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何度だって這い上がればいい!!

ROTTENGRAFFTY 〜5人が放つ光に救われて〜

 ここ数年間、家族の事で悩んでいた。大好きだった音楽やライブからも少し足が遠のいていた。日常をこなしていくのに精一杯だった。

 これから幸せや希望に向かって動き出す周りを見たら、悩みや感情を打ち明けられず、誰だって抱えてる不安やストレス…みんなそれを乗り越え、消化して生きている。それなのに…乗り越える事も出来ない自分が情けなくて嫌になっていた。もう苦しくなっていた。

 そんな中、2019年20周年を迎えたROTTENGRAFFTYが各地を周るツアーが始まっていた。「ロットン、20年も経つんだ…メンバーも変わらずに20年かあ、、綺麗な事だけじゃなかったはずだし、耐えなきゃならない事もあっただろし、、続けるって凄い事だよなあ、、」そんな思いで、久しぶりにライブが見てみたくなり慌ててチケットを探した。

 ライブ当日。その日はとてもライブで騒ごうなんて気持ちになれず完全に心が曇ったままだった。けれど、行ったら何か変わる気がして…今日行かないと絶対後悔する。そんな衝動にかられて会場に向かった。「よくライブハウスまで来れたなぁ」自分でもそう思う程に心ここに在らずだった。始まるまでは、、、

 ロットンを迎え入れるSEが響く。フロアはすでに臨戦態勢。5人が音を放つと一瞬にして空気が変わる。そこに広がる異世界。そして、あのサイレンが鳴る。会場に走る緊張感。ステージからもフロアからも「やるぞ!!やってやるぞ!!」そんな空気がビシビシと伝わってくる。

「仕事とか学校とか家族とか人間関係とかみんな色々あるんだろ!?全部ここで出せ!俺らが受け止めるから全部だせ!」

そう強く言い放ち、始まった『零戦SOUNDSYSTEM』もう、今まで何んで悩んでいたのか、何をそんなに苦しんでいたのか…そんな事全部忘れるくらい、持っているチカラ全て、何も残さず全力でぶつかり合った。ライブが終わった後、これまで陰って曇った気持ちが嘘みたいに一変していた。「凄いものを見てしまった。。」興奮とワクワク感で一杯だった。

 10月6日。逆ロットンの日から20thツアーの後半戦がスタートした。
…そのステージに立っていたのはスーツ姿の5人。

 初めてライブハウスでロットンに出会った頃、彼らはスーツを着ていた。

 あれから新しいスタートをきり、ロットンの転機になったとも言える『THIS WORLD』そのMVの中で、彼らは最後に、着ていたスーツを燃やしてしまう。。これまで幾度となく、向かい来る壁をぶち壊し、這い上がってきた5人。ツアー後半戦、大箱で行われた凄まじい対バンライブ、全公演スーツを纏い駆け抜けた。彼らが向かうこの先への覚悟、責任、希望、感謝…5人が飛ばし狂う音から、その気迫が強く強く伝わってきた。

 ツアー後半から披露されるようになった新曲『ハレルヤ』KAZUOMIさんが鳴らす、、雷にでも撃たれ、頭の天辺に突き刺さり、身体の中心に電流がながれていくようなギターイントロ…NOBUYAさんが壮絶絶叫シャウトする…大好きなロットンの重低音が響く。地の底から、闇から這い上がってくかのように、、身体の底まで響いて揺らす…そして清清とした声でナオキさんが唄い繋ぐ…
 

“旅立ちの日 ハレルヤ”
 

それまで抱えていた不安から解き放たれて感じる爽快さ、開放感がたまらなく好きだ。

大好きな歌詞がある。
 

“逆走のスタイルでもいいや
 これだけだと進んだ道”       『ハレルヤ』
 

戻りたくても戻れないし、振り返ってもしょうがない過去もある。でもそれがあるから今があるんだ、、そう言い聞かせて何とかやってきて。そんな中でも、今からやれる最善を探して、探して…。そうやって進む先に何があるのか?何も無いのか?いつまで頑張ればいいのか?この選択は良いのか悪いのか…。気持ちは強くいたいけれど、本当は不安で押し潰されてた。弱かった。そんな時に出会い、聴く事ができた『ハレルヤ』。それでもいいんだと、、少し未来が見えた気がして、、心強くて、、嬉しかった。

「ハレルヤ!!俺らの人生も、、お前らの人生も、
、必ず、、必ず、晴れる!!覚えとけ!!」

そう力強く言い切る言葉が忘れられない。

 もしも、、もしもこの先、ROTTENGRAFFTYがしんどい時…その時は、自分が力を貰い、救われ、戻って来る事ができたように、小さい光なんだとしても、ロットンを照らせるくらい、晴れて、輝いていられるように前に進んで行こう。そう思えることができた。
 

“自分次第 おまえ次第 DO or die”   『THIS WORLD』
 

ここで終わりじゃないし、ここからまた始めればいい。そう、、やるかやらないか。少しの勇気で未来はどうとでも変える事ができる。例えその先が、想像しているような結果じゃないとしても、必ず力になり、得るものがあるはずだから。

 曲を聴いて浸り、考え込んだり、肩を並べ「一緒に行こう!頑張ろう!」そう言うカタチの励ましではない。けれど、ステージからもフロアからも、持っている力、1%も残さず出し切りぶつかり合う。そうやって出し切った後には、何十倍、何百倍ものチカラをまたロットンから貰い、明日へと繋ぐ活力になる。その日に感じた「最高!!」をライブのたびに塗り替え、更新し、想像の遥か上を行くエグいライブを繰り広げていく。。こんなにも互いが全力でぶつかり合えるライブは唯一無二、、ROTTENGRAFFTY、あの5人でなければ成し得ない。

「俺たちがロットン始めた1999年生まれの奴も、40代、50代の人らもおるやろう。今こうしてココに居て、ロットンの音楽が響いて、選んでくれて、出会ってくれてありがとう!」

ライブ中そう言い放った熱い想い、、その言葉そのままに、ロットンに返したい。今の、20年目のROTTENGRAFFTYに出会えて良かった!!

 確かにライブでは、周りを見ると自分の歳の半分位であろうファンも沢山いる。が、、音が鳴れば、ライブが始まればそんな事は関係ない。その場所にいる誰一人として置いていかないし、こっちだって食らいついていく!今のこの熱量でいつまでぶつかり合えるのか、、正直わからない。だからこそ、「今日が命日でもいい!」二度とないこの瞬間、そんな覚悟でこれからもロットンのライブに挑んでいく。ロットンがいるライブハウスでしか起こせない、見ることができないモノがそこにあるから。

 このツアーを通して、20周年という特別な時間をライブで共有でき、世界遺産”東寺”金堂を背にして行われたツアーファイナル。あれは夢なのか…現実なのか…本当に奇跡のような、一生忘れる事のない景色を共に見る事もできた。

 「信じられないくらい辛い別れもあって。。でも、止まって悲しむ事じゃ供養にもならない。前しか見てない!先に進むだけ!」

 そう言い、凄まじい気迫で前進する、今のロットンが全て詰め込まれた”ハレルヤ”のリリースツアーが始まった。

 私が知っているROTTENGRAFFTY、、それは表に見えているほんの一部分でしかない。それでも、今のROTTENGRAFFTYは本当に強い。これからも向かい来る、想像も出来ないような嬉しい事も、またそうではない事も。。全てを糧にして、今を塗り替え、更に最強のライブバンドになって行くのだろう。

 これから5人がやろうとしている未来、創り出す音楽、進んで行く先が楽しみでしょうがない。この”ハレルヤツアー”で見られるその姿を、しっかりこの目に焼き付けて、全身全霊を懸けてロットンが放ってくる音楽を、こちらも全身全霊、音を届けに来てくれる事に感謝して、、撃ち返して行こうと思う。
 

“いつも悩んでばかりいて
 いつもつまんない顔ばかりして
 大人に成りきれないなら
 いつでもここに来て叫べばいい”

“願ったり叶ったり
 上がったり下がったり
 打ちのめされそうな時でも
 泣きっ面でも笑える強さ手に入れろ”   『NO THINK』
 

 この先もまた、しんんどい事とも沢山向かい合っていかなきゃならないんだろう。でも、大好きな音楽がある。ライブハウスがある。そこに行けば大好きなロットンがいる。安心して全部を曝け出し、信頼できる、、5人が居るあの場所。大切な特別な空間。
それがあるんだから、、

きっと大丈夫!
絶対 大丈夫!

今は、そう強く思える事ができる。

 ロットンが進んでいく姿を指針に、振り切られぬよう、見失わないよう、前を向いて進んで行こう。

ありがとう!ROTTENGRAFFTY!!!!!

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