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バンドという生き甲斐

flumpoolの活動休止から2年経った今

2年前。今までの人生の中で1番つらかった日。
flumpoolの活動休止。
音楽番組でもライブでも結構不調なのかなと思ってはいたけど、そんな日だって誰にでもあると思い全然気に留めてなかった。
あんなに笑顔で歌って楽しそうに音楽を届けてくれてたから私が気づくはずもない。
そしてあの日の横浜のレポを見て危機感を感じたけど、まだ私の中に1ミリも活動休止という言葉は無かった。
ファンクラブに入ってない私は当然隆太くんがどんな言葉をその時ブログに綴っていたのかは知らなかった。

そして2年前の今日。
スマホを開くと”flumpool活動休止”の文字。
もう正直言って何が起きてるのか分からなかった。とにかく手は冷え、手汗で濡れてて、震えてた。とにかく情報を集めた。ファンクラブのブログもその時にやっと内容を知った。でも私にはその状況を理解できなかった。
その年は受験の年だったこともあって、flumpoolという大きな存在が居なくなるのが怖かった。どうやってこれから日々を過ごしたらいいのか分からなかった。
次の日の朝ごはんも喉を通らず、テレビでやってるニュースを見るたびに実感が増してきて手が震えてた。学校行ったら慰めてくれる友達も居たけど、勉強なんて手につかない。あの日から隆太くんは音楽の世界から姿を消してしまった。一切flumpool4人での活動が無くなってしまった。
でも4人が奏でる音楽を聴きたいって気持ちはあって、聴かないと落ち着かないから今までのライブやら企画やらをずっと見て寂しさを紛らわせてた。暇さえあればずっと見てた。

あれから2年の今日。
今日があの日から2年だなんて本当は完全に忘れていた。正直、poolerさん(flumpoolのファン)があれから2年と呟いているのすら、何が2年なのか分からなかった。辛かった過去を消し去るくらい今flumpoolの活動のおかげで充実しているのだ。

あれから2年いろんなことがあった。なんとか無事に高校に合格した。そして良い友達にも恵まれた。そして新たにflumpoolと同様に大切な存在となるバンドとの出会いもあった。少しでもバンドのことを知ろうと自分もバンド活動を始めた。

そして今年の1月13日、flumpoolは原点である大阪・天王寺で彼らには珍しい晴天の中、活動再開を発表した。それから怒涛の日々が始まった。ファンクラブツアーに全国ツアー、シングルリリース、と心配するほどの活動量だった。しかし難無くここまでしっかりやり遂げ、来年にはアルバムも発売する。
こうやって活動するのと同時に、活動休止中の空白の時間について顕になっていった。その一つは私が想像などしていなかった過酷な隆太くんの日々。
それを聴いて正直、心の支えがなくなると心配してた自己中な自分に対して苛立ちと未熟な自分を恥ずかしく思う気持ちが込み上げてきた。本当に申し訳ないと思う。もっとしっかり応援できていればよかった。

HELPという楽曲を活動再開後リリースし、隆太くんはたくさんの人に自分の後悔をしっかり伝えてくれている。その姿を見て安心した。もう隆太くんなら大丈夫だと。
それから2年ぶりのライブにも参戦し、活動休止が笑い話に出来てる4人を見て、私も活動休止前と変わらない明るさに戻っていた。そしてまたこうやって活動してくれることが当たり前になっていっていた。

少し話は変わるが私は2年前よりも使えるお金も少しは増え、好きなバンドも増えて、お小遣いのほとんどはグッズやチケット代に消えていっている。やはり高校生のお小遣いだけじゃ全てを買えるわけじゃない。だから私は周りがオシャレしてても欲しい服があっても買わない。だって好きなバンドにお金を使うことが私の幸せだから。唯一の楽しみだから。

最近、こんな話題でとあるバンドのファンのあいだで揉めてたことがあった。正直私はその話題には触れがたかった。私もいろんなバンドが平等に好きだし、しかしグッズを買ったりする方法での応援は限度がある。私も本当のファンでは無いのだろうかと思ってしまったからだ。しかし音楽を聴きたいって気持ちが変わらないなら誰もがそのアーティストのファンであると思う。そのアーティストの音楽が好きなことには変わりはないし、アーティストのやはり外見とか色んな面もあるけれど、彼らの活動の根源として音楽さえ聴いてその楽曲が良いと思えたらそれでもうファンと言ってもいいのではないだろうか。ファン歴がどうとかでアーティストはそんなの気にしないし、音楽を聴いてくれる人がいるだけで嬉しい気持ちになるのだろうと私もバンド活動を始めてそう思った。こんな揉め事で無駄にアーティストを傷つけたくないと思った。

隆太くんをはじめ、色んなアーティストが煌びやかなデビューであろうと、歴史的ヒットをおさめていようと、人知れない苦しみや悩みを持っている。それはここ最近、この2年間で感じたことだ。どんなに素敵な笑顔を見せていても、充実してるように見えても、表には隠してることがあるはず。だから私はバンドが自分に寄り添ってくれるのではなく、自分自身がしっかりとバンドに向き合って寄り添っていけるようにしたい。それがバンドが大好きな私に出来ることであると思うからだ。

バンドの音楽を聴くことが私の唯一の幸せだから少しでも長く、いや永遠に好きなバンドには続いて欲しい。大袈裟かもしれないがもう私は大好きなバンドがいない世界では生きていけないだろう。これからも傍でしっかりと支えて欲しい。私の人生にいて欲しい。だから日々生きる原動力をくれるアーティストに感謝しながら、そしてこの今の幸せは当たり前じゃないことをしっかり念頭においてこれからも微力ではあるが、全力で自分らしくバンドを応援していきたい。

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