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文章から生まれた景色に逃避行した日━━。

そこに行けなかった自分を横浜へ連れて行ってくれる[フレデリックアリーナ公演]のレポートの数々

2020年2月24日。

横浜アリーナにて、フレデリックにとって2度めのアリーナワンマン公演が行われた。
遠征が出来ない私は、横浜アリーナ公演に行くことは端から諦めていた。

2019年からフレデリックのFANを始めた私は、1度だけフレデリックのワンマンに足を運んだ。
SEASON4・VISION編、ZeppNagoya公演だ。
その時、セットリストを知った状態で行ったのだが、曲名の羅列からは何もわからない、ライブはその場で生まれる景色を目で、耳で、体で感じて初めて成り立つものなのだと、理解した。

だから、今回の横浜アリーナ公演のレポートを読んでも、きっとどんなことがあったのか知る程度なのだと思っていた。

それがどうだろう。
今回、いくつかのレポートを読みながら涙ぐんでいる自分がいた。

その場にいた人達の文章から、フレデリックがまた最高の更新を成し遂げたことが、犇々と伝わってきた。

4人の自信と喜びに溢れる顔が目に浮かぶ。

LEDビジョンに映し出される歌詞の数々。
【ずっとずっとずっとずっと待ってる】という『シンクロック』の歌詞は、新参者の私の心を救ってくれる。
『NEON PICNIC』でのスマホライトによるサプライズ。
真っ暗の会場に光る緑色の球体に目を奪われた『峠の幽霊』。
メインステージからテレポーテーションしたかの如く、センターステージの煙の中から突如現れたボーカル・三原健司に驚いた『対価』。
手拍子が完璧と言えるほど揃っていた『オドループ』。
火柱があがり、会場のボルテージをさらに高めた『イマジネーション』。

アンコールでは、粉雪の舞う演出が美しい、ライブ初披露の『CLIMAX NUMBER』のアコースティックバージョン。
横浜アリーナ公演最後の曲は、やはり『終わらないMUSIC』だ。
ビジョンには映画のようなエンドロールが流れ、ラストには新たなツアー日程と、〔2021年2月23日 日本武道館〕の文字が。

Twitterのリアルタイムで流れてきた(フレデリック武道館決定!)の文字で既に泣いていたのに、レポートで読んでも涙が溢れてきた。

2018年の神戸でのアリーナワンマンの次が、2020年の横浜でのアリーナワンマンに決めたフレデリックの気持ちがわかるところもあり、2021年武道館決定の発表には本当に感動した。

今回、それぞれのレポートからフレデリックに対する愛が溢れていた。

そして、レポートの中のフレデリックからは音楽愛が溢れていた。

きっと、2月24日の横浜アリーナは、色々な愛で大洪水だったに違いない。

レポートを読んだだけで、然も自分も当日横浜アリーナに居たような感覚に陥った。
頭の中に浮かび上がる素晴らしい景色にばっくれている自分がいた。
想像というよりは、妄想だ。
しかしながら、妄想でここまで幸せに満ち溢れた気持ちになれるなら、妄想で現実逃避するのも悪くない。
 

さぁ 飛び出して
誰も知らないまだ見ぬ街へ
ばっくれたいのさ
このまま
まだ見ぬ街へ
君と逃避行
(フレデリック/『逃避行』より抜粋)
 

いつの日か、私の妄想が現実になる日がやってくるだろうか。

[音楽文]っていうのは、必ずしもライブに行ったから書くものでもないのかもしれない。

今回の投稿で、私にとっての[音楽文]の存在意義が見えた。

でもやっぱりいつの日か、ライブに行った時の事をここに書き記したい。

そして、行きたくても行けなかった人が文字で読むことで、少しでも幸せになれたなら……。

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