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心斎橋BRONZEと雰囲気通信による新たな挑戦

今私たちにできること

大学4年生の私はこんな状況下で就職活動をすることに嫌気がさしている。

やりたいことも、うまくいかない、行きたい企業は採用が見送りになって、将来像も壊れかけてしまった。

このような状況に追い込まれているのは私だけではない。そう分かっていても自分だけが違うように見えて自分を追い込んでしまう。

大好きなライブも開催されることなく延期や中止が続く日々。

「音楽がなくても生きていける」

そう言い聞かせながら生活してきた。

しかし、生きてはいけるが面白くはない。
生活に色がない。

好きな音楽が目の前で鳴って、友達と喜んだり、笑ったり、泣いたり、あの高揚感がない。

そんな中、ある音源が配信された。

心斎橋BRONZE、雰囲気通信によるライブ音源配信だ。

「音のみライブ=記憶と想像力」
をテーマに掲げ、ライブ映像ではなく”ライブ音源”をレンタルという形での配信。

早速、私は大阪寝屋川出身のUnblockの配信を聴いた。

イヤホンから流れるライブの音。
久しぶりのこの感覚に懐かしさすらも感じられた。

レンタルしている期間、家でも電車の中でも繰り返し聴いた。

「あのライブハウスで見たのは忘れられないな」
「あの日はこんなことを思って見ていたな」
とひとつひとつの思い出や景色が蘇ってきた。
まさに記憶と想像力があったからこそ実際には見えなくても”感じるもの”がたくさんあった。

“少しでも日々の活力になりますように、希望になりますように”

Vo/Ba田口卓磨の放つ言葉に私は安心した。

ライブという形で音楽ができなくともこのバンドは歩みを止めていない、進んでいる。

真っ直ぐに、未来を照らしてくれるUnblockのこれからがもっと楽しみになったライブ配信だった。

少しだけ、音楽から離れて現実を見ないように逃げていた私を引き戻してくれたこのライブ音源配信という新たなプロジェクトに感謝したい。

今までのように「ライブハウスは自由な場所」というのは物理的には難しいかもしれない。

それでは自由を取り戻すために私たちに何ができるだろうか?

私は演者ではないから「ライブハウスを守ろう」なんて簡単に口にできないし、学生である故に大きなお金を寄付できるわけでもない。
 
世の中でライブハウスが敵視されて、埋もれて消えてしまったら「音楽の始まり」を止めてしまうことになる。

だから私はライブハウスが
“根を張るスタート地点”
だということを声を大にして伝えられる存在でありたい。

どれほど音楽がライブハウスから生まれているか、私たちの生活を豊かにし、影響を与えているか多くの人に伝えたい。

そしてライブハウスに恩返しをしたい。

大きなことはできないがライブハウスを必要としている人がたくさんいることを発信し、これからの音楽シーンを支えていきたいと思う。

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