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思い上がり

Official髭男dismに出会って

頑張って分かりやすくて感動するような文章を書こうとしたのだが、どうやらそういった技術を私はまだ持っていないようだ。うまく書こうと思うとうまく書けないのだ。言いたいことが言えなくなってしまう。

小一時間考えてやめた。もう取り繕うことなくそのまま言ってしまおう。私は大声で叫びたい。
Official髭男dismに出会えてよかった、と。
ヒゲダンは素晴らしい、それだけが言いたくて、この文章を書いている。
 
 

『2人の見えない明日に向かって小さく前ならえ』―恋の前ならえ

学校の掃除の時間に流れたこの曲に心を奪われてしまった。一目惚れ、という言葉はあるけれど、一“耳”惚れ、ってあるのだろうか。まあそんなことはどうだっていいのだ。「前ならえ」という言葉だけを頼りに歌詞検索をした。調べている間もドキドキした。もう“はまって”しまう、と直感的に感じていたからである。

「Official髭男dism」、そういえば新聞で見たことあるかも…
なんと私の地元である島根、山陰発のバンドだったのだ。(よく知った本屋の前でフリーライブも昔はしていたと知った時、もっと前から知っていれば、と心から思った。)
 
 

『ミュージックは知らないふりで 「課題曲3番」リピートし続ける』―始まりの朝

課題曲3番、だと!!
吹奏楽部に所属していた私はこの言葉にすかさず反応。(吹奏楽コンクールで「課題曲」を演奏する規定があるため。)その後、作詞作曲をした藤原聡さん(Vo/Pf)と楢崎誠さん(Ba/Sax)は高校時代に吹奏楽部に所属していたことを知り、ただただテンションがあがってしまった。
 
 

『いい子になんてならないで!』―異端なスター

このフレーズを聴いて私は思わず泣いてしまった。

『「幸福だ」って意地張った 悲しくて1人泣いていた そんな夜から逃げないで』―異端なスター
 

私のために歌ってくれている。
 

そんな風に思った。
それくらい自分と重なった。
 

私は吹奏楽部に所属し、部長を務めていた。

仲間が周りにいることに感謝していた。みんなが大切で大好きだ、そう思っていた。でもそれは心からではなくて、「部長とはそうでなくてはいけない」という思いが、「いい子」の枠を気にしていた自分が、そう思わせていたのではないのか…

上手くいかなくて、周りが信じられなくて、いつも不安だった。いつも相手がどう思うのかばかり気になって、思ったことを素直に口に出すことさえ躊躇われた。

みんなを嫌いたくない、みんなから嫌われたくない。

気づけばいつも寂しかった。自分は独りだと思った。人前で泣いてはいけない、また「いい子」が出てきた。家で一人で泣いた。その泣いたということを人に言うこともできなかった。だって、自分は周りに支えられて「幸福」だから、そう言い聞かせていた。
 

そんな経験をしたから、『異端なスター』は自分のための曲だと思ったのである。思い上がりだ、そう思われるかもしれない。
しかし、こんな風に思った曲に出会ったのは初めてだったのだ、しょうがないじゃないか。それにヒゲダンの4人だって、いいよー、って言ってくれるに違いない。そんな人たちなのだ。数あるヒゲダンの素晴らしいナンバーの中で、この曲を私は一番大好きだと言いたい。
 
 

私はひとつ決めていることがある。それは吹奏楽部の仲間にこの曲を紹介すること。

『どんなに凄い賞や順位より 君のそばに居られることが1番誇らしい』―Stand By You

卒業式の後の部活で集まるお別れ会。部長のスピーチで絶対言います(もしこれを部員が見ていたらおもしろいよね)。

『異端なスター』を聴いて、ヒゲダンに出会って、
そして、大切な仲間とたくさんの時間と経験を重ねて。
今はもう、思い込ませてではなくて、心から大切な仲間に出会えたことに感謝している。ほんとにほんとだ。
 
 

Official髭男dismは他の誰でもない私のためにスーパーグッドミュージックを届けてくれる。
信じられない人はとにかく聴いてみてほしい。同じように感じるはずだ。

老若男女問わず愛される彼らの人気はきっとそこにあるのだろう。大晦日には念願の紅白にも出場する。好きだったアーティストが人気が出るのが嬉しいけど寂しい、そう思う人はいるだろうし、その気持ちも分からなくはない。だけど、ヒゲダンはいつだって私のために、あなたのために音楽を届けてくれる。それは彼らが音楽活動を続けていく間は絶対に変わらないと信じている。
 
 

言いたかったのはただひとつ。ヒゲダンに出会えてよかった、ありがとう。

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