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貴方へ

「僕らの歩く道/風男塾」に寄せて

『不思議だな 根拠もないのに 必ず 叶うと信じれたんだ』

私が、風男塾の僕らの歩く道を初めて聞いたのは中学生の時だった気がする。
幼い頃から持っていた「夢」はもう叶わない、そうやって薄々気づき葛藤を抱いていた頃だっただろうか。
…今の私からすれば当時も充分幼いのだけど…

周囲が感情に折り合いをつけ成長していく中、私は反対に諦めきれない夢を追いかけだした。

話は逸れるが、私は諦めが悪い。それはもう驚くほどに。
諦めが悪すぎて、母親は私に諦めさせることを諦めた。

あれから片手で時を数えるには足りない程の時間が経った今、流石に少しずつ現実と向き合い始めた。
普通に大学に行って就職して…そんな同級生を見ていると不安を感じないわけがない。

やりたかった事とはいえ楽しさだけではなく、むしろ苦しいときのほうが多い。
しょっちゅう後ろを向いて涙を流している。

諦めようかとおもった。
というか今この文章を書きながらも、ずっと追いかけていた夢を諦めるべきかどうか悩み続けている。
 

-何かを得るとき、人は何かと別れなければならない-
そんな言葉を聞いたことがある。

この言葉には心当たりがある。
…というのも、私が夢を本気で追う勇気を得たのは、大好きだった祖母が亡くなるときだった。今追いかけている夢が最初で最後の祖母との約束だった。

今、状況は違うがきっと同じようなところに差し掛かっているのだろう。
これ以上追い続けるには、自ら大切な存在から離れなければいけない。

どうしようか。

きっとまだしばらく悩み続ける気がする。
 
 

そういえばこの曲の最後ってなんだったっけ。

『今は 先すら見えない いばら道 スコップ握り 築いていくんだ』
『そしていつか 花を咲かせ 迎えに行くから 君を』
 

いちばん近くで応援してくれていたもう逢えない貴女に、そして、今応援してくれている大切な貴女に。
いつか笑顔で報告できるその時が来ますように。
 
 
 
 

2020.03.03 彩生ーあきー

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