3561 件掲載中 月間賞毎月10日発表
この数字はTwitterやFacebookでのリツイート・いいねなどの反応数を合算して算出しています。

back numberというバンド

NO MAGIC TOURを経験して

2019年6月1,2日に、僕はさいたまスーパーアリーナで行われるNO MAGIC TOURに参戦した。あの時、依与吏さんが言った言葉はこれからもずっと忘れることはないだろう。
 

その中でも一番は、もっと深くでつながりたい、そういう部分で一番のバンドになりたいと言っていたことだ。CDのランキングが上であることも確かに大切なことの一つではあるだろう。しかし、一回聴いてその後封印されるものでは意味がない、自分が一番しんどい時、そういう時に寄り添ってくれる音楽を作りたいと依与吏さんは言っていた。その時はこんなふうに思ってくれているんだ。これからもずっと付いていこう、と思ったを覚えている。
 

月日はたち、9月。
僕は、沖縄で行われるファイナル公演に向けて、せっかくの沖縄なので、観光も兼ねて、3日前から沖縄へ行っていた。しかし、ライブの日に台風の予報。9月19日。シーサーの絵付けを楽しんでいたころだ。one roomのアプリの通知が鳴った。中止の可能性があるとのことだった。気が気ではなくなったが、次の日、また案内があるとのことだったので、待つことしかできなかった。

次の日の予定時刻。もう少し審議するとのことで、少し遅れることになった。そして、沖縄の某有名ハンバーガー店でハンバーガーを食べていた時だ。

9月21日の公演は中止となった。

その時点で、今日の公演がファイナルになることになる。
僕は、チケットは持っていなかったが、会場に足を運んだ。そうすると、同じ思いのファンの方がたくさんいて、入り口は200人くらいのファンで囲まれていた。

その中には、泣いている人もいた。

それでも、天候には勝てない。今日の公演を見届けてから帰ろうと思った。そうこうしていると、入り口のドアが全開になった。誰の判断かはわからない。でも、本人やスタッフの判断だろう。外で待っている人たちに、聴こえるようにしてくれたのだ。
もちろん中は見ることはできない。しかし、思いは伝わる。だんだん会場の外も一体化していった。高嶺の花子さんの

「君を惚れさせる黒魔術は知らないし」

の部分では、いつも通り、あのリズムで手をたたきながら、みんなジャンプしていた。また、スーパースターになったらのいつもの部分も、みんな歌っていた。その姿を見ていると、一番深いところでつながるバンドって、こういうことじゃないのかなと、僕は思った。中止になったことは仕方ない。もちろん悲しかったが、実際次の日ホテルから出ることはできなかった。あの大きさに慣れていない本州民だと、確実にけが人が出ていただろう。だから、悔しいし、聴きたかったけど、間違いなく正しい判断である。

でも、僕がこう言えるのは、間違いなく埼玉に参戦していて、依与吏さんの言葉を聴いていたからだ。この日までずっと待っていた方もいたはずだ。だから、あの日依与吏さんがいった、沖縄で、あの地で、もう一度だけNO MAGIC TOURの魂を受け継いだ公演が行われることを楽しみに待っている。もちろんその時は、もう一度沖縄へ足を運ぼうと思う。

  • 投稿作品の情報を、当該著作者の同意なくして転載する行為は著作権侵害にあたります。著作権侵害は犯罪です。
  • 利用規約を必ずご確認ください。
  • ハートの数字はTwitterやFacebookでのリツイート・いいねなどの反応数を合算して算出しています。
音楽について書きたい、読みたい