401 件掲載中 月間賞発表 毎月10日

2017年7月27日

moo (24歳)

フレデリックと私のRE.RE.RE.リリリピート

全部リセットすることなく背負って音楽し続けてくれる限り

2017年7月25日私は梅田クラブクアトロにてMASH A&Rのライブに行ってきた。素敵な時間だった。天神祭でなく、友達とのご飯でなく、この時間を選んでよかった。心からそう思った。
 

目的は大好きなフレデリックのライブを観るためだ。
 

今年の1月のツアーに行って以来、早くフレデリックのライブに行きたくて仕方なかった。フレデリックのライブに行くと私は《生き返った》という気持ちになるからだ。
 

どんなに暑くて熱くて汗でベトベトになっても涙が出てくるくらい心を動かされてもドキドキするような言葉を言われても《生きてる》ではなく《生き返った》と思うのだ。そんなことを思えるバンドは私の中でフレデリックしかいない。
 

私がフレデリックを聴くようになったきっかけは2年前の冬、付き合いで行った飲み会で知り合った人がどハマりしていたオドループからはじまる。
 

「バンドが好きなん?やっぱりフレデリックのオドループやでな!」と言われ「何度か!聴いたことあります!」と答えた。小さい会話だったがこれが大きなきっかけになった。ほんとに聴いたことがあるのは”何度か”だった。家に帰って改めて聞き返すと中毒性のある音楽とボーカルの独特な歌と表情に怖いくらいのインパクトを感じた。嫌になるのではなく、もう一回聴きたい、もう一回観たいと、私の中でもループしはじめたのだ。
 

オドループだけでは足りなくなり、オワラセナイト、トウメイニンゲンと聴き漁った。【大事なことは本人に言えよ トウメイニンゲンより】そんなことを歌っているフレデリックが私の中では相当のロックだった。そう!そんなことが言いたい!そんなことを真っ直ぐ言ってもらいたい!と思っていたのだ。
 

その当時からフェスやライブが日頃のリフレッシュ、趣味となっていた私は1度ライブが観たい!と思ったにもかかわらず年末のフェスで見逃してしまう。それがなんとも悔しくなって去年の6月、オンリーワンダーランドのチケットを取ってライブに行った。
 

ちょうどその時、悩みがいくつかあり、仕事を辞めようか続けようかと思っていた時期だった。毎日、感じなくてもいいようなところにさえストレスを感じていた。そんな気持ちでライブに行って、終わった瞬間《生き返った》と思ったのだ。
 

私には健司さんのツイートでお気に入りの大好きな文章がある。【歌で理屈をひっくり返す 歌でライブハウスをひっくり返す 歌で武道館をひっくり返す 俺はお前と歌いたい 三原健司さんのツイッターより】やりたいこと貫いてそれを主役にしてしまおう。全部ひっくり返してやろう。親や周りの人への感謝の気持ちを伝えたい。恩返ししたい。そんな彼らの姿から私は学んだし、とにかく前を向かせてもらい、励まされた。それから言いたいことは言って信念持って行動して、違うと思うならひっくり返してやろう。そう思えるようになった。
 

目標を持ってやっていこう!前に進もう!やりたいこと貫いてやっていこう!大丈夫、音楽で君を応援してあげるから!という力強くて熱くて全力な彼らの前向きな姿勢が私の気持ちや心の持ち方を変えた。
 

それから9月のOTODAMAでフレデリックを観た。雨の中、日が沈んだ夕方、ギラギラした目で歌って奏でるオンリーワンダーは忘れられない。そんな野外で観るフレデリックに心が惹きつけられ、目に焼きついた。そして今年の1月、フレデリズムツアーで見た時にはいくつもの壁を乗り越え強くなり、さらに大きく逞しさを感じた。それから抱きつきたくなるテディベアのような温かさと包容力がたまらない。もちろん曲も進化していた。
 

それになにより大阪に住んでいてFM802を聴いている私にとってはオンリーワンダーの存在は大きい。【不安だ 変だ 思ったって 辛くったって 誰にもなれない自分がいるんだ だからあなたはあなた 私は私 君は君なんだ 扉を開くのは君じゃないのか オンリーワンダーより】あなた、私、君とメッセージをたくさんの誰かに、君じゃないのか?ってちゃんと叱ってくれる頼りになるお兄さん的存在感も最高だ。フレデリックがラジオの電波に乗って大勢の人と共有できる嬉しさと、この曲を通してよりオンリーワンになっていく過程を見た気がする。
 

もちろんこの時のライブでもパワーを貰った。新曲も新しいアルバムも大好きな音楽ばかりだからだ。フレデリックへの大好きは増えるばかりで、いつものように《生き返った》とも思えた。そのうえその日は、CDを買って引き当てたくじでフレデリックに会うことが出来たのだ。写真を撮るときにクスッと笑わせてくれ「なんの曲が好き?」「遊び切った?」とお話ししてくれた。ステージ上と私の想像と変わらない存在が嬉しくてもっともっと好きになった。
 

私はフレデリックが大好きなのだ。癖になる音楽も健司さんの歌声と言葉、身振り、康司さんの音楽、歌詞、デザインしたグッズ、隆児さんの明るさ、双子を見守り続ける優しい笑顔、武さんのドラムへの愛と真面目さ……考え出したらきりがないくらい大好きなところばかり。【死んだサカナのような眼をしたサカナのような生き方はしない くだらない生き方はしない SPAM生活より】と歌えるような奏でられるようなしっかりと地に足がついて真っ直ぐで強くて美しい人柄も音楽も大好きだ。
 

「音楽で勝負しにきました」と後輩3バンドの後に出てきて言い放った言葉の意味を考えさせられる最高の2曲でライブがはじまった。今までも、今も、これからも、全身全霊で音楽している彼らが、勝負している彼らが、涙が出るかと思うくらいかっこよくて、音楽を大事にしている彼らが愛おしくて、ゾクゾクして、キラキラしていて眩しかった。オーディションに出て特別賞を取った時、それより前に音楽をはじめて夢を持った頃から今まで、きっと変わってない、くだらない生き方を嫌うキラキラした目と、真っ直ぐな姿勢からとんでもなく熱い気持ちがひしひしと伝わってきた。MASH A&Rを背負った彼らの背中はやっぱり広くて大きかった。最高の締めくくりをしてくれた。夢を掴み取るってそんな簡単なことじゃない。やりたいことをやりきるって普通にしてて出来ることじゃない。それを実行しようとしていくフレデリックと支えるMASH A&Rに会場にいた全員が大きな拍手を送った。フレデリックを特別賞に選んだMASH A&Rへの感謝の気持ちも込めて。
 

健司さんのMCでは「自分の人生が変わる音楽に出会いたいと思ってきた。そういう存在になりたい。」と言っていた。私自身の人生の中にもフレデリックは特別で欠かせないものになっている。うれしいこともかなしいことも、楽しい時間も、好きな気持ちも、私の人生さえも、全部背負ってくれるのだ。【全部リセットするわけないわ 全部背負ったまま リリリピートより】こんなことが言えるフレデリックだからこそ私は救われるのだ。そして《生き返った》気持ちに毎回させてくれる。
 

また健司さんも康司さんも「音楽は人と人」だと言っている。私もその人の1人でありたい。
 

これからもフレデリックと私はRe.Re.Re.とリリリピートしていく。【リピートして リピートして リピートして 今までの関係も 全部リセットするわけないわ 全部背負ったまま リリリピートより】と奏で歌ってくれる限り。

  • 投稿作品の情報を、当該著作者の同意なくして転載する行為は著作権侵害にあたります。著作権侵害は犯罪です。
  • 利用規約を必ずご確認ください。
音楽について書きたい、読みたい