2650 件掲載中 月間賞発表 毎月10日
この数字はTwitterやFacebookでのリツイート・いいねなどの反応数を合算して算出しています。

青春とフジファブリック

TEENAGERを卒業して

「青春」と聞いて何を思い浮かべるだろうか。

おそらくほとんどの人が若くてキラキラした日々を思い浮かべるのではないだろうか。
だけど、それが経験できるのはほんの一握りの人達だけだ。キラキラした日々に憧れながらも、何もできずに悶々とした時間を過ごすのが大多数だろう。

もちろん僕も青春真っ只中の高校時代、その大多数に属していた。
勉強や運動が特別できたわけじゃない、共学だったのに異性の友達はゼロ、といういわゆるスクールカースト底辺の青春を送っていた。

そんな僕にも夢中になれるものがあった。それは「音楽」だ。それが高じてギターも始めた。文化祭でライブもやった。(ギター弾けるとモテるというのは嘘だということを痛感した。)

とにかく音楽が大好きだった。色んな音楽を聴きあさって、少ないお小遣いでCDも買った。いつの間にか帰り道に音楽を聴く時間が一番好きになっていた。

 そんな音楽バカだった僕が一番好きなバンドがフジファブリックだった。もちろん今でも大好きなバンドだ。
変態性と叙情性を感じるコード進行やメロディ、志村正彦の紡ぐ少しダサいけど強烈なインパクトを残す歌詞や胸をかき乱すような感傷的な歌詞がなんだか心地よかった。

高校生という多感な時期だから、将来への不安とか好きな人のこととかいろんなことを考える。そんなことを考えながら帰り道の夕暮れに聴くフジファブリックが大好きだったのだ。「茜色の夕日」「赤黄色の金木犀」を聴くと訳もなく感傷的になったし、「星降る夜になったら」や「TEENAGER」を聴くと家に帰るだけなのになぜか胸が躍った。
 家に帰れば課題そっちのけでフジファブリック のコピーをした。下手くそだったけど「TAIFU」が弾けるようになった時には何時間も弾いていた。(「銀河」は挫折した。)

それから数年が経って大学生になった。もう10代じゃないし、周りの環境も大きく変わったし、いろんな音楽を聴くようになった。いろんなことが変化したけど音楽が大好きで、フジファブリックが特別なバンドであることに変わりはない。
フジファブリックを聴いていると、どんなに冴えない青春だったとしても救われるような気がするのだ。あの頃の自分を肯定してくれるのだ。

僕は一生フジファブリックを聴き続ける。まばたきをするくらいのスピードで人生は過ぎていってしまうから、20代もあっという間に過ぎてしまうだろう。だけどフジファブリックの音楽は変わらず僕のそばにあると思う。今や僕の青春だけでなく、人生に必要なバンドなのだ。

僕は今、バンドを組んでいる。
このバンドでどこまで行けるか分からないけれど、限界まで挑戦するつもりだ。
人生に「方向指示器はない」し何事も「行動しなけりゃ分からない」のだから。

最後に
ありがとうフジファブリック、そしてこれからもよろしくフジファブリック!
 
 
 

  • 投稿作品の情報を、当該著作者の同意なくして転載する行為は著作権侵害にあたります。著作権侵害は犯罪です。
  • 利用規約を必ずご確認ください。
  • ハートの数字はTwitterやFacebookでのリツイート・いいねなどの反応数を合算して算出しています。
音楽について書きたい、読みたい