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魔法の言葉覚えている?

BUMP OF CHICKEN 藤原基央の音楽の原点に惹かれて

卒業式がしたい。
離任式がしたい。
ライブに行きたい。
フェスに行きたい。
 

このたった4行のメモが時間を超えて音楽文になった。
 

相次ぐアーティストのライブ延期。
それから、春のフェス中止。
終わりの見えない戦いに、
日々私たちは頭を悩ましていることだろう。

私自身も、すごく悔しかった。
私を大学へ導いてくれた担任の先生の異動。
私を全国へ導いてくれた顧問の先生の異動。
しっかりお別れができずして、
高校3年間に幕を下ろしてしまったからだ。
誰に当たっていいのかわからない。
ただただ、残念で仕方なかった。

それからなんとなくの日々で、
先行く未来の不安や過ぎ去った過去への憧れを行ったりきたりしているところだった。

日常から非日常へ。
それでも変わらないもの。

それが音楽だった。

大好きなBUMP OF CHICKENがそばにいた。

歳を数えてみると 気付くんだ
些細でも歴史を持っていた事
それとほぼ同時に 解るんだ
それにも終わりが来るって事

-supernova

今も尚、歴史を揺るがす事態にも
終わりは必ず来る。
春は必ず来る。

空っぽの鞄は空っぽで
愛しい重さを増やしていく
重くなる度怖くなった
潰さないように抱きしめた

-ファイター

空虚な毎日。
願望だけが自分を超えていく。
それにも負けない、強い意志で抱きしめた。

こうして、文字化してみると、
まるで一冊の小説のよう。

なぜ、こんなにも力のある音楽が作れるのだろうか。
それも決して、難しい言葉など使わずして、
表現ひとつで。

そういえば、ボーカルの藤くんはよくライブやフェスで必ずと言っていいほど、口にする言葉がある。

“どうもありがとう”

決して、難しい言葉でもなければ、名言チックな訳でもない。
それに、アーティストなら口にして当然の言葉であるかもしれない。
けれども、私はこれ以上に素晴らしい言葉を知らない。
人に感謝できることは当たり前ではない。
ましてや、それを口にできることはもっとだ。
だから、この言葉が自然と出てきてしまう藤くんは本当に人間性豊かなのだと思う。
どんな時もファンの目線に立って物事を見る姿に、
私は惹かれてしまった。
そんな藤くんが作る音楽は、きっとこの先どんな困難も乗り越える力を持っているのではないだろうか。

そうであるならば、藤くんの作る、
音楽を信じてみたい。
信じた先にきっと何かが待っている。
それが終息か春なら良いな。

魔法の言葉 覚えている
虹の始まったところ
あの時世界の全てに
一瞬で色が付いた

-アンサー

まだ虹の途中。
それまで3色だった人生に
塗り残した4色が塗られる時を願う。

ある色が揃ったら、卒業式をしよう。
ある色が揃ったら、離任式をしよう。
ある色が揃ったら、ライブに行こう。
ある色が揃ったら、フェスに行こう。
虹がかかったら、その時は私に言わせて。

“どうもありがとう”

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