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2017年8月12日

ぴぴこ (27歳)
46
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音楽と音楽の融合

斎藤宏介とSKY-HI~SK's Session2のその先に

オールスタンディングのLIVEは久々だった。
そんなLIVE、”SK’s Session2″は、
音に合わせて、
体を揺らす心地よさがたまらない時間だった。

UNISON SQUARE GARDENの斎藤 宏介と
SKY-HIのSession LIVEだ。

私は元々SKY-HIのファン、FLYERSで
SKY-HIの曲は、沢山聴き込んでいる。

そして、UNISON SQUARE GARDENに関しては
こんなにも有名なアーティストにもかかわらず
私は恥ずかしながら、
彼らの音楽をほとんど知らなかった。
あえて何も調べずに真っ白な状態でこのLIVEを迎えた、
自分の目で、耳で生で見て聴けるチャンスがあるなら、直接自分のキャンバスに色を塗りたいと思ったからだ。

SK’s Session2、
最初に登場したのは、ゲストに招かれたSKY-HI。
エド・シーランの【Shape of You】をRemixに
描き下ろしたこの夏のマイクチェックソングの
イントロが会場に響き渡った瞬間、会場が歓声にわいた。

しばらくイントロが流れて登場した
SKY-HIは、「マイクチェック」を披露した。
あまりの豪華なマイクチェックに会場のボルテージは一気にあがる。

「いいホリデーにしよう」そうSKY-HIが言って
始まったのは【ナナイロホリデー】
SKY-HIのファンである
FLYERSが体を揺らし手拍子を始める。
そこに、手拍子が重なった。
斎藤宏介ファン、ユニクラの手拍子だ。
会場が温かい雰囲気で包まれたのが、
体に触れる空気感でわかった。

そのままSKY-HIの魅力であり武器でもある
高速ラップパートに入る。
会場がしっかりと温まったところで
SKY-HIが持ち出した曲が
【Double Down】だ。
この曲は、会場の人がパワーを出せば出すほどに
どんどん威力を増す
“LIVEモンスタートラック”だと
私の中では解釈している曲の中の一つである。

Double Downへの力の出し方は簡単。
SKY-HIが掛け声を掛けたら
「Hey!」と全力で手をあげてアンサーする。

いざ、曲が始まると、
会場全体が手をあげて全力でパワーをぶつけた。
もう、そこには、
FLYERS、とか。
ユニクラ、とか。
その区分はなかった。
ただただ、全力で音楽を楽しむ空間がそこにはあった。

そんなSKY-HIのステージが終わり、
ステージセットを変更し、斎藤 宏介の登場。

足元の機材を沢山操作して、
今弾いた音が、次々に重ねられていく。
どんどん一つの曲になっていくその瞬間が
私にとっては、とても新鮮だった。

そうしてその場で1から音が重ねられて
始まった一曲目は【絵の具(イズミカワソラ/カバー)】

全身一気に鳥肌が立ったのがわかった。
血液に斎藤 宏介の歌声が注入されて
一気に全身をめぐったような感覚だ。

“なんて、キレイな声なんだろう”
それが最初の感想だった。
 

1曲目の後、
「今日のために4曲も新曲を作って来た」と
斎藤宏介は言った。
引越しをした、ダンボールだらけの部屋の中で
4曲もの新しい音楽を彼は生み出してきたと言う。

「サポートのメンバーを紹介します」と
2名サポートメンバーをステージへ招き、

「今から演奏しますが
この他にも音が聞こえてきます。
それもすべて家で、僕が演奏して事前に撮ってきたものです。
なので、全ての音が”僕です!”」
と、斎藤宏介は宣言し、
新曲4曲をノンストップでスタート。

その4曲を聴きながら、
地面から伝わってくる音の振動に体を預けた。

斎藤 宏介の音楽は、
会場の重力をフッと軽くした。
その歌声を聴きながら、照明を何度か見上げて
“ああ、綺麗だなあ”って思った。

音楽って耳で聴くだけでも幸せだけれど
ステージの照明が大好きだ。
照明が加わることでより音楽に深みが増す気がする。
SKY-HIの時もそれは同じことを思う。
楽曲のジャンルは、違えど音楽ってそこは一緒だなあと思う。

最後の最後まで私は手を胸の前でギュッと握りしめたまま
新曲の4曲ノンストップはあっという間に終わってしまった。

完全に会場は斎藤 宏介の音楽の世界へガラっと変わっていた。

そんな2組の最高のステージが終わり、
いよいよ2組のSessionLIVE。
高校の先輩後輩関係であるこの2人が
同じ髪型でステージに登場した。
斎藤 宏介が
「美容室でSKY-HIの写真を見せて髪型を揃えてもらったんだ」と
エピソードを話し、会場を和ませる。
あまり 話し込みすぎると、時間が無くなるからと早々と話を切り、LIVEを開始した。

【天国と地獄(UNISON SQUARE GARDEN)】をSKY-HIが歌った。
イントロが始まると自然に手拍子が始まる。
私の中でこの曲の
SKY-HIが、間奏中に入れたラップから
“OK people one more time!”とそこから始まる最後のサビの流れは、
最高に高まり今でもあの瞬間の高揚感が抜けない。

次の【Stray Cat(SKY-HI)】を斎藤 宏介がメインで歌った。
SKY-HIの楽曲のため、聞き慣れているはずのこの曲が、物凄く新鮮だった。

2人が交互に歌う
“Stray Cat”という歌詞の部分がすごく綺麗だった。
月明かりに照らされ街中を歩くStray Catが想像出来る。
 

そして、
楽曲の中で同じ高校の先輩後輩の2人だからこそとも言えるSessionがあった。

【イージュー★ライダー(奥田民生/カバー)】
この日のために、吹いたことがなかったハープとギターを斎藤 宏介は用意してきた。
そしてSKY-HIは、
人前で演奏するのは高校生以来のドラムだと言う

「俺のファンでも、ドラム叩いてる姿を見るのは
初めてなんじゃないかな?」
そう言いながらも、わくわくしているSKY-HIの姿があった。

SKY-HIのカウントで始まったイージュー★ライダーを聞きながら不思議な感覚に襲われた。

まるで、
高校生の時に、文化祭の後夜祭などで
憧れの先輩のバンドのLIVEを見に来たようなそんな感覚だ。

2人ともプロのアーティストだ。
そんな事を言うのは大変失礼があるのは重々承知している。
しかしあの瞬間だけは、私を10歳若返らせた。
プロのアーティストのLIVEに来て、
まさか学生時代を思い出す感覚にしてもらえるとは、未だかつて無い経験だった。

そんなSessionLIVEも全ての楽曲が終わり、
2人はステージを降りたが
しばらく拍手というか、手拍子はやまないほど
会場中の興奮が頂点に達した状態で
SK’s Session2は、終了した。
 

あれから1週間が経過した今も余韻が醒めない。
目を閉じて浮かぶのは、
ステージ上の2人が噛み締めるように1音1音を奏で、歌う。

あの日、私はSKY-HIというアーティストを通して
斎藤宏介と言う素敵なアーティストに、
音楽に出会うことが出来た。

あのセッションがまたどこかで行われることを信じて。

最高の夜をありがとう。

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