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「生きたい」と教えてくれた

BUMP OF CHICKENの音楽と出会った頃の私へ

中学生時代までの私は、ふと「死にたい」と思う時があった。
 

両親からは愛されていたし、友達とも上手くいっていたし、部活でも先輩後輩と仲良くできていた。

しかし、何故か命を絶ちたいとふと思う時があった。

今思えば、両親は不仲、クラスではカースト下位にならないように振る舞い、部活ではハブられないように目立たないように行動する、等のどこの誰にでもあるような柵に窮屈さを感じていたんだと思う。そしてそれが一生続くような気がしていた。
 
 

でも、そんな私にある時人生をガラリと変えてしまう出来事があった。
 

それがBUMP OF CHICKENの音楽との出会いだった。

一番最初の出会いは「才悩人応援歌」だった。
 
 

「死にたくなるよ 生きていたいよ」
 
 

この歌を聞いた時、何故だか「あ、私は生きていたいんだ」と思えた。

歌詞のひとつひとつが、私の為に歌われているみたいだと感じた。
陳腐な言葉であるが、本当にそう感じた。
 

そこからBUMP OF CHICKENの音楽の虜になってしまった。
 

そこから月日は経ち、高校受験が始まった。

同じ中学校の同級生が多くいる所は行きたくなかった。

それは自分の人生このままの窮屈なままでは嫌だと思ったからだ。
それはBUMP OF CHICKENの音楽に勇気を貰って、そう思えた。

そこで、私の学力では難しいと言われていた高校へ受験しようと決意した。
親からも先生からも勿論とめられた。
でも私の決意は揺らがなかった。

今まで、周りの意見に流されるまま生きてきた私の、初めての決断だった。
 

それからの受験勉強は塾にも通っていなかったので必死だった。
周りからは無謀と半笑いで言われていたが、私は根拠の無い自信があった。
BUMP OF CHICKENの音楽が傍にいてくれたからだ。

「グングニル」を聴きながら
心の中で笑ってる奴ら、今に見とけよ と思っていた。
 
 
 
 

そして無事第一志望校に入学。
 

しかし入学してから数日がまた孤独だった。

同じクラスに友達はいない。
周りは少しずつグループが出来てきている。焦りしかなかった。
 

そういう状況の時に、クラスでひとりひとり自己紹介をしよう という事になった。

みんなが「中学で〇〇をしていた」「高校では〇〇がしたい」「自慢は〇〇です」等と話しているのを聞いていて、私は内心焦っていた。

私には、特に自慢出来る過去も、これから何かをしたいという具体的な希望もない。
 

でも私には一つだけ誇れることがあった。BUMP OF CHICKENとBUMP OF CHICKENの音楽が大好きだという事だ。

自分を自分で紹介するのに、私にはBUMP OF CHICKENしかないと思った。
 

私が自己紹介でBUMP OF CHICKENとBUMP OF CHICKENの音楽が好きだというと、
そのあと一人の女の子が「私もBUMP OF CHICKENが好きだ。」と、話しかけてきてくれた。
 
 

その子とは、社会人になった今でも、BUMP OF CHICKENのツアーに一緒に行く。

一番の親友であるとお互いが胸を張って言える。
 

これからも何があっても一生友達でいる自信がある。
 
 

今、私は本当に幸せである。中学時代までの私に教えてあげたい。

親は相変わらず不仲だが、私の意見もはっきり言えるようになったこと。

一生友達だと思える人達に出会えたこと。

落ち込むことはあっても、命を絶ちたいなんて微塵も思わなくなったこと。

そう思えるようになったのも、あの日何気なく聴いた「才悩人応援歌」があったからだって事、言ったら信じるかな。
 
 
 

今思えば、BUMP OF CHICKENの音楽と出会ってなかったらどんな人生だったのだろうと思う。
本当に想像がつかない。
 
 

BUMP OF CHICKENの音楽に出会えて、私は人生が180°変わった。
 

ありがとう。
 

BUMP OF CHICKENはライブの度に、「ありがとう」って言ってくれるが、それはこちらのセリフだ。
 

あなた達とあなた達の音楽で、私は救われました。

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