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オッケー日本遊ぼうぜ!

打首獄門同好会Zepp Tokyo 無観客ライブにエア参戦しました

週末のライブへ身も心も浮かれて行くために仕事のギアを上げだした頃、SNSの通知に映し出された「残念なお知らせがあります」の文字。

あぁ…きたか…
中止?それとも延期?

どちらでも残念なことに変わりはないのだけれど、その結果を見届けようとスマホを開いた私の目に飛び込んできたのは、
「インターネット生配信 無観客ライブ」の文字。
予想だにしないお知らせに、まだ仕事中にもかかわらずしばしフリーズしてしまった。

47都道府県を対バンライブで周った後に、全国8カ所でワンマンツアー。そしてそのファイナル公演。
何があっても絶対に完走してみせる。そんな強い意志を感じた。

「もうヤケだ!」と小さく書かれおり、きっと残念がっているファンの気持ちを少しでも和らげてくれようとした大澤会長の優しさなのだなと、少しクスリとした。

それに続き、
「他バンドに同じような配信ライブを求めないようにしてくださいね。ウチがおかしいんです。」や、
「本当に大変なのはその場所で日々働いている人達なので、終息したら音楽業界で働く皆を応援していただけると嬉しいです。」
と周りを気遣う投稿。

打首獄門同好会という物騒なバンド名からは想像もつかない優しさのオンパレード。
会長のお言葉を借りるとすると、これこそ優しさオブザワールド。

配信当日 2月29日18時
うまい棒を握りしめ、気持ちはフロア最前列、会長のマイク前。
そのようにSNSに投稿すると、友人からは「わたしはjunkoさん前〜」と返信があった。
離れていても同じライブ同じ時間を共有でき、不思議な一体感があった。

まずはいつものサウンドエフェクトから始まるかと思いきや…
ラジオDJの大抜卓人氏とオメでたい頭でなによりの赤飯氏が映し出され、本日の司会進行、解説と紹介される。
この限られた状況の中、生配信のためだけに構成までイジるなんて!!どこまでファンを楽しませてくれるんだろう。
初めからそうだったけれど、もう期待しかない!!!

(余談ですが、うちの母は赤飯さんのことを終始「お赤飯」と呼んでおりました。)

まだかまだかと待っていると、
ズン チャチャ ズン♪ ズン チャチャ ズン♪
と聞き覚えのないリズム…軽快な曲と共に、
ステージ上のVJスクリーンにはドドーンと
「新型コロナウイルスがにくい」
「すこぶるニクイ」と映し出される。
解説席も「そりゃそうだな」「いや、そうなんだけど」とツッコまずにはいられない。
笑いに変えてしまうところが流石としか言いようがない。
危うく初っ端から笑いすぎて腹筋持ってかれるかと思った。危ない。

いつものSEが流れ、会長の「元気ですか日本ー!!!」からの一曲目「こどものねごと」。
ここで会場にいるかのような感覚でテンションが上がると同時に、「あぁ、こんな逆境もろともしないんだ。すごいな。」とか「でも悔しいだろうな。」とか「打首好きになってよかったな。」など、色んな思いと共に涙が溢れた。
テンションは高いのに泣いている…
情緒不安定すぎるだろ、自分。笑

この日は歌詞の字幕付き。
このために以前VJをされていたサカムケちゃんが急遽招集されたそうな。
ヒヨッコ獄一門(獄一門=打首獄門同好会のファンのこと)の自分にとってもありがたく、ちょっと覗いてみようというライトな視聴者にも打首の世界観が分かり易く伝わるのではないかと思う。
現に視聴者数は10万人を超えていたようで、Twitterのトレンドにも上がり、反響の大きさが窺える。

そしてこの日の配信は、ライブ中に必死すぎて聴き逃していた音やパフォーマンスがじっくり堪能でき、贅沢さがハンパなかった。
「筋肉マイフレンド」のイントロで会長のギタータッピングのカッコよさが爆発し、
「歯痛くて」で、あす香さんが入れる「あ、よいしょっ♪」の合いの手の可愛さに悶絶し、
じゃれ合うjunkoさんと風乃海くんを微笑ましく見守る。

再び腹筋崩壊しそうなくらい笑った、「デリシャスティック」、「島国DNA」、「きのこたけのこ戦争」。
「きのこたけのこ戦争」で登場した、バックドロップシンデレラの渉氏は皆を笑わせる為に来たに違いない。
HEY-SMITHとコラボした「パ」。
全国でjunkoさんのパワーワードが生まれた「フローネル」。
アーカイブが無い事が残念すぎる、何度も何度も見たくなるライブでした。

最後はフロアをバックに記念撮影。
たくさんのスタッフでステージがいっぱいになり、「下降りてもいい」とどなたかが言うと、会長は「下はお客さんのものだから」と。
この人にはちゃんとフロアにわたし達ファンが見えているんだ…と嬉しくなった。

結成15周年の記念すべき節目のツアー。それもファイナル。
それが通常通り開催されなかったのはとても残念であり、それは主催者もファンも同じ気持ちであることは間違いない。
それでもどんな形であれ、ライブをすることを選択してくれた主催者には感謝しかない。
連日報道される、数を増す感染者の情報やイベントを自粛する重苦しい雰囲気。
ライブを観て笑って、感動して、スッと心が軽くなった。
この声はご本人達には届かないかもしれない。
それでも言わずにいられない。何度言っても足りないけれど、本当に、本当にありがとう。
チケット代がお支払いできないかわりに、通販でポチっとしたグッズ達。
これを身に付けて、次に参加するライブに想いを募らせるとしようか。
また打首さんとライブハウスで遊ぶ日を心待ちにして…。
(やっぱり字面にすると打首って物騒だな)

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