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back numberと繋ぐ記憶

NMT2019からone room partyまでの父の想い

私の父は認知症&心臓病を患い長い間病院生活をしています。私が幼い頃から家族でライブに行くことが多く、父親は特に音楽に詳しかったです。
そんな父の影響で中学生になってすぐストリートライブやライブハウスに通ったり、ときに自分でバンドを組んでCDを出したり。
私は今でも学生時代に出会ったback numberが大好きで遠征に行ったりファンクラブイベントparty1〜5まで行っています。
そんな今年のparty5は、コロナの影響でほとんどが中止に。私はチケットトレードにて中止になる前に参加できましたが、今回のtourのためだけにNO MAGIC TOUR 2019後ファンクラブに申込した父は結局行けませんでした。父も私も第一希望の日程が当選していたので、病院に外泊許可取ったり医療機関を調べていましたが夢は叶わず。中止になったことを知らせに父の病院に行くと、いつもは笑顔でおしゃべりな父、認知症で私が娘と理解していなくても陽気に喋りつづける父が、涙を流しひたすらback numberの恋と手紙を聞いているんです。何も言えずに2時間。辛くなり私は病室を出てきてしまいました。
後日、病院の方に父の様子を聞いてみると、あの日はずっと部屋から出てこず。歌をずっと聞いては泣いていたとのこと。認知症だから翌日には忘れちゃうかな?と思ったものの、記憶として刻まれてしまいました。行くはずだったone room partyの日は、父の71回目の誕生日。最高の誕生日にしようとたくさん計画していたのも白紙に。
けれど、数日後父の病室を尋ねると、なんにもなかったかのようにある曲を聞いて笑って呟いていました。それは大好きな楽曲、
back numberの恋。「たえさんと手を繋いででーとしたいな」って。可愛いし、温かい気持ちになりました。娘の記憶は消えても妻の記憶は色褪せず。私との記憶は新たにback numberの楽曲たちが繋いでくれていると勝手に感じています。
ありがとうback number。
私はNO MAGIC TOUR 2019の最終日、台風で行けなくなったり翌年はコロナで中止になったりと悲しい日々ですが、絶対にずっとずっとバンドについていきます。私と父を繋ぐ大切な音楽であり、バンドはやっぱりback numberしかいません。

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