3584 件掲載中 月間賞毎月10日発表
この数字はTwitterやFacebookでのリツイート・いいねなどの反応数を合算して算出しています。

いつか、また会える日まで

大好きなback numberの皆さんへ

私はback numberが大好きだ。
依与吏さんが紡ぐ物語とギターの音色も、和也さんのベースも、寿さんのドラムも。
back numberというバンドを作り上げる全ての要素が、何もかもが好きだ。

どんな日でも、私はback numberの曲を聴いている。
どんな時でも、彼らは寄り添ってくれる。
そんな身近さを感じさせてくれるのが、back numberの魅力だと思う。
 

2018年、私は初めて、彼らのライブに行った。ドームツアーのスタートを飾る、ナゴヤドーム公演。
はやる気持ちを抑えて列に並び、入り口を潜り抜け入ったその会場はスモークがたかれ、とても幻想的な雰囲気だった。
私の席は、ステージからは遠く遠く離れたスタンド席だった。それでも、同じ空間に彼らの居られるのが嬉しかった。
オープニングの映像、拍手、依与吏さんの息遣い。
そうして私の大好きな「瞬き」から始まったその日のライブを、私は昨日のことのように鮮明に覚えている。

そして。

昨年、「one room party vol.5」の開催が発表された。
ファンクラブに入会した頃からの念願だったそのイベントの開催を知った私は、迷うことなく応募した。
地元愛知のZepp Nagoyaで行われる、2月29日の公演に。
数ヶ月後、当選メールが届く。
飛び上がって喜んだ。

「あの日よりも、もっともっと近くで、彼らに会うことができる!」

その想いを胸に、私は日々を過ごしていた。
 
 

けれど。
それは突然、無くなってしまった。
誰が悪いでもない。
目に見えない、新型のウイルスによって。

目の前が真っ暗になるということが、初めて分かった気がする。今まで支えにしてきた、目標としてきたものがなくなってしまう。
悲しい。虚しい。腹立たしい。
いろんな感情が渦巻いてきて、私はどうしようも無かった。

あんなに楽しみにしていたのに。
依与吏さんや、和也さん、寿さんに会えると思っていたのに。
同じバンドを応援する沢山の仲間と、楽しめると思っていたのに。

だけれど、私は気づいた。
彼らも、同じだということに。
 

私はすぐにウォークマンのスイッチを入れた。そして、何度も聴いている「瞬き」を流す。
その曲の最後、いつものフレーズが、響く。

「いつもそばに いつも君がいて欲しいんだ」

私は、彼らにそばにいて欲しい。
彼らは、きっと、ファンのみんなにそばにいて欲しいと思っているだろう。
そう思うと、その想いを押し殺してまで、大切なファンを守るために中止を決めた彼らの気持ちも、思い上がりかもしれないけれど、伝わってくる気がする。
彼らだって辛いはずだ。
 

私たちに出来ることは何だろう。
それはきっと、どんなことがあっても彼らの音楽を聴き続けることだろう。
いつかまた、会える日を信じて。
 

「また、また、絶対に迎えに来るからな!」
 

初めてのライブで、彼らが約束してくれた。
その言葉を信じて、私はback numberを聴き続ける。

  • 投稿作品の情報を、当該著作者の同意なくして転載する行為は著作権侵害にあたります。著作権侵害は犯罪です。
  • 利用規約を必ずご確認ください。
  • ハートの数字はTwitterやFacebookでのリツイート・いいねなどの反応数を合算して算出しています。
音楽について書きたい、読みたい