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DOESと共に今を生きる

夜明け前にいる

DOESが2020年が始まると同時に活動再開を発表した。2016年に活動休止してから実に4年が経っていた。

私とDOESは出会いこそ古いが、実際にちゃんと聴き始めたのはここ2.3年の話である。
多くの人と同じようにアニメ銀魂の主題歌になっていた曇天、修羅、バクチ・ダンサーetc.を聴くことでDOESの存在を知った。
小学生だった私は好きなアニメの主題歌ってだけで無条件に曲を好きになれたし、単純にカッコいい曲だなとも思った。
しかし、主題歌以外の曲を聴く機会もなく代表曲をたまに聴くくらいだった。

ちゃんとアルバムを聞いたのは2017年かそのくらい。
CDレンタルショップで「和洋折衷ロックの最高傑作」(記憶曖昧)と書いてある紹介文を読んでなんとなくレンタルした4th アルバム「MODERN AGE」を聴いて衝撃を受けた。
それまでDOESに持っていたシンプルなイメージとは違う、バンドのアレンジが細かくされた曲達に魅了された。その勢いで他の作品も聴き始めていった。

しかし、私がDOESに1番聴き込んでいるその頃にはすでにバンドは活動休止をしていた。
だから私は、DOESの新曲を待つ楽しみも、ツアー日程に自分の地元が入っているのか確認する緊張も、ライブの熱さも味わえないまま、ただ過去に発表される曲を聴き込み、ライブDVDを買ってその熱さを自分の部屋で疑似体験することしかできなかった。

そんなある日、DOESが限定復活しライブをするという情報を友人が教えてくれた。渋谷でa flood of circleが主催するイベント、「A FLOOD OF CIRCUS 2019」だ。
開催当日まではシークレットゲストとされており未発表だったため、DOESの出演を知ったのは当日の昼前だった。
その日の夜はバイトのシフトが入っていたが、急遽休みにしてもらい、新幹線のチケットを買い向かった。ライブのチケットは東京に住んでいる友人に先に並んでもらい取ってもらった。
なんとしても生でDOESのライブを見たい、その一心で周りに協力してもらいながらもライブの時間までに間に合うことができた。

ライブ中、メンバーは本当に楽しそうな顔をしていた。「MODERN AGE」のライブDVDで観たギラギラした雰囲気とは違った幸せに満ちた表情。DVDではなく、生でライブを見れた自分も幸せに満ちていた。
ライブ中、氏原ワタルさんは「楽しいなぁ、またやりたくなっちゃう」と言葉が漏れた。その一言にファンは「またやってくれ」と何度も叫んでいた。私もそうだった。DOESの活動してる時間をともに生きていたい思いで、同じように叫んでいた。

ライブ後の惜しみない拍手と歓声にメンバーの考えになにかしらの影響があったのかはわからない。
この機会をくれたafocのボーカル佐々木亮介さんがなにか言ってくれたのかもしれない。
なにがきっかけかはわからないが、DOESはもう一度ロックバンドとして活動してくれることを決めてくれた。

しかしこのコロナウイルスにより予定通りの復活ライブは叶わなかった。
しかし、活動休止したわけではない。また観れるときがくる。それを楽しみには私は今を生きている。
ライブがなく、つまらない今は夜明け前だと考え、コロナが明けるその日をじっと待つ。そしてまた安心してライブを観れるときが来たら存分に楽しみたい。
昔からのファンの人ほどではないが、私もバンド活動の再開をずいぶん待った。あと少しくらい待てる。それまで前向きな気持ちで過去の曲にひたろうと思う。

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