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flumpoolの夜明け

flumpool復活一周年に寄せて

flumpoolが復活してから1年。
個人的にこの1年はflumpoolの「夜明け」だったと思っています。

夜明けの兆しは2019年1月13日13時。
flumpoolゆかりの地、大阪・天王寺。
復活したflumpoolの真ん中で歌う山村さんの力強い声を聴き、拳を勢いよく挙げたくなるほど嬉しかったのがまるで昨日のことのようです。

さて、私がこの1年をflumpoolの「夜明け」だと思う理由は二つあります。

理由その一。
《約1年の活動休止を経た、flumpool完全復活》

前述した大阪・天王寺のライブに始まり、ファンクラブツアー、アミューズフェス、全国ツアーにCDJに年末ライブ。ちょっと前まで活動休止してたなんて冗談でしょって笑い飛ばせるくらい走り続けてくれました。そして私は調子に乗ってたくさん参加しました。もちろん全部振り返って書きたいのですが、気持ちわるいくらいの思いが溢れて超大作になりそうなので最近の話を少し書くことにします。

・COUNTDOWN JAPAN 19/20 (12月29日 幕張メッセ)

CDJでのflumpoolはやっぱりかっこよくて、今までflumpoolに触れてきたけど今は他の音楽を聴いている人とか、ちょっとだけ聴いたことある人とか、あるいは全然聴いたことない人とか、どんな人がどれくらい来てたのかわかりませんがたくさんの人が足を止めていたみたいですね。
『花になれ』『君に届け』『星に願いを』といったヒット曲乱れ打ちを繰り出しながら、今のflumpoolの名刺のように『HELP』を演奏するセットリストには痺れました。
私は、ただのファンで彼らとは全くの他人ではありますが「どうだ!これがflumpoolだぜ!」と胸を張りたくなるくらい素敵なステージでした。

・FOR ROOTS~シロテン・フィールズ・ワンスモア~(12月30日 大阪城ホール)

flumpoolにとって、年末ライブというのは活動休止に伴って中止になったいくつかの公演のひとつです。
今回、彼らがどのような思いでライブに臨んだのか全てを知ることはできませんが、これまでの集大成のような、豪華すぎる(盆と正月とクリスマスとバレンタインとハロウィンが一緒に来たみたいな)セットリストでした。

また、『イイじゃない?』ー『Hydrangea』ー『星に願いを』の流れは、楽曲が持つ勢いや演出も含めてまるでゲームのフィーバータイムのように煌びやかで激しく、もしかして年越しちゃった!?と勘違いするほどでした。(ライブ開催は12月30日)
大阪城ホールでたった一公演だけだからこそできたセットリスト、演奏、演出かもしれませんが、もったいなさすぎます。それぐらい素晴らしくて。終わったあと、「楽しかったー!」って言っていたらいつのまにか1日経ち本当に年が明けていました。

…ほら、2公演だけでこんなに勢いがあって楽しい。すごくないですか。
これだけでもすごいのに、こんなにも楽しいライブを一年間やり続けてくれた。言うまでもなく山村さんの声は休止前より何倍もパワーアップしていました。完全復活という言葉が相応しく、活動休止という夜を忘れさせる素晴らしい夜明けでした。
 

そして、私がこの1年をflumpoolの「夜明け」だと思う理由その二。
《過去を克服し、未来を見つめながら今を生きる新しいflumpoolの誕生》

活動休止になるより少し前の話をします。
その時のflumpoolは、歩んできた過去を否定することで当時を肯定するようなことが時々ありました。それはまるで、彼らが未来を見ている振りをしながらも過去を血眼になって見つめているようでした。
そんな彼らを見ながら、彼らが必死で肯定した今も、いつかの未来で否定されるのだろうかと私は勝手に切なくなっていました。
大好きなflumpoolの音楽を、家族や、友人にわかってもらえないのは悲しいけれど仕方のない事です。けれど、flumpool自身に否定されてわかってもらえないことが何よりも何よりも辛くて悲しくてやり切れませんでした。flumpoolが心から愛せなかった言葉や歌を、私は心から愛し、支えられ救われていたからです。

しかし、復活イヤーの多くの時間を費やした「Command Shift Z」ツアーで私は彼らの新しい姿を見たような気がしました。
未来だけを真っ直ぐに見て進み続けている彼らです。
この新しい彼らの姿こそ、まさに、もうひとつの「夜明け」を象徴するものだったと思います。

山村さんが活動休止中のことを思って書いた『HELP』。この曲はツアーの中でも特に大きな意味を持った曲でした。演奏中に会場を照らした光が優しくて、日の出を見ている気分になりました。
同ライブではどんな曲も本当に楽しそうに演奏していて、なにより再び4人で音楽ができた喜びを全身から放ち続ける彼らを見て、flumpoolは過去の彼らをきっと克服したのだと感じました。

彼らが否定した過去でも、きっと誰かの未来を作っていたし、
彼らが心から好きになれなかった音楽は、きっと誰かの心を照らしていたと、私は信じています。

もしかしたらこの休止中、彼らもいつかの私や誰かのようにflumpoolの音楽に支えられ救われていたのかなと考えると涙が止まらなくて、やっとわかり合えたと、勝手にそう思いました。
世界で一番、わかってもらった人達にわかってもらえた気がして嬉しくて涙が止まらなかったです。

彼らが、彼らの音楽に救われることが出来て本当によかった。

彼らの夜明けを感じた二つ目の理由は主観的なものになってしまいましたが、書かずにはいられませんでした。それほどに衝撃的で、感動的で、嬉しかったからです。
 

…はい、つい語りすぎてしまいました。こんなことをしてる間にも彼らの夜は明けていきます。
色んな思いをした夜が明けて、眩しいくらいの日差しが新しい始まりを告げています。
 

朝日が眩しい。なんだかとっても、いい天気になる予感がします。

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