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SUPER BEAVERに一目惚れをした話

現場至上主義を貫く15年目のインディーズバンド

声を大にして言いたい。
「SUPER BEAVERというバンドのライブに行ってくれ。」
 

私がSUPER BEAVER(ビーバー)に出会ったのは、2018年のことだった。 
忘れもしない、2月12日のLIVE HOLIC extra。

その日の私の目的は、大好きなUNISON SQUARE GARDEN(ユニゾン)というバンドだった。
イベントには先輩バンドという括りで3組、後輩バンドという括りで3組の計6組が交互に出演。
私が見たかったユニゾンと同じく、ビーバーは先輩の括りで、2番目に登場した。

当時私はSUPER BEAVERのことを全く知らなかった。
曲はもちろん、バンド名すらも聞いたことがある程度。

リハーサルで登場したメンバーを見て、真っ先に思ったこと、”怖い”。
なんかメンバーがみんないかつい。チャラそう。特にボーカルは派手な髪だしサングラスをかけ、腕にはタトゥーが入っている。

しかし、リハーサルの<歓びの明日に>が始まったその瞬間から心を掴まれた。
なんて真っ直ぐな音楽なんだろう。
たった1曲で、こんな感情を抱いたのは初めてだった。
曲も、声も、演奏もすべてが初めてだったのに。

まさに、SUPER BEAVERのライブに”一目惚れをした”。
 

この日のセットリストは、以下の6曲だった。 

1、証明
2、美しい日
3、正攻法
4、秘密
5、青い春
6、人として

ファンになった今、思えばすべてがまさにビーバーの代表曲。
YoutubeでMVも見られるし、フェスやイベントの定番曲。
その曲たちにまんまとやられた。   

見た目から想像できないくらい(ごめんなさい…)真っ直ぐな歌詞と、演奏の熱量、めちゃくちゃにかっこよかった。

最初から最後まで、ステージから目が離せなくて、楽しくて仕方なかった。
もう一度言うが、この日の私はSUPER BEAVERの曲を1曲も知らなかった。 
全てが無知の状態でこんなに楽しめたライブは初めてで、以降も未だにこんな経験はない。

本当に圧巻だった。
 

私が見たかった大好きなユニゾンのライブも、言わずもがなかっこよくて楽しかった。
でも、何がその日一番心に残っているかと言われたらどう考えてもSUPER BEAVERだった。 

私はとんでもないバンドに出会ってしまった。
 

家に帰ってから、Youtubeで検索して何度も聞いた。 
そして翌週にはタワーレコードでアルバムを買っていた。
アルバム、27が特にお気に入りで毎日聞いた。

“ワンマンに行きたい”そう思って検索してみたら、直近のライブは武道館らしい。チケットは既にSOLD OUT。
でもどうしても行きたくて、探し続けていたら、なんと友人の友人が譲ってくれることになった。

4月30日。1人で武道館へ行った。
初めてのワンマンライブが記念すべきこのバンドの初武道館ライブとなった。今度はどの曲も知っていた。  

 ワンマンは初めてなのに、そもそもライブ自体2度目なのに、信じられないくらい泣いた。楽しかったのはもちろん、とてつもなくかっこよくて、すごく感動的だった。

その日に新しいツアーの情報が解禁された。
武道館から家に帰る電車に揺られながらファンクラブに入った。

衝撃的な出会いをしてから、ツアーも毎回近くの会場は必ず行くようになった。
ファンクラブライブに行ったり、テレビ番組の観覧に行ったり、フェスや対バンイベントでも見た。
すっかりSUPER BEAVERのファンになった。

SUPER BEAVERはとにかくライブがかっこいい。音源ももちろんかっこいいが、ライブでの彼らの熱は半端じゃない。そして見た人全てを魅力する。
 

2020年1月12日、国立代々木競技場第一体育館。
アリーナでワンマンライブをする、彼らを見た。会場は本当に超満員。

当日はドラムの藤原さんが見えない、機材席開放による注釈付き指定席も販売された。少しでも多くのお客さんに見に来てほしい、そんなメンバーとスタッフの思い。アリーナも私が見渡す範囲には空席が全くなかった。

「あなたがいてくれることが、俺らの生きる意味になってる。そんな大切なあなたの、そういう存在(生きる意味)に、俺らがなりたい。」(渋谷さんのMCより)

高校生で結成し、ここまでメンバーチェンジもなく15年続けてきた彼ら。
武道館を即日SOLD OUTさせ、地上波ゴールデンタイムのドラマ主題歌を担当、そして神戸・代々木にてアリーナ超満員のワンマンライブを成功させる。

そこまでの道のりは決して楽なものではなかった。
メジャーデビューをするも、”メジャー落ち”をしてインディーズになった。(この話はいろんなところで語られているのでここでは割愛する。)
でも、今はそれがむしろこのバンドの強みになっていると思う。

SUPER BEAVERの歌に救われてきた人は、たくさんいるだろう。
まっすぐな歌詞を、こんなにもまっすぐ人に伝えることができるのはこのバンドだからこそだと心の底から思う。
SUPER BEAVERだから、心に刺さって、救われて、感動する。ライブを見ればそれが簡単にわかるだろう。

1万2000人もの”あなた”と対峙をするSUPER BEAVERは、あまりにかっこよくてまぶしかった。
そして、それを受けた観客1人1人がそれに応えていた。
あれだけの人間が、ひとつの音楽に共鳴して、手をあげたり、叩いたり、歌ったり、踊ったりしているキラキラした空間はとにかく圧巻だった。
 

2020年4月1日をもって、SUPER BEAVERは15周年を迎える。
そして、過去最大動員数のアリーナを含む全国ワンマンツアーが発表された。

「アリーナも喜んでくれるならやる。ホールもやる。ライブハウスだってもちろんやる。そんなバンドになる。」(渋谷さんのMCより)

どんな場所でやっても、彼らは”目の前のあなた”に歌い続けるし、必ず伸ばされた手は掴んで絶対に離すことをしない。だから彼らについていく。

このバンドを好きになって後悔することは絶対にない、そう言い切れる。
 

私の好きなバンドが本当にかっこいいので、SUPER BEAVERのライブに行ってくれ。

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