた人と人とのつながり、
または人生の静かな幸せを歌っているような気がした。

実際に聴いてみれば、それぞれに感じ方は違うのだろうけれど、
草野マサムネの歌声をこよなく愛する私には、
ともかくすべての楽曲がいとおしく、心地よかった。
そして、そんなアルバムを3年ぐらいごとにコンスタントに発表する
国民的バンド・スピッツの底力をあらためて思い知らされた。

時代はどんどん変わっていき、
いろいろなものが、すたれたり色あせたり、あるいは消滅していくなかで、
このバンドだけは変わらない。
そして、このバンドをずっと追いかけていける幸せに、
感謝している。

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