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ナナイロエレクトリックツアーとわたしの話。

17歳の文章力向上大作戦

NANA-IRO ELECTRIC TOURとは、
ASIAN KUNG-FU GENERATION、STRAIGHTENER、
そしてELLEGARDENの対バンツアーのこと。
15年ぶりにこの3バンドが誰ひとり欠けることなく集結し
対バンツアーを開催した。

ナナイロの話をする前に、語られなければいけない話が
ひとつ。

ELLEGARDENというバンドの復活だ。
10年という大好きなロックバンドがライブをしない期間としてはあまりに長く、そして辛いであろう期間。
わたしは10年前からエルレが好きなわけではないし、
そもそも10年前の記憶なんて無いに等しい。
わたしなんかが10年間待ち続けたひとの気持ちを
推し量ることは出来ないけど、それでも活動再開が発表
されたあの日は、復活を心の底から待っていた全員が
泣き出しそうなほど嬉しくて幸せだったと思う。
むしろ泣いたひともいたと思う。
おかえりなさい、ELLEGARDEN。
あなたたちのライブを観ることがわたしの夢のひとつ
でした。

そして、ナナイロとわたしの話。
わたしの頭は出来が良くないので、セットリストも
あやふやでMCも一言一句間違えずに書き記すことが
出来ないけど、ナナイロに参加した証として遺してみる。

テナーはまっすぐで芯が通った音楽をするひとたちだと
思っていて。あの日もあの声とあの音でわたしを少しだけ
強く、まっすぐな人間にしてくれた。キラーチューンの
連発で、わたしがテナーと出逢った歌も披露してくれた。
自分の好きな歌がライブで披露されるというのは、
テンションがぶち上がらない筈がない。
演奏はバチバチに格好いいのに、MCになると途端にゆるくなるあの感じも、急に泣かせにくる時も、全部まとめて
心地よい空気感だった。

失礼を承知で言うが、このメンツのなかで1番歌を知らないバンドがアジカンだった。チケットが取れたという
知らせが届いたのは1日前だったから、俗に言う”予習”が
出来なかった。わたしが知っている曲が終わって、内心
ドキドキしていたけれど、さすがベテランと言うべきか、
心にすとんと落ちてきて心配なんていらなかった。
オールスタンディングの会場を揺らすのもリズムにのせる
のもいとも簡単にしてしまうこのバンドを観て、だから
愛されているのかと納得した。

わたしにとって”伝説のバンド”という位置にいたのが
エルレだった。活動再開を発表したあの日までに、何度か
「今年復活する」という話が出ていた。そのどれもが嘘で
終わってしまって、変に希望を持たせたひとを憎みつつ、
活動再開なんてありえないと勝手に思っていた。
インテックス大阪にいたあの日も、始まるまで全く信じることが出来なかったし、ロゴが映し出されたときも実感が
全然湧かなかった。ライブが始まってしまうと周りのひとが見えなくなるほど夢中になって、自然と口角が上がって
楽しくてたまらなかった。あの時の気持ちをなんと呼べばいいのだろうか。

あの日、インテックス大阪でテナーとアジカンとエルレが
くれた時間はどこを切り取っても素敵なもので、幸せが
溢れていて、わたしにとってとても大切な宝物だ。
その宝物はずっと心の中に閉まってあって、泣きたい時や
辛くて逃げ出してしてしまいたくなった時に、振り返って
勇気をもらっている。
バンドを続けることは綺麗事だけでは成り立たなくて
わたしが想像も出来ないほどの苦労と挫折と苦しみが
あると思うけれど、ずっと続くことを願ってしまう。

このご時世でライブが中止になり、ライブハウスをはじめとするライブ会場の経営が問題視されているけれど、
どうかこの波を乗り越えて、あの場所で、誰もが幸せになれるあの場所でまた笑い合える日々が来ますように。

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