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米津玄師の世界観

みかんちゃん

 待ちに待った「感電MV」が、公開された。
最初からハイテンションで走り回ったり、転げ回ったり、ジャンプしたり、空を指差してたり、終始楽しそうな米津玄師にびっくりする私。
「何だ一体?今までのミステリアスって何だったんだろう?」と驚きを隠せない。
まるで、宇宙の惑星から降り立ち、今から悪さをしてやろうじゃないかと言わんばかりの表情だ。
 それもそのはず、このMVにはミラーマンという名前のバックダンサーがいる。
ミラーマンはウルトラマンシリーズで鏡を使ったり、光で自由に移動できるキャラクターだ。このMVでも、サイドミラー、バックミラーに映り込んで踊り出す4人のミラーマン。
楽しそうに見えるが「兄弟よ如何かしよう もう何も考えない様 銀河系の外れへと さようなら」の歌詞で手を振る米津。
ウルトラ兄弟がこの怪獣によって、結末を終えてしまうのかと戦慄が走る。4人で肩を組んだり、わざわざ後部座席に4人のミラーマンが座るなど違和感があるのは、
「ウルトラマンA」には悲しい4人の結末があるのとどこか重なってしまうのだ。
 その都度、米津がMV中に頭を抱えたり、ロケットを背景に見たて飛び立つ、光線が放つぐらいの照明、3分間で車が爆破される、車のボンネットを駆け上がるジャンプ力など、ウルトラマン要素が散りばめられている。
 なぜ私がウルトラマンばかり言うのかというと8月5日のニューアルバム「STRAY SHEEP」のHMVのクリアファイルがウルトラマンを彷彿させるから、合点がいってしまうのだ。
 この曲はMIU404のタイアップ曲で、刑事のバディの颯爽とした曲調であるが裏テーマには「一瞬の煌めき」など、米津玄師らしい生きることのメッセージを含んでいる。
 このMVを観る限り、米津玄師はただただ笑っているだけではなく、奥に潜む怖さもあるほどの演技力が、恐ろしいほどのMVになっており、彼の歌と世界観が合わさって、ひとつの映画を観ている気分にどっぷり浸るのだ。

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