616 件掲載中 月間賞発表 毎月10日

2017年9月4日

みなみ (22歳)
13
この数字はTwitterやFacebookでのリツイート・いいねなどの反応数を合算して算出しています。

寄り添ってくれる音楽

眠れない夜とリコチェットマイガール

あなたにとっての1番大切な音楽はなんですか?楽しい時は一緒に飛び跳ねて、悲しい時には一緒に泣いて、なんでもない日常の風景がなんとなく愛おしく思える、あなたの隣に寄り添ってくれる音楽。心当たりのひとつやふたつあるのではないでしょうか。

私にとってのそんな音楽を鳴らす、リコチェットマイガールについて紹介させてください。

リコチェットマイガールについてとても簡単に説明すると、東京で活動するキーボードボーカルが特徴のバンドです。いろいろあっていまはKey/Vo.の稲荷 直史さんとサポートメンバーで活動しています。簡単すぎて意味分からないと思うので詳しくは公式HPを見てください。略歴からライブ情報、稲荷さんのありがたい日記まで読めます。
余談ですがリコチェットマイガールのファンのことはギャルって言います。私も先日突然ギャルになれました。ギャルに憧れるそこのあなた、チャンスです。某動画サイトでリコチェットマイガールと検索するだけでギャルになれます。なんて簡単なんでしょう。

私とリコチェットマイガールの出会いもその動画サイトでたまたま聴いた「エスケープ」という曲でした。この曲のとある歌詞を耳にしたときの衝撃はいまも忘れられません。

【よくない癖がある 優しいふりをして デタラメを口にする どうかしてるような】

この歌詞がずっと頭のなかに残って離れませんでした。【優しいふりをしてデタラメを口にする】この人は私そのものでした。

私は自分に自信がありません。私は容姿が整っているわけでもないし勉強ができるわけでもスポーツができるわけでも手先が器用なわけでもありません。なにごとに対しても才能がない、と自分で自分のことを思っていました。才能がないどんくさい奴が人から嫌われない方法が優しい人になることだと考えて誰彼構わず優しくしていました。思ってもない肯定の言葉を並べて、嘘をついて、相手の顔色ばかり窺う生活が当たり前になりました。そんな自分を自分でみつめては大嫌いだと泣いて、でもこうでしか生きられない自分を分かってほしかった。

その時に出会ったのが「エスケープ」でした。この曲はこんな私を肯定も否定もしません。というより「エスケープ」自体が私を映し出す鏡のようで【どうかしているよなあ】なんて他人事のようにつぶやくだけで。そんな曲が胸に刺さるのになぜか心地よくて毎晩聴いてから寝ていました。今でもどうしようもない眠れない日は決まって「エスケープ」を聞いています。あと微妙に話変わるんですが出勤時と昼休憩の時にリコチェットマイガールの曲聴かないと仕事に支障きたすのはなんなんですかね。

リコチェットマイガールのライブに行き出したのは「エスケープ」を聴いてから10カ月以上後でした。初めてライブを観た時、一気にとりこになったことを覚えています。好きなバンドの対バンだったんですけど目当てのバンドより記憶に残って忘れられなくなりました。帰り道CDショップでCDを一気に買いました。もっと早くライブに行っていればと後悔までしました。

それからいままで何回かライブに行かせていただいているのですが、毎回毎回リコチェットマイガールのライブ終わりは楽しいと幸福感だけ残っていてマイナスな感情がないのなんでなんだろうと考えていました。

先日、8月30日に行われた「何かのワンマン・ひとりでできる悶々」に行かせていただきました。古い曲から弾き語りの曲までたっぷり2時間。とても楽しませてもらいました。

この日気付いたのはリコチェットマイガールのライブは居心地がいいということです。マイナスの感情が生まれない理由はこれでした。私はリコチェットマイガールのライブはほとんど1人で観ているのですが、1人だろうとなんだろうと気兼ねなく楽しめる安心感。「お前ら全員置いていくからな」と稲荷さんはライブ中言っていましたが全然置いていかないです。ずっとお客さんのペースに合わせてくれて、それ故のゆるい雰囲気は他のバンドのライブだと味わえない唯一無二で私にぴったりあっていました。

ライブだけじゃなくて、私の生活においてリコチェットマイガールの音楽はいつもそばにいてくれる音楽です。出勤からなんとなく眠れない夜中までいつでも寄り添ってくれているから頑張って仕事ができるし安心して明日を迎えられています。【どうかしている】と思っていた自分が大嫌いだと泣く夜中はいまではもうほとんどありません。こんな私も私として受け入れてもっと自分に自信がもてるようにいろんなことにいっぱい挑戦したい、リコチェットマイガールに出会えたから思えていることです。いつも支えてくれてありがとう。これからもどうか。

あなたにとっての1番大切な音楽はなんですか?楽しい時は一緒に飛び跳ねて、悲しい時には一緒に泣いて、なんでもない日常の風景がなんとなく愛おしく思える、あなたの隣に寄り添ってくれる音楽。心当たりのひとつやふたつあったのではないでしょうか。あなたにとってのそんな音楽とあなた自身がどうか永遠に続くことを願っています。

  • 投稿作品の情報を、当該著作者の同意なくして転載する行為は著作権侵害にあたります。著作権侵害は犯罪です。
  • 利用規約を必ずご確認ください。
  • ハートの数字はTwitterやFacebookでのリツイート・いいねなどの反応数を合算して算出しています。
音楽について書きたい、読みたい