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頑張れない私から頑張っているキミ(岡村靖幸)へ。

許したいけど許せない・・・こじらせ期に迫る雪解け。

年齢的に頑張れなくなってきた。
一日張り切って仕事すると、翌朝には「今日は予定を全部投げ出したい!」と思ってる。
今日もそんな“完全後ろ向き“の朝から始まった。出かける前にすべき家事をして、
少しネットを徘徊したら疲れて寝てしまった。ちょっと30分・・・のはずが1時間半も。最近こんな感じで、家に居る日は午前中ひたすら寝てしまう。

体は生まれつき弱いがメンタルは強い。どんな苦境もこの鋼の心で乗り越えてきた。
持病で長年お世話になってた主治医にも「タフだ」と何度も言われてきたので、きっと
私はそんじょそこらの人よりも精神的に強いんだ。医者が言うんだから間違いない。

けれど、やっぱり「寄る年波には勝てぬ」ってヤツなのか、最近どうも調子が出ない。
ゆらぎやすいお年頃の誰もが通る道。それが私にも訪れたんだと頭じゃ解ってる。
でもこうも体がいうことを聞かないと、正直悲しくなる。
だから、気分が下降気味の日こそ、できるだけ楽しいことを考えようと思ってる。
私の場合、一番気分転換になるのは好きな音楽を気の済むまで聴く! これに限る。
 

この前、新聞広告で岡村ちゃんの情報を見た。
彼の動向は時々、SNSをチェックして一応掴んではいる。でも『あの件』が起きる前の熱狂的な私ではない。ただ、こうしてそっと遠巻きに『身内が子を心配する』ような気持ちで彼の活躍を見守っているとでも言えば良いのか。

今春にニューアルバム『操』がリリースされ、全国ツアーも行うらしい。
オリジナルアルバムとしては前作『幸福』から4年ぶり。
久々の新作ということで、どんな内容になっているのか、タイトルの意味と共に興味がわく。ライブも行ってみたいと思った。私が前に彼を観たのは『フレッシュボーイツアー』だから、2003年の秋のこと。
“あれから“16年以上が経つのか・・・。私も老いるはずだ(苦笑)。
 

岡村靖幸にハマったのは、彼がまだ“作家”としてアーティストに楽曲提供をしていた頃。
渡辺美里のデビューアルバムを聴いて、「これ好き!」と思った楽曲が全部岡村靖幸によるものだった。クレジットで名前を覚え、彼がソロデビューしたら、「好き!」が止まらなくなった。彼の何から何まで、全部を受け止めお金も時間も費やし、愛し続けてきた。
私が「将来は音楽やアーティストを支える仕事をしたい」と思ったきっかけの一つは、岡村靖幸だった。彼が私の夢を叶える原動力でもあったのは、間違いない。

彼と同じ空気を吸えるような所まで辿り着けたけど、彼本人に関わることはできなかった。
私にとって彼はライブや作品の中の人。当時の音楽に携わる私でさえ「近くて遠い存在」で雲の上の人だったのはずっと変わらない。
それだけ私には『神様』みたいな大きな存在だった。

それが『あの件』ですべて打ち砕かれてしまった。

長年彼を “純粋に愛しすぎた”せいで、彼の“罪”を受け容れることができず苦しかった。彼の“裏切り”を許せなくて、初めて彼を憎んだ。愛してるからこそ、酷く憎んだ。その後の“拒否反応”は、自分でも驚くくらい激しかった。
同じファンでも寛大に『帰り』を待ち続けた人もいただろう。でも私にはできなかった。『復帰』の記事を見た時も、疑いや心配が大きくて素直に喜べなかったくらいに。

2010年に活動再開してから早10年。
多くのファンやミュージシャンやスタッフの尽力により、岡村靖幸は『唯一無二』の
ミュージシャンとして見事な『復活』を遂げたと、そろそろ言っても良い頃だろう。
遠巻きに見守ってきた私の頑なに閉ざした心も少しずつだが、緩み始めている。
今日何年かぶりにアルバム『Me-imi』を引っ張り出して聴いている。
彼が岡村靖幸の音楽を愛する者を『裏切ってる最中』に発表された作品だ。

ミュージシャンに何か問題が起きるとファンからは『音楽に罪はない』という声が上がる。
それでも私は、あの当時の私は許せなかった。自分の信じてきた『魂揺さぶられる音楽』が世の中的に許されないモノの影響を受けて作られたことが情けなくて悲しくて・・・。
だからなのかこのアルバム以降の作品は、手にしながらもあまり『記憶』がない。
『彼の身に起きた事件』を許せず、作品を我が身に取り込むことに抵抗があったのかもと思う。

時間をおいて今、改めて聞き込んでみると・・・・・・

この何年も怒りが収まらなかった岡村靖幸の音楽に、励まされてる自分がいる。
このアルバムがいつ作られたのかなんて、構わない。
私は今、彼の唄う歌に力を与えて貰っている。さっきまで体は重く何もやる気がなかったうつろな目に、ダラケた肉体に、どんどん血の気が戻ってきた。
それが今日の紛れもない事実。
 
 

『べらぼうに冗談ばっかの日々が失ってわかったどうかしてたんだ』
                       (『Me-imi/未完成』)

『ドッチボールの様に 君と私生活ぶつけあっても
真っ白な教科書に 年号刻み付け合おう
そう 正しく何か 育み愛したい』
              (『Me-imi/ファミリーチャイム』)
 

この気持ち。この繊細でピュアな気持ちは、岡村ちゃんの“ホント”だと思う。
こんな素直な想い、本気でないと正直に書けない。
だから久しぶりに聴いて泣けてきた。
この想いは、本来の『彼自身』から生み出されたと信じられるから。
この先もこの想いを忘れずに、もう二度と『愛する人』を悲しませないで、岡村靖幸を突き進んでほしい。私もやっと前向きに応援できるとこまで回復できた。
だから今はただ、新しいアルバム、春の来るのが待ち遠しい。

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