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2017年8月12日

ゆーな (23歳)
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back number がいなかったら。

私にとって

” back number が いなかったら ”

そんなこと考えたくもないし考えるだけで泣きそうになることがあるけど、やっぱりどうしても考えてしまう。

私がback numberを好きになったのはいつだったのか。。正直、覚えていない。きっかけとなる歌も出来事も特になくて。いつの間にか好きになっていつの間にかイヤホンから聴こえてきた、という表現が正しいと思う。
でもその “いつの間にか” が私の人生を大きく変えることになるなんて思わなかった。

back numberはよく「共感できる」という声が聞かれるが私はそうではなかった。生きてきた中でいろいろな出会いがあって大切にしたいと思える友達だっていた。でも、私が分からなかった感情がひとつだけある。それは ” 恋 ” 。
好きなひとが全く出来なかったわけではない、はずだ。でもその人と付き合いたいとかずっと一緒にいたいとか、嫉妬とか。そういう感情はなかった。彼氏ができても、特に。
そんな私が、back number繋がりで出会った彼にいつもと違う感情を抱いた。それがなんなのか、今までそんな感情しか持てなかった私は自分の気持ちすら上手く分からなかった。
『好き、、?でも別に、、このまま友達として遊べれば、、』
そんなふうに思っていた。あの日までは。

ある日イヤホンから流れてきたback number。
いつもと何ら変わりはない。清水依与吏のきれいな心の奥底に響いてくる歌声と、小島和也のしっかり存在感のあるベースと、栗原寿の力強いドラムと。全く変わらなかった。

はずだった。

[見慣れたはずの 街がこんなにも 馬鹿だなぁ僕は /ヒロイン]

ああ、って。思った感情はそれだけで、後はひたすら涙がこぼれた。

気づいてしまうのが怖くて。
人を好きになるのが怖くて。

でも、スマホを握りしめて連絡を待ってしまってる自分がいて。遊んだ日に戻りたいと、また遊びたいと常におもってる自分がいて。彼の笑顔を思い出してる自分がいて。

[君が笑ってくれる ただそれだけの事で僕はついに 心の場所を見つけたよ うるさくて痛くてもどかしくて /わたがし]

これが、back numberの教えてくれた “恋” なんだと。気づいてしまった瞬間だった。

決して、幸せな片想いではなかった。辛くて泣くことも、もう良くないのにもういいやって思うことも、たくさんあった。
しんどすぎて大好きなback numberなのに聴くのが辛くて仕方がないときもあって、でもやっぱりback number聴きたくて、聴くと辛くて、、その繰り返しだった。

[どんなに誰かを想っていたって 報われるとは限らない /stay with me]

[あなたを照らす光にわたしはなりたい でも痛い胸は痛い わたしに気付いてほしい /stay with me]
 

back numberに泣かされて、支えられて。

いま、彼は私の隣にいてくれる。

遠距離で辛いこと寂しいことはやっぱりあるけれど、back numberを聴いていたら頑張れる。

[会いたい時には いつでもあなたはいないけど 寂しくてつらい事もお互い様で 分け合えているのならさ 嬉しい /リッツパーティー]
 

そして、もうひとつ。

私には小学校5年生の頃からの夢があった。それは 「介護士になりたい」。お年よりが好きで、でも自分のおじいちゃんおばあちゃんは遠くで暮らしていてなかなか会えなくて。お年よりのお世話をしたくて。ずっとずっと夢みていた。でも「なりたい」だけで「なろう」とはしなかった。
「介護士になりたいんですけどねー、なかなか難しいんですよ」
と、私はいつもそう言って笑っていた。難しいどころかなろうともしていないくせに。
でも、back numberを好きになって何だか自分ってどうなんだろうって考えるようになった。

やりたいことやれているのか。
このまま夢を夢で終わらせていいのか。

そうやって思ってくるんだ。
back numberの、歌詞を、世界を、言葉を。
ずっとずっと聞いていると。

そして、介護の施設で働きはじめて5ヶ月がたった。
はじめは、自分の思い描いていた世界と違いすぎて。なりたいなりたいばかりで自分は何もしてこなかったのだという現実を叩きつけられた衝撃で、辛くて辛くて仕方がなかった。

back numberが、聴けなくなった。
聴くのが辛かった。
すべて見透かされてるようで。

[自分らしくいなくちゃ みんなと同じでいなくちゃ 重い身体引きずって今日も 頑張らなくちゃ /Hey!Brother! ]

[自分を知れば知るほど何も 期待できないと思い知るだけなんだよ /こぼれ落ちて]

辛かった。辛くて辛くて仕方がなかった。
でもふと思ったんだ。

もし人生をやり直せるとしたら、、?

きっと私は介護施設にボランティアで行き福祉科のある高校に進み、きっと、介護の仕事をしていたんだろうと。

頑張らなきゃ、と。

[戦う為に理解して砕いて本当は痛くて 目を閉じて自分に 大丈夫 言いきかせた /SISTER]

痛くて、痛くて。でも、

[目指した雲はずっと高くて 夢見た島は遥か遠い場所だと知ってて 分かってて踏み出してきたんだから 負けないで 君が瞬きで隠した痛みをその想いを  ああ 僕は知っているから/SISTER]

ああ、見ていてくれてる人はいるのかなって。
そう思えたんだ。
 
 

” back number がいなかったら ”

別のバンドを好きになって、
別のひとに恋をして、
別のひとと付き合って、
別の職業について、

きっとそれなりな人生を送っていたんだろう。
でも私は思うんだ。

” 好きになったのが back number で良かった ”

back numberに出会えて良かった。
ほんとにほんとに良かった。
 

back number の歌詞にこんなものがある。

[君は知っているのだろうか こんなにも救われている僕を こんなにも世界が輝いて見えてる事を /光の街]

back numberは。
自分たちがこう思われてることに、
気づいているだろうか。

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