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正直に生きること

Shout it Outと私の夏

 
忘れることのない美しき僕らの日々 
Shout it Outとしての最後の日

2018年、8月10日私はあの日を忘れることはない。

Shout it Outがバンドとしての活躍に終止符を打った日。そしてメンバーそれぞれの音楽人生の始まりの日。

会場は東京、渋谷のduo MUSIC EXCHANGE。ソールドアウトしているだけであって始まる前から会場周辺には沢山の人で溢れていた。
中に入るとステージには「嗚呼美しき僕らの日々」と掲げられていた。

開演時間が過ぎ、ライブはいつも通りに始まった。
「道を行け」から始まり、会場は一瞬で熱気に包まれた。

お客さんが波のように揺れていた。

そんな中、だいすきな音が耳に飛び込んできた。

私の大切な曲「あなたと、」だ。

歌詞の冒頭「私、あなたに救われてばかりだ」

という歌詞に涙が溢れてきた。
前が見えないほどに。

Shout it Outというバンドが私の背中を今まで押してくれていた。
今までじゃない、これからもだと。

辛いことがあっても彼らと朝を迎えたい。
新しい日を始めたい。

その後もライブはいつものように続いた。
ただ違ったのはフロアで涙を流す人が大勢いたこと。

後ろを振り返るとたくさんのバンドマンがShout it Outを見届けていたこと。

彼らの最終回には多くの愛が詰まっていた。

アンコールが終わり、彼らがステージに戻ってくることはなかった。

フロアからは「鳴り止まない」の大合唱。

「それでも僕らのロックンロールが 鳴り止むことはない 
それでも僕らのロックンロールが 鳴り止むことはないのさ」

ここにいる全ての人にとってどれだけこのバンドが特別なのか、痛いほど分かった。

最後までメンバーが出てくることはなかった。
最後くらい笑って出てきてよって私も思った。

しかしこれがShout it Outらしいなと。

伝えたいことは全て音に乗せて届けてくれたのだ。

成人式を終えても、お酒が飲めるようになっても、選挙権を与えられても私は大人になりきれていない。
世間一般的に言う「一人前」には程遠い。
素直になれず生きている自分がいる。
でも子供でいることをShout it Outだけは許してくれる気がしている。

彼らの音楽は自分に正直に生きている。

まっすぐに進んでいる。

8月10日はそんな彼らの出発点でもあるのだ。

若い今だからこそできること、思いっきりやってやろう。自分らしく。

「明日」は皆に平等に与えられるのだから自分の足で進んでいきたい。
 
 
 
 
 
 
 

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