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桜を見たら、何を思う?

SixTONES JAPONICA STYLE

私は桜があまり好きではない。

日本の四季、春を代表する桜。

私にとって春は昔から、不安と期待が混ざった憂いの季節だ。
そんな中、街を彩る桜を見て美しいと感じる反面、
ひらひらと地面に落ちていく花びらを見て、悲しい気持ちになる。

桜は春の、ほんの一瞬を彩る。

儚いから、美しいのか
美しいから、儚いのか

散っていく桜を見て、今年も出会いや別れをたくさん経験したことを思い出して不安になる。
自分の心が、時間に追い付いていないことを教えてくれるのは
いつだって桜だった。

でも今年は少し違った。

一つの曲が、私の桜のイメージを少しだけ、変えてくれたからだ。

SixTONESの「JAPONICA STYLE」

今年デビューしたばかりの彼らだが、この曲はジャニーズJr.の頃に制作された曲で、日本初のYouTubeアーティストプロモに選ばれた際に使われている。

日本の美しさと彼らの挑戦があらわれている曲で、私は大好きだ。

「愛が足りないのに そっと微笑んで
JAPONICA STYLE 華麗に舞う花
何が起こるかはわからない なんてさ
夢 恋 桜 JAPONICA STYLE」

少しだけ憂いを帯びた歌詞をポップかつセクシーに歌い上げる。

「I Never ever ever hurry up
 I Never ever ever give up
やってみようか?どうしようか?」

春になると感じる迷いに挑もうとしたり、

「運命感じるかも 人生変えるかも」

背中を押してくれたり。

「Oh ひらひら舞う花 眩しいじゃん yeah」

舞う花を見て、眩しいと思う気持ちが前向きだ。

このフレーズを聞いたとき、
そうか、桜と自分が、JAPONICA STYLEの中にいるんだ
と感じた。

桜を見て一喜一憂できるのは、日本らしさだと。
舞って、散っていくのは諸行無常だから、どう感じたにしろ、その心自体が美しい。

歌詞からはだいぶ飛躍した考え方だが、私はそうとらえている。

また、この曲には英語で歌われているバージョンもある。
English Versionは、日本語の歌詞に比べてより強い意志の表れがみられる。

“We’re gonna stand with our heads up,
Even when the time is hard
Japonica style We’re gonna bloom like flowers
 Take a chance, Don’t you ever step back,
Nobody knows what’s gonna happen
 Yume,Koi,Sakura Japonica style”

ここの歌詞は、この文章で一番初めに挙げた歌詞と同じパートである。
日本語の歌詞の方は一人称がない分、聞き手によって”誰が”を決められるが、
英語の歌詞になると、SixTONESが主語になる。

まぁでも、あくまで We なので、そこに自分を含めて楽しむこともできる。
英語も日本語も面白い。

日本語の歌詞は婉曲的な部分もあるが、英語の方は初っ端から意志が強い。
彼ら自身の勢いや目指しているところを感じさせる印象がある。
 

新世代アイドルと言われているSixTONES
令和になった途端、なんでもかんでも新世代とつけたがるのはいかがなものかとは思うが、私が生まれた時よりもはるかにたくさんのアーティスト、アイドルがいて、音楽のカタチも随分と変わってきているこの時代に、彼らは色んな光をもたらしてくれると、私は確信している。
なぜなら彼らは原石(ストーンズ)だから。
 

さて、話を戻そう。
桜ね、桜。
今年は桜を1度しか見られなかった。
それでも、不安や寂しさは襲ってきた。

だけど、それでいい。
だってそれが私のJAPONICA STYLEでしょう。

ひらひら舞う桜の花びらを眩しいじゃんって思えるには
まだ時間がかかるかもしれないけれど、
それでもあの日みた目黒川沿いの桜は、忘れられないほど美しかった。

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