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フレデリズムで遊びきった夜

フレデリック・FREDERHYTHMTOUR2019―VISION編―に参戦して

私がライブに行ったのは高校生の頃が最後だった。
ある女性アーティストのファンクラブにも入っていて、学校帰りに授業の荷物を持ったまま、急行列車で50分程の名古屋まで何度も通った。

ライブハウスの前の方でもみくちゃにされながら、一人でいつも楽しんでいた。

高卒で働き始めた私は、20代前半で結婚、出産をした。
ライブどころか、音楽に没頭することを忘れてしまっていた。
それが180度変わったのは、令和元年になってすぐのこと。

フレデリックの音楽に出会った。
人生で初めてバンド音楽にハマった。
他のバンド音楽も聴いてみたけれど、私の耳に馴染んだのが、フレデリックの奏でる音だった。
CDを全部手に入れて、ライブ映像も沢山観た。

FANを始めてから発売されるのが私にとって初めての新EP【VISION】は、予約がスタートしたその日に予約を入れた。

メジャーデビュー5周年ということで、フレデリックの音楽に出会った時には、1年を通してフレデリックはライブをしている真っ最中だった。

私は主婦だし、もう大きいけれども子どももいるので、夜に一人で出掛けることはない。
だから、ライブにも行かないものだと思っていた。

それなのに。
私は先日、一人でフレデリックに会いに行った。

たまたま、売り切れていたはずの一般販売中のチケットが買える状態になっていて、私の指は止まることなく購入ボタンまで進んでしまった。
私のフレデリックの始まりが【VISION】ならば、この先ずっとフレデリックを追いかけるために、私は[VISION編]に参戦しなければならない。そう思ってしまった。
私が購入したと同時に、そのチケット受付が終了した。一般販売のラストだったのかもしれない。私が購入する為に復活したチケットだったのだ。そんなことを思っている。それが10月頭のことだった。

EP発売の記念に動画サイトで行われた、チャットなんてものも初チャレンジしてみた。
40代でフレデリックのライブに一人で行く不安を吐露してしまったが、そのコメントを数名のFANの方々が拾ってくれた。
『何歳でも楽しめるから大丈夫!』
そんな嬉しいことを言ってくれた。
FANの方々も優しいフレデリック。

そして、行ってきました名古屋公演!!

まだまだライブの真っ只中なので、セトリは書きません。
健司くんのこだわりですから。
ゼロで来てほしい。
だから、私は書きません。
でも、私は残念ながらセトリを見てしまってから行きました。
だけど、ライブって……文字だけでは1割もわからないものなんですね。
いやぁ……始まった瞬間からそんな文字はブッ飛んだ。
どの曲がきてもワクワクしかない。

昔もこんな風に私は音楽を楽しんでいたんだろうな。
このライブハウスの匂い、ギュウギュウの空間、アーティストとの距離の近さ。
昔好きだった場所だった。
今回は1600番台だったので、後ろの方での参戦となったが、それでも素晴らしい景色が観られて幸せしかなかった。
40過ぎて、20年以上行っていなかったライブに一人で行っている。
しかも、ライブハウスで若い子にまみれている。
なんだこの不思議な状況(笑)

健司くんが『歌おうぜ、踊ろうぜ』と煽れば、それにみんなで一斉に応える。

隆児くんが台に乗って、ギターをかき鳴らす指に見とれた。
武くんの激しくもあり、優しくもあるドラムの音が体の中で鳴り響いているような感覚になった。
康司くんが笑顔で楽しそうにベースを弾き、健司くんとは全然違う声で歌うパートに酔いしれた。
健司くんの伸びやかで気持ちのいい声、そうかと思えばズンと低く心に刺さる声に、次は?次は?とおかわりを心で求めた。

私は、このライブに来て良かったよ……。
ライブで泣いたのは初めてだったよ……。

冒頭に書いたアーティストのライブの感想に〔最高でした!〕と昔書いた。
でもそのアーティストは後日『最高の物を作ったらダメだよね』って言ったことがある。
高校生の自分は悩んだ。
最高だったのに……最高の物を届けてくれたと思っていたのに……と。

だから、フレデリックのライブを〔最高!〕という言葉以外で表したほうがいいのかと、あの頃のことを思い出してしまった。

でも、最高だったんだ。
これは、頂点じゃなくて。
まだまだ更新されていく最高なんじゃないのか。
きっと、この先どんどんフレデリックの4人はFANのみんなの中の最高を更新していってくれるはず。

今回のライブでは、冬フェスの大トリが決まったことをライブ会場で発表してくれて、フェスに行く人も行かない人も、みんなで喜びあった。
そんな場面に居合わせることができて、私は本当に幸せだった。

フェスの大トリ……そこがゴールではない。

大きな会場でのライブ……そこもゴールではない。

やはり、いくらでも更新していくことができるのがフレデリックなんだと思う。

大きな場所から小さな場所に戻ってきても、最高を更新してくれるに違いない。

[VISION編]が終わり、冬フェスが終わると、来年2月には横浜アリーナ[終わらないMUSIC編]だ。

きっと、、、すごいんだろうな。

行きたいけど行けない人がきっと沢山居ると思うけど、色んな場所から、海外からだって、成功を祈っています。

最後にひとつだけ。

諦めてきたことを再び始める一歩はすごくパワーを使うことだし、犠牲にしなきゃならないことも多いかもしれないけれど、私は高校生の頃に止めてしまったことを、20年以上経ってから始めることができた。

音楽が私の人生を華やかにした。
フレデリズムが私の心を動かし始めた。

次にライブに行ける日が来るまで、日々頑張ります。

音楽サイコー!!

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