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フジファブリックの光に触れる

IN MY TOWNで体感した多幸感

1年半前に発表された大阪城ホールのライブ。この時は、驚きと同時に、「え?あんな大きいとこでやるの?」と正直思った。でもきっと大丈夫だろうなとも思った。

待ちに待ってようやく来た当日。
若者のすべてで始まる。次いで、はじまりのうた。2014-2015のCDJを思い出す。10周年が終わってからすぐ。初めてフジファブリックをライブで見た思い出の曲。あの時を思い出す。好きなった瞬間を思い出して少しドキッとしてしまう。
Green Bird。初めてツアーに参加した時にまだ、タイトル未定でやっていた曲。ツアーを思い出す。感情が揺さぶられる。

志村さんの紹介を行ってからのバウムクーヘン。ずっと聞きたいと思っていた曲。魂を込めて歌っていた。
赤黄色の金木犀。この日の季節にぴったり合う曲。金木犀の香りと秋の少し悲しい風景。物悲しさからか今は会えない人について考えたり、来年について思いを馳せてみたりする。季節が色濃く映る曲。
対比するようにECHO。ああ、志村さんもどこかすぐ近くにいたりするんだろうかと思いながら音を浴びるように聴いていた。

アコースティックコーナー。アコースティックライブをやっていたこともあったな、と思い出す。広い会場がほっこりする。アットホームさが増す。
ハートスランプ二人ぼっち。まさかのアコアレンジに少し笑ってしまう。大阪出身の同行者がとても喜んでいた。
透明。聴いているうちに微笑んでしまう。みんなで歌う温かさ。清らかな景色が広がる。メロディのやさしさも染み入る。この曲がとても好きで、何度も聴いていたのでこの日のセトリに入ることが嬉しかった。

手紙。この日のためにこの場所で響かせるためにある曲。力強い進化を見守っていた曲。「離れた街でも大事な友を見つけたよ」という歌詞が刺さる。

アンコールではまさかの新曲。プレゼント。出来立てなんてところがまた嬉しい。
桜の季節。今年のツアーで開花宣言とともにやっていた曲。少し地元を思い出すとともにフジファブリックの始まりにも思いを馳せる。
そして会いに。切なさを感じるが、「会いに行くよ」の歌詞にひとつのつながりも感じる。ライブで演奏されるととても嬉しい。
破顔。まっすぐなパワーに背中を押される。間奏のコーラスが美しく、光が降って来るよう。思い出してまたきっと笑顔になれるだろうな、と噛み締めながら聴いた。
 

終わってから、武道館から今日までを辿ったようなセトリなんだなと思った。どこでフジファブリックに出会っても置いていかないようなセトリだった。全員置いていかない。なんて優しい。なんて温かい。優しさと温かさになんだか泣きそうになる。

以前の大阪のライブで「夢」について語っていた事があったのを思い出した。その「夢」が叶った瞬間に立ち会えてわたしも嬉しかった。

自分の話で恐縮だが、わたしは暗い。暗いし内向型である。あまりに明るくキラキラした音楽は自分の暗さを実感する。どうして私は明るく振る舞えないんだと自分を責めてしまうので避けることが多かった。でも、フジファブリックの明るさと力強さには前を向こうと思わせるパワーがある。暗い底の中にも温かで 真っ直ぐな光を照らすような感じがする。置いていくことなく共に歩んでくれるような優しさも感じる。まっすぐな力強さにそっと背中を押され、またなんとか1歩前へ進める。

ありがとう。フジファブリック。あなたたちに会えてよかった。好きでいてよかった。マイペースではあるがこれからも好きでいさせてください。

少しずつ前を向いていこうと思う。時にはまた落ち込むし、立ち止まると思う。でも、この日のことを思い出せばなんだかんだ生きていけるような気がする。また会えるその時まで頑張ろうと思った。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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