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大森元貴が抱える寂しさについて

Mrs. GREEN APPLEにとって"Attitude"は最後の砦なのかもしれない

大森元貴という人間は、誰よりも優しく、誰よりも強く、誰よりも真面目であると思う。だからこそ、誰よりも多く寂しいという感情を抱いてしまうのだろう。

優しさを持つという事は、相手の気持ちに寄り添い、理解するという事。
強さを持つという事は、どんなに辛くても悲しみや苦しみと向き合うという事。
真面目さを持つという事は、自分にも他人にも嘘をつかないという事。
今の世の中でそんな風に生きられる人はほとんどと言っていいほどいないと思う。
自分さえよければいい。
悲しみや苦しみは蓋をして見なければいい。周りに合わせて何となく生きればいい。
まず、そんな考え方を持った人達が、そんな世の中が、彼に寂しいという感情を抱かせてしまう。そして、彼が優しさと強さと真面目さを持って、命を削りながらこの世に産み落とした楽曲達に綴られた想いは、そんな世の中には届かないかもしれない、という事がさらに彼に寂しいという感情を抱かせてしまう。しかし、それよりもっと彼が寂しいという感情を抱くのは本当に届かなかった時、伝わらなかった時だ。届かない、伝わらないという事が大森元貴という人間に寂しいという感情を抱かせてしまうのだと”Attitude”という曲を聴いて思った。

“Attitude”という曲には、それでも音楽を通して自分の想いを綴り続ける理由、彼の音楽への姿勢、さらには彼の生きる上での姿勢まで綴られている。Mrs. GREEN APPLEの楽曲の中でこんなにもありのままに、作家としてではなく大森元貴という一人の人間としての想いが綴られたものは他にない。つまり、この曲は最後の砦なのだと思う。もしこの曲が届かなかったら、伝わらなかったら、彼は寂しいを通り越して絶望してしまうかもしれない。

だから私は彼と同じように”どうにか届くように”とこの文章を綴っている。ここに綴った私の解釈が全て正解だとは思っていない。でも、この文章が”Attitude”という曲を、Mrs. GREEN APPLEというバンドを、多くの人に届け、伝え、そしてその人なりに正しく理解してもらうきっかけになれば良いなと思う。

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