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2017年9月1日

ぞって (28歳)
97
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私の光。

LILYが活動休止しました。

 私は、人前で泣くことが嫌いだ。正確に言うと、嫌いだった。
メイクは落ちるし、泣いてる所を人に見せるなんて、自分の弱みを見せることだと。
だから、映画などを観てどんなに感動しても、必死に涙を堪えていた。
大切だった人と、最後のお別れをした時もそうだった。
家に帰って一人で泣いていた。毎日ずっと泣いていた。
 私がLILYと出会ったのは、そんな時だった。
大好きな音楽も聴きたいと思えなくて、何を食べても美味しくなくて、笑顔になれる日なんか一生来ないと思った、生きてる意味が分からなかった。まさに絶望。
たまたま見た、LILYのライブ。何となく買った音源、それが”ちゃんと言うよ”だった。
「悩みも弱さも あるだけ強くなれるよ 鏡には映らなくも 誰かの目には映るよ 乗り越えてきた貴方の優しい顔が」(変わっていくために)
私は、この曲に救われた。毎日この曲を聴いていた。
音源じゃなくて、生で聞きたくて、ライブハウスに行った。

 そこから、沢山LILYのライブに行った。悲しいことも沢山あった。メンバーも変わった。LILYの歴史は傷だらけだった。
何度も、LILYは終わってしまうんじゃないかって思った。
でもその度にLILYは”それでも、前へ。”って歌い続けてくれた。
そんな姿に、何度励まされたのだろう。
私が、言葉に出来ない感情や気持ちが、LILYの歌にはあった。
LILYの歌は、もう私の一部だった。
「闇に迷うときには 僕が君の光になる。」(言葉じゃ足りない)
LILYは、私の光だった。

2017年8月26日27日。LILY pre”二番先陣” at高崎club FLEEZ。
パンチ(Dr.)が作りたかったフェス。彼の姿は、そこには無かった。
FLEEZは、沢山の愛で溢れていた。パンチが作りたかったフェスは、これなんだなと、思った。
こんなに終わって欲しくなくて、一秒が愛しいと思ったライブ無かった。
 人前では、泣かないなんて言っていた、私は、号泣していた。
感情が溢れ過ぎて、涙を堪えることなんか出来なかった。
ああ、生きてるなあと、思った。人前で泣くことって、そんなカッコ悪くないかも、と思った。

福島拓也(Vo.Gt.)が「このステージ降りたくねえな」って言った。
橋倉祐介が(Ba.)「ありがとう」と言った。

アンコール。「遠く遠く離れること 他に道はなかったけど 歩き出すよ はなむけのうた」(遠く)を歌って、LILYは活動休止した。

「旅立ちだねサヨナラ 今はサヨナラ 帰る場所があるから 一人で歩き出せるよ 何度でも越えていこう 約束しようよ ”離れてもいても繋がってる”」(いつも支えられていたんだ)

LILYありがとう、またね。

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