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2017年7月26日

えりちー (16歳)
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back numberからもらったもの

back numberとの出会い、そして今

今から3年前、私が中学1年生の時、私はある動画投稿アプリで1つの動画を見つけた。
それは、back numberの『ヒロイン』の歌詞動画だった。
雪がキラキラ綺麗に光りながら降ってくるのを連想させるようなメロディー。それとは裏腹に、冬の虚しさや静けさを感じさせるメロディー。また、情景が自然と浮かんでくる歌詞にも魅力を感じた。気付けばネットで歌詞を調べていた。これがback numberとの出会いだ。

そこから、父に頼み込んでback numberのそれまでのアルバム収録曲を全て携帯に取り込んでもらった。好きになってから約1年後、クリスマスプレゼントに父がサプライズで最新アルバム『シャンデリア』を買ってきてくれた時は、涙が出るほど嬉しかった。

そして、年が明けた2016年の3月、私は一気にback numberを身近に感じた。それは失恋だった。1年間思い続けてきた男の子が私の友達に告白したのだ。運が悪かったのか、私はその告白現場を偶然見てしまって、その光景は今でもよく覚えている。その男の子はふられて、とても悲しそうな顔をしていた。私はその男の子の笑顔が大好きだったから、あんな顔を見ると悔しくなった。しかし、正直なことを言うと、少し安心した。好きな人の幸せを願えない自分が大嫌いになった。

家に帰って涙を流しながらソファーに倒れ込んだ。大好きな音楽を聴いてもう忘れようと思い、back numberのプレイリストをシャッフルでかけた。
1曲目『幸せ』。なんで今この曲なの?なんのいたずら?と思った。この曲の歌詞は当時の私には辛すぎた。
『最初から あなたの幸せしか願っていないから』『こんなに好きになる前に どこかで手は打てなかったのかな』
クッションが濡れるほど泣いた。聴けば聴くほど悲しくなるのになぜかこの歌をリピート再生していた。諦めることなんて結局無理なんだって気付かされた。

つい1ヶ月前、その2人は付き合い始めたらしい。それまで、私は一途に男の子を思い続けていた。でも、あの時みたいに泣いたりはしない。新しい明日へ歩き出したんだ。新しく好きな人もできた。私は強くなったんだ、ってあの人に伝えたい。そして今なら言える。『誰よりも幸せにしてあげて』と。

また、私を支えてくれたのは恋愛の歌だけではない。例えば『ネタンデルタール人』だ。思わず題名に突っ込みたくなる。その名の通り、この歌は妬んでいるのだ。
曲の前半はへたすら妬んでいる歌詞なのに、後半からは冷静に自分を見つめ直している。
『僕は僕の歌しか歌えないよ だから僕を磨いていくしかないだろう やる事全部全部やって してないって顔してやろう』
他人を妬むのではなく、自分を変えていくんだ。そう思うと、どんなに辛い事でも乗り越えられる。

また、『平日のブルース』もよく聴く。
『走って歩いてさぼってまた歩こう』
この歌詞に何回救われただろうか。また走るのではなく歩くのだ。焦らなくたって、1cmずつだって、前に進めればいい。思いとどまる事も進むことのうちなのだと気付かせてくれた。

back numberの歌詞は等身大だ。誰にだってある「かっこよくありたい」という気持ちを直接言うわけではなく、斜め45度から切り込んでくる。心の内を見透かされたような気がしてくすぐったくなる。私にとって歌詞に共感するとはこういうことだ。

これまで、歌について述べてきたが、back numberの良さはそれだけではないことを伝えたい。今は終わってしまったが『back numberのオールナイトニッポン』は私にとって1週間の励みになっていた。
深夜だというのにイヤホンから聞こえる3人の声は元気で、思わずベッドの上で1人笑ってしまう。放送が終わると、次の回のメールテーマに合わせてメールを送った。
そんな生活はある意味青春だった。

また今年の4月、私は初めてback numberのライブに行った。会場に着くとback numberの曲がかかっていて、多くの人が口ずさんでいた。ここにいる人たちはみんなback numberに会いにきているんだと思うとなぜだか嬉しくなった。
青い光がステージを照らし、幻想的な空気が漂う中ライブは始まった。一曲目の一番最初の一言で一気に鳥肌がたった。時間が経つのも忘れてback numberの作り出す世界にどっぷりはまった。手を叩いて、跳ねて、手を振って、歌った。MCではひたすら笑って、ずっとこの時間が続けばいいのにと思っていた。それでも終わりはやって来た。ライブ後の興奮と幸福感に包まれた会場のステージを降りていく彼らの背中はとても大きかった。私はこの日のことを思い出さない日はない。今も大切な思い出として私に元気と希望を与えてくれている。

彼らは私達ファンに「救われたよ」と言う。
それはこっちのセリフじゃないだろうか。
私の毎日にはback numberがいる。隣にいてくれる。心の底からback numberに出会えて良かったと思う。

私の中の「スーパースター」はいつまでたってもback numberだ。

back numberがみんなの「スーパースター」になりますように。

そして、back numberが今よりもパワーアップした「スーパースター」になって迎えに来てくれますように。

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