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2017年9月7日

あんず (24歳)

出会った日から

LILYにいつも支えられていたんだ

平成29年8月26.27日
二番先陣という
自主企画サーキットフェスイベントをもって
LILYというバンドがその歩みを止めて
お休み期間に入りました。

彼らの想いを受け取って
どうにかこの想いを伝えたい
また彼らが動き出すまで
自分の心に大切にしまって置きたいと思い
筆をとりました。

活動休止直前までドラムパンチ不在の
LILYのライブに行くこともできず、
彼らに伝える言葉も見つけられずにいた自分。

LILYに会える二番先陣の日が
来ることを待ち望む気持ちと
この日でバンドが止まってしまう寂しさから
彼らが懸命に動いてくれている
このイベントの日が一生来なければいいと
不純な気持ちを合わせ持ち、
整理のつかず実感の湧かないふわふわとした気持ちで
この二日間を迎えました。
 

二番先陣というサーキットイベント自体
初めはドラムのパンチが立ち上げたもの。

群馬では既に同じような形のI ROCKSや
under G roundというイベントがありますが、

彼は「群馬のバンドシーンの底上げをしたい。」「二番煎じだと思われても…挫けず真っ直ぐに信念を突き通せば、それがオリジナルになる」「平坦な歩みではなかった、自分たちにしかできないものがあるはず」〈LILYパンチTwitter〉という想いを込めて二番先陣という名前をつけたと話していました。

彼が不在のLILYの二人で企画する
二番先陣というイベントでも
「ライブハウスで戦い、出会った仲間に故郷を見せたい。ライブハウスで育ったからこそ、群馬の音楽シーンをもっと盛り上げたい。二番煎じかもしれない、でも、信念を持ってこのイベントをやり遂げたら、きっとそれはいつかオリジナルになる」〈二番先陣特設サイトHP〉という想いがちゃんと引き継がれていました。
引き継がれたというより、三人の二番先陣のイベントへの想いが一致していると思いました。

二番煎じをネットで調べると、
「一度煎(せん)じたものを使って、もう一度煎じ出した薬または茶。転じて、前のくり返しで新味のないもの。」〈Google検索〉と出てきます。

I ROCKSというイベントに参加したこともあり、 その上で二番先陣というイベントに二日間参加した身として思ったこと。

確かにイベントの形としては、上記のイベントと見た目変わりないのかもしれない。
形だけ見れば、ネットで調べた二番煎じのそれに当たるものなのかもしれない。

しかし、その企画を立ち上げた人達のイベントに込めた想いやそれぞれのバンドに託した想い、託されたバンドの想い
このイベントで見せたい景色、伝えたい想いの違いで
こんなにもイベントや
それぞれのバンドのライブは色が変わるもので、
二番先陣は正直とても新味があり、誠実に音楽を受け取れる場であるなと感じました。

そしてこのイベントで一番感じたことは、
LILYが沢山の人達に愛されていることでした。

この二日間
群馬の高崎club FLEEZというライブハウスでみたのは、
ライブをする側見る側の沢山の笑顔や泣き顔と

史上最低の後輩といった先輩バンド
戻ってこいといった後輩バンド
今日も戦いに来たといったバンド
パンチ不在のLILYを支えたドラマー
LILYの製作や運営に関わった人達
すぐ近くで支えていたスタッフ
ライブハウススタッフ
沢山の仲間に囲まれてるLILYの姿でした。

どのバンドも
LILYやパンチのことを話していました。
色んな言葉がありましたが
どのバンドもLILYの事を想ってライブしているのがひしひしと伝わって、その想いに何度も涙を流しました。

こんなに温かい気持ちになる
時間と場所は初めてだと感じました。

そして2日目は高校生バンドが
二番先陣の舞台に立っていました。
初々しい女の子二人組、独特な雰囲気のバンド
彼女ら彼らにとって新しい一歩をこのイベントで見ることができました。

二番先陣総出演、39バンドと1芸人。
全部見れた訳ではありませんが
それは”二番煎じ”じゃなくて
ちゃんと”二番先陣”であったこと、
群馬の高崎club FLEEZという場所のバンドシーンが
熱く盛り上がる二日間であったことは
間違いないなと思いました。

わたしは記憶力が良い方じゃないけれど
LILYは活動休止前、最後のライブで
「また会いましょう。」と言いました。

その言葉やライブで歌う曲の数々に
今まで様々な場面で
大切な気持ちに気付かせてもらったこと
辛い時に沢山支えられていたことを
再認識して涙が止まらなかったです。

いつだってうまく伝えられず。
二日間終わった彼らに向けても
”寂しいです。いつも沢山支えてくれてありがとうございます。”と用意していた言葉しか伝えられませんでしたが、本当にいつも支えられていました。

出会った日からずっと。

大袈裟かもしれないし、
言うのが遅すぎたかもしれない。
でも、今だからちゃんと言いたいです。

わたしはこのバンドが居たから
今、この場所で挫けずにいられます。
素直に笑ったり泣くことができます。

LILYが楽曲に込める素直な気持ちに共感したり、色んなステージに上がって色んな人たちに確実に音楽が届いている姿を見ているうちに、自分自身の新しい目標も見えて、それに向かって歩みを進めることが出来ています。

こんなにも
自分の人生に寄り添って
近くにいてくれるバンドは初めてでした。
それくらい大きな存在になっていたことに
今改めて気づきました。

LILYの楽曲にたくさん支えられて
これからも色んな場面で
お世話になると思います。

ボーカル福島拓也は「いつの日かパンチが帰ってきて、バンドを再開したいと言ったとき、何も変わらない自分ではいたくない」〈LILY Twitter〉と
ベース橋倉祐介は「LILYの集合体の1つである事に誇りを持ち続けながら、これからはより生々しく自分の表現出来る音を生み出し鳴らしていきたい」〈LILY Twitter〉と
それぞれが話し、彼らは再開するまで
別々の道を歩き出しました。

その歩みをずっと応援するとともに
その道の途中で三人が
またLILYというバンドで
交わりますように願っています。

やっぱり
寂しくないと言ったら嘘になりますが、
『「今までありがとう」私も前を向く』
〈LILY/出会った日から〉

また再開するその日まで
さようなら。
また出会うためのさようなら。
を今しようと思います。

『どんな未来が待っているだろう
いつか話そう ねえ、大切な人』
〈LILY/いつも支えられていたんだ〉

大好きLILY。
おやすみなさい、また会いましょう。

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