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僕の喜びの8割以上は僕の悲しみの8割以上は僕の苦しみの8割以上は

やっぱりクリープハイプで出来てた

待ちに待った仙台公演。
なかなかチケットが当たらず、久しぶりのワンマンだった。
早めに物販に並んだつもりだったけれど、そんなこともなく、気がついたらあっと言う間に人が。

目当ての物を買ったあと、ワクワクしながら整列する。
少しだけ聴こえてくるリハの音で緊張する。
開場がはじまり、あまりの高揚感と緊張でドリンク代を渡しておきながら引き換えのコインを受け取り忘れかけた。
急いで会場へ入る。フェスだと色んなお客さんがいるけれど、ここにいる人は皆クリープハイプを聴くために来たという同じ共通点があるのだと思うとなんだか嬉しかった。

開演し、メンバーが出てくる。フロントマン、尾崎世界観が少し後に出てきて、フロアを湧かす。
私はライブで感動したことはあるけれど、涙を流したことはない。しかし、このツアーの一曲目の尾崎さんの声を聞いてすぐ、涙が溢れた。その後のことは覚えているけれど覚えていない。感動したし、高揚したし、笑ったし、泣いたし、色んな感情が駆け巡ったことは確かだけれど細かいことは覚えられていない。あまりにもライブに熱が入っていて記憶に残す前に時間は進んでいた。覚えていたとしても恐らく言葉にできていない。彼らの音楽やライブはそういうものだと思っている。

私は太客なので尾崎世界観がいかに自称音楽家みたいなブロガーに批評されることを嫌がっているかということは知っているが、これはライブに対する批評というより自分の日記だと思ってほしい。

尾崎さんの紡ぐ言葉や生み出すメロディー、歌声が改めて好きだと思ったし、他のメンバーが彼らで居てくれて良かったと思う。小川さんのギターがないとクリープハイプではないし、カオナシさんのコーラスやベースがクリープハイプのバランスをとっているし、拓さんのドラムがクリープハイプを支えている。
彼らがクリープハイプでいてくれて10年という節目のライブに足を運べたことを嬉しく思う。
彼らのライブに行く度に言葉にできないライブの良さを体験させてもらう。
日常の小さなホコリみたいなものを拾ってそれを歌にしている。そんなことが誇らしい。クリープハイプの音楽はいつでも自分の日常に寄り添っている。メンヘラとか未だにいう人がいるけれど、そんな言葉でまとめないでほしい。誰でも皆人は傷つくし、小さなことに気を取られたりする。そういうことを気にするな!前向いていこうぜ!!っていうベクトルに持っていくのではなく、そういうことに目を向けている自分をまた俯瞰してみて、違う角度から自分を見る、そんな不思議な音楽。否定でも、無理やり肯定するわけでもなく、諦めるのともちょっと違うような、そんな音楽。
「そんな」としか表現できない。音楽は結局のところ聴くものなので、言葉での情報ではなく、聴くものだ。
今回のツアーはタイトル通り、
僕の悲しみの8割以上は僕の喜びの8割以上は僕の苦しみの8割以上はやっぱりクリープハイプで出来てた。と思わされた
悲しいとき一緒に悲しんでくれる音楽、
嬉しいときに一緒に喜んでくれる音楽、
苦しいときに一緒に苦しんでくれる音楽、
クリープハイプ4人の人となり、バンドの雰囲気もとても好きで私の音楽は8割以上がクリープハイプで出来ている。
10割ではなくて8割以上というところがやっぱり愛おしい。

頭を抱えるような悲しいニュース、自粛ムードが続く最中ではあるがどうにか、彼らの10周年をお祝いしたい。そしてこれからもクリープハイプの音楽を好きでいたい。 
この度はどうも末永くどうか。簡単なあらすじなんかにまとまらないライブ、音楽を届けてくれますように。離さないので沢山のライブに連れて行ってください。いつも救われてます。10周年、おめでとうございます。

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