3456 件掲載中 月間賞毎月10日発表
この数字はTwitterやFacebookでのリツイート・いいねなどの反応数を合算して算出しています。

明日を生きる糧

米津玄師 2020 TOUR / HYPE に思いを馳せる

2019年9月13日。
米津玄師の「馬と鹿」のCDに封入されていたシリアルナンバーで2020年ツアー「HYPE」に応募した日である。

正直、当選するはずがないと思っていたからとりあえず応募しておこう、くらいの感覚だった。

およそ2週間後の9月26日12時、抽選結果の発表。
前回のツアーより確実にファンはすごい勢いで増えていて更にチケットの倍率は上がっている。
だから絶対落選だろう。また今回もトレードを頑張ればいい。
だから全く期待していなかった。

仕事の昼休憩にサイトを開いて目を疑った。
2020年3月7日、三重県営サンアリーナ。
当選していた。しかもファミリー席。
また子ども達と米津さんに会いに行ける。
半年後のこの日をずっと心待ちにして自分も子ども達も毎日を頑張ってきた。

年が明けて、新型コロナウイルスの流行が報道されるようになった。

不安を感じながらも2月8日、奇跡的にトレードで譲って頂き一足先に1人で福井でのライブに行く事が出来た。
絶対に今行かないとダメな気がしたのは今思えば虫の知らせだったのかとすら思う。

感染者数はどんどん増えていき、ついに政府から大規模なイベントの自粛要請が出た。
そして1番恐れていた事。2月下旬の宮城以降のツアー延期、中止が発表された。

何より、誰よりも辛くて大変な立場の米津さんに謝らせてしまった。誰も悪くないのに。
それが1番悲しかった。
子ども達のショックは大きく、自分も立ち直るまでに相当な時間とエネルギーが必要だった。

3月に入り状況はどんどん悪くなる一方で悲しんでいる場合ですらなくなっていった。

明日がどうなるかも分からない状況。

ツアーの延期、中止が発表された時の米津さんのコメント

「音楽は人の心に作用するもので、誰かの明日を生きる糧になるかもしれないけれど、
今回の様なケースを前にしてあまりに無力であると忸怩たる思いでいます。」

無力なんかじゃない。ツアーの延期が決まって本当に悲しくて落ち込んだけれど、どん底から救いあげてくれたのは他でもない米津さんの音楽だったのだから。
ずっと前から今もこれからも、貴方の音楽が明日を生きる糧になっているのだから。
 

振替公演は9月。
無事に行われて子ども達と行けることを望んでいるけれど、
今の状況では先のことは全く分からない。
当選したチケットは幻で終わるかもしれない。
でも今は、少しでも早く収束するように落ち着いて自分の出来ることをやるしかない。
 

どんな今も呑み込んでいけば過去に変わっていく
進む方はただひとつ (米津玄師 Undercoverより引用)

今は信じない 残酷な結末なんて
僕らアンビリーバーズ 何度でも這い上がっていく
風が吹くんだ どこへいこうと
繋いだ足跡の向こうへと
まだ終わらない旅が 無事であるように
(米津玄師 アンビリーバーズより引用)
 

彼のコメントの最後にこう書かれていた。
「不安が去った後、お互い晴れやかにまた会えますように。」
そんな日が再び訪れることを信じている。

  • 投稿作品の情報を、当該著作者の同意なくして転載する行為は著作権侵害にあたります。著作権侵害は犯罪です。
  • 利用規約を必ずご確認ください。
  • ハートの数字はTwitterやFacebookでのリツイート・いいねなどの反応数を合算して算出しています。
音楽について書きたい、読みたい