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日の丸の下で音を鳴らしたyonige

「一本」を大切に

 
18歳だった私は無表情の中に何かを訴えているように音を鳴らす彼女たちから目が離せなかった。 

2019年、8月13日。
そんな彼女たちは日の丸の下で音を鳴らした。

大阪寝屋川出身、日本語ロックバンドyonigeだ。

日本武道館公演のタイトルは「一本」

ドラムの音が鳴り響き、yonige初の日本武道館は「リボルバー」から始まった。

「2月の水槽」では会場全体が水の中にいるような演出。泳いでるような感覚。
yonigeの創り出す世界に一気に引き込まれていった。

緊張感と繊細さと美しさと儚さ。

以前ごっきん(Bass/Chorus)は
「牛丸は歌詞を間違えずに歌える方が少ないんだよ。」
と言っていた。

いつもクールな牛丸ありさ(Vocal/Guitar)も間違えるのかとその時は驚いた。

しかしそれは常に緊張感と闘い、ライブ一本一本を本気でやっている証であることに今回の日本武道館公演で気づいた。

タイトル「一本」が彼女たちの音楽そのもの。

本編終盤の「春の嵐」では桜吹雪が舞い、会場全体を包み込んだ。

派手な演出はいらない。

桜の花びらだけがただ舞い落ちる。

その美しさはyonigeを表現しているようだった。

終演後、新曲「往生際」のMVが初披露された。

これが新しいyonigeの始まり。

自分たちの好きな音楽をするため新たにサポートメンバーを迎え入れた。

お互いを信じてライブを楽しんでいるのが目に見えて私は嬉しくなった。

私の知ってる無表情とは打って変わって心から音楽を、バンドを楽しんでいるように見えた。

自由に歌い、音を放つ。
飾らないありのままの彼女たちが創り上げるものがもっと見てみたい。

彼女たちが選んだ道でこれからもずっと音楽を生かし続けてほしいと思う。

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