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また会えるよね

グッドモーニングアメリカというバンド

 
10月15日

いつも通り仕事の昼休みにケータイを確認すると、大好きなグッドモーニングアメリカからの知らせが入っていた。
いつもなら知らせが来れば心躍るものだが、その日の知らせは心躍るどころか世界を真っ黒ににさせるくらいの威力を放って辛い現実を目の前に突きつけてきた。

『活動休止』

この4文字が頭の中をグルグル回って、何も考えられなくなった。今になって思うと、考えられなくなったんじゃなくて、何も考えたくなかったんだろう。

これからもずっとグドモと歩んでいくもんだと信じて疑わなかった。だから、大好きな人達が歩みを止める。その現実に心臓がバクバクしていたのは今も忘れない。
 
 
 

私がグッドモーニングアメリカと出会ったのは2014年、「イチ、ニッ、サンでジャンプ」という曲。
なんで聞こうと思ったのかも、どうやってこの曲にたどり着いたのかも覚えていない。覚えているのは、短パンにサングラスの変なテンションな人と何となく目つきの鋭くて怖い人達がいるという第一印象と、いいな。と思った感覚だけだ。
いいな。と思った私の感覚そのままに、イチ、ニッ、サンでジャンプを聴いて以降、色んな曲を聞き漁って、見事にグッドモーニングアメリカにハマっていった。
 

そして2015年2月14日。忘れもしない初めてのグドモのライブの日。
あのサングラスで変なテンションの人はやけに会場を盛り上げてくれる。そして目つきが怖いと思っていたドラムとギターは生で聴くと異常なほどかっこいい。そして、ボーカルの歌声が何でかとても響いてきた。
こんなにもカッコイイのか、この人たちは。あの時から私はグッドモーニングアメリカの虜になった。
 

それからというもの、私は何十回もグドモのライブを見に行った。ツアーがあるからと行ったことのない未開の土地に行き、グドモが出るからといって行ったことも無いフェスに足を運んだ。ぶっちゃけるとチケット代より高い交通費をかけて行くことは何度もあったし、無い時間を無理やり作ってライブへ強行突破することもあった。
それだけ特別だった。この人たちの音楽を生で体感できるなら、大好きな人達が目の前で音楽をしてくれるなら、何にも惜しくないと思った。なかなかに重い発言。でも本当に、私の中でグドモは、何にも代えがたい大切な存在になっていっていた。
 
 

そんなこんなで好きになって5年が過ぎた10月15日。グッドモーニングアメリカから活動休止が発表された。
「!!!!YEAH!!!!」というアルバムのツアーで地元に来てくれた時から、何となく違和感はあった。あれ?と思う発言もあった。また来れるかなんてわからない?あれ?なんだか最後って言うこと多くない?あれ?みたいな。そんな感じで違和感を感じていた。でも気にしないようにしていたし、杞憂であってほしいと願っていた。
そんな願い虚しく突きつけられた活動休止だった。
 

それと同時にシングルの発売も発表された。
「フルスロットル」と題されたその曲は、これから活動休止する人達が作ったとは思えないほど前向きな曲だった。私の大好きなグッドモーニングアメリカらしい曲だとも思った。そんなふうに思ったから、4人が歩みを止めること、新しい曲を待つことができないこと、ワクワクしながらCDショップにCDを買いに行けなくなること、ライブに行くことができなくなること、4人が揃う姿が見れなくなること、会えなくなることが悲しくて、ボロボロ泣いた。
 

あの日からあっという間に3ヶ月近くが過ぎた2020年1月17日に、活動休止前ラストツアー また会えるよね が始まった。
ツアーが始まる前、どうしてもネガティブな気持ちが溢れ出てしまっていた。会えなくなるならツアー始まって欲しくない。都合上この日が活休前最後のライブ参戦だったから、心境的にも楽しめるかわからない。絶対悲しくなってしまう。って思っていた。思っていたはずなのに、ライブが始まるとやっぱり楽しかった。
いつもと変わらない、大好きなグドモのライブの空間が確かにあった。
 
 
 
 

涙は活動休止を決めた日に置いてきた。とメンバーは言っていた。

こんなの憶測に過ぎないけど、この決断に至るまでに私たちには計り知れない程の葛藤や悩みや辛さや悲しさがあっただろう。そして、悩んで悩んで悩みきって出したものが活動休止だったんだろう。
悩んだ結果の活動休止なら、もうしょうがない。というか、しょうがないと思うしかない。どんな結果であれ、メンバーが幸せならそれでいい。
 
 
 

というのは建前で、やっぱり活動休止なんてしてほしくないし、受け入れたくない。戻ってくる気満々とは言っていたけど何年先かわからないし、というより本当に戻ってくるかもわからない、悲しいもんは悲しい!っていう本音を持ってた。
 
 

こんな本音をもってた私だったけど、この日のライブをみて、メンバーのMCを聞いて、グドモはきっとまた戻ってきてくれる。って思うことが出来て、戻ってきてくれるだろうっていう漠然とした希望は私を暗い気持ちから救ってくれた。
 
 
 
 
 

好きになってから通い続けてたグドモのライブがついに終わってしまった。悲しいし虚無感でいっぱいだ。でもそれ以上にグドモへの感謝の気持ちがある。
18歳で出会ったグドモは私の人生を確実に豊かにしてくれた。たくさん救ってくれて支えてくれて助けてくれた。グドモのいない人生を想像できない程、たくさんの思い出をくれた。グドモを好きになってからの時間は、一生忘れない私だけの宝物だ。そんな宝物をくれたグドモには何百回何千回ありがとうを言っても足りないくらい、感謝しているのだ。
 

私はまだ、この気持ちを過去のものにしたくない。
大好きだと思う気持ちは絶対にずっと持ち続けるから、作ってくれた最高な音楽を聞きながら待ってるから、いつか笑顔で再会して、グッドモーニングアメリカと歩んでいける未来が来ますようにと願いながら活動再開までの日々を過ごしていこうと思う。

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