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フジファブリックの『IN MY TOWN』

『IN MY TOWN』後のわくわく止まぬ日々のなかで振り返る

家に帰ってきたらフジファブリックの日めくりカレンダーが19日のままだった。それを見て、ああ『IN MY TOWN』が終わったんだなぁと23日にめくった。
『IN MY TOWN』やっぱり素晴らしかった。きっと素晴らしいライブになるに違いない!とは思っていたけれど、やっぱり素晴らしかった。アリーナならではの花道や2つのステージを用いた演出・ライティング、スペシャルなライブだからこその開演前のメンバーの放送などの特別なこともたくさんあった。けれど、個人的な思いで涙腺に来た曲は何曲かありつつも、涙涙というような過剰な演出じゃなくて、これまでのライブの延長線上にあるライブだったように思えたからうれしかった。
忘れないように時間の許す限り振り返ることにした。

まず「若者のすべて」で始まったことにはライブのときは驚いたとともに腑に落ちた感覚があった。この腑に落ちた感覚はなんだったのだろうとライブ後考えた。
まず「若者のすべて」は、フェスでは最初に演奏されることもあったりこの夏テレビで多く演奏されたりと彼らの代表曲の一つである。それを考えると、大阪城ホールに来た様々なファン層の一人ひとりを、彼らのライブの世界に引き込むことができる曲なのだと思った。常々彼らが言ってきた「遠い席の人も置いてきぼりにしない」ことが体現されていたのだとも思った。

「Green Bird」。鳴っている音、ダイちゃんの最後のコーラスが好きで繰り返し聴いていたからこそCD音源のイメージが強かった。その中で改めてライブでの演奏を聴いたことで、この曲がもつ音の広がり、ダイちゃんのコーラスの良さの再確認をすることが出来てよかった。

「SUPER!!」は加藤さんの大きめの動きや、ダイちゃんのラストのサビ前のギターソロ、メンバー全員でドラム前に集まるところなど、なかなか他曲では見られない、ちょっとかわいい笑と思ってしまう、けどザ・バンド!!を感じられる良さがある。だから見ながら聴きながらすごくわくわくして、HAPPY!!な気持ちになった。

「バウムクーヘン」。虹色のライティングにグッときてしまった。この曲に対して虹色のライティングとは思いもよらなかった。
「バウムクーヘン」は元々心のよりどころの一つとして大好きな曲だった。心が真っ暗な暗闇のなかにあるときに、弱さを認めて包み込むような温かさを感じていた。楽曲のダークネスな部分に助けられていたのだ。ときに寄りかかり過ぎてしまったこともあった。「バウムクーヘン」という楽曲が持つ力はあまりに強すぎる、そう思うこともあった。
その「バウムクーヘン」の新たな面を『IN MY TOWN』で知ることが出来た。虹という明るい色暗い色様々な強い明かりと、力強い演奏・凛とした歌声で、むんずと背中を押し前に進ませてくれるような、そんな面を知ることができた。
明るさも暗さももつ、色彩豊かなこの曲を、お守りのように自身の心のすみに持っていられたら、そう今は思っている。

「STAR」も、「バウムクーヘン」とはまた違った、たくましい演奏と明るく力強いライティングだった。どうしても薄れてしまう記憶。何度も思い出そうとはするけれど、早く映像を見たいところである。

『手紙』。このライブのために作られた曲だ。
特に2番の「上手くいかない時は 君ならどうする
弱いぼくらは 一体どうする」の箇所が、これまでの歌唱のなかで、このライブのなかで、最も総くんの前へ進もうとする強さと一人の人間としての弱さとをひしひしと感じられて、本当によかった。

アンコールでは一気に空気を変えた(もちろん最高にいい意味で)ダイちゃんが発表した生誕祭、加藤さんが発表したツアー『I FAB U』、『会いに』『破顔』の演奏で、これから先の未来がある喜びを感じた。

今こうして『IN MY TOWN』の余韻に浸り文章書きつつ、未来のツアーにわくわくできるのは、最高のライブをしてくれて更なる未来を示してくれたからだ。

私は本当に幸せ者です。

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