2624 件掲載中 月間賞発表 毎月10日
この数字はTwitterやFacebookでのリツイート・いいねなどの反応数を合算して算出しています。

光と影

米津玄師の『Lemon』が気づかせてくれたこと

光と闇ではなく、光と影。
光と闇のようにどちらか一方が現れて、一方は消えるではなく、光と影のように同時に存在するものだと。
米津玄師、彼の『Lemon』で気づかされたことだ。

わたしは、苦しいことや悲しいこと、失敗を避けてきた。

避けられず、それらが起こってしまったときは、胸が痛んだり、責めたり、悔しく感じたりした。そしてこんな辛い、恥ずかしい、許せないと思うくらいなら何もしない方がいいと、以前にも増して一方的に人も物事も避ける臆病なわたしだった。
 

ところが、去年の3月、偶然つけていたテレビから流れてきた米津玄師のLemonを聴いた。

(あの日の悲しみさえ あの日の苦しみさえ
そのすべてを愛してた あなたとともに
胸に残り離れない 苦いレモンの匂い
雨が降り止むまでは帰れない)

忘れたいのに忘れられなかった、あの日という過去の悲しみや苦しみや絶望。
光と闇で例えるなら、わたしにとってただただ闇でしかなかったものに対して愛していた、とはどういうことだろう。

疑問に思い、過去を振り返ると、わたしは闇を愛していたのだ、と気づかされた。

悩み、苦しむのは大切なものだからだ、と。

光と闇ではなく、光と影のように幸福と苦しみは同時に存在、共存するものだと。

悲しみ、苦しみの裏側にある幸福。幸福の裏側にある悲しみ、苦しみ。

(今でもあなたはわたしの光)

そう考えると、悲しみと苦しみに出会えて良かった。忘れてはいけない、それらも光の一部だったのだ。恐れず、悲しみや苦しみを感じるほど人や物事を愛せて良かったと思えるこれからにしたい。

  • 投稿作品の情報を、当該著作者の同意なくして転載する行為は著作権侵害にあたります。著作権侵害は犯罪です。
  • 利用規約を必ずご確認ください。
  • ハートの数字はTwitterやFacebookでのリツイート・いいねなどの反応数を合算して算出しています。
音楽について書きたい、読みたい