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あなたもキュウソを好きになればいい

7月16日電波鼠ライブ

今、私は家のソファでこれを書いている。
たった数十分前までこれを書いているスマートフォンでライブを見ていた。
画面越しのライブだったのに、見終わった後はライブハウスで見たかのように全身が心地よく疲れていて興奮さめやらないままこれを書いている。
どうしてもこの感情を残しておきたいが為に。

今年10周年であるキュウソネコカミが電波鼠という名前でついに配信ライブを行ってくれた。
自粛生活が続く中、私はチケットを買って何回か配信ライブを楽しんできた。
それはどれもいつものライブとは違って新しい試みとかがあり、楽しかった。
何よりもバンドマンがファンの事を思って色々考えてくれる事が嬉しかった。

きっと、キュウソもそうだと思う。
どういうライブをしたらファンが楽しんでくれるかを色々と考え抜きやってくれた。
今回のキュウソネコカミが行ってくれた電波鼠はある意味、伝説のライブだと思う。
7月23日まで配信が観れるのでこの文章に興味を持った方はぜひ、見て欲しい。後悔させません。

ライブした場所はキュウソにもかなりのゆかりがありとても大切なライブハウスでもある梅田シャングリラ。
ライブ配信は19時半から。
ライブ前からチャット等は楽しみにしているファンで賑わった。
そのコメント欄や真っ暗だった画面が「始まります!」みたいな画面に変わって更にワクワク感が増した。
私はイヤホンを装着し、齧りつくように画面をずっと見ていると時間は既に19時40分。
時間通りに配信されないのも生ならでは。
ライブハウスの時も定時に始まる事はそうそうない。
だから、待った。けど、数分ではなかった。
あまりにも長かったので心配になっていると公式からトラブル発生のお知らせがきた。
トラブルも配信ならでは。
画面からチラッとライブハウスの様子が見えたり、音が鳴っていたりしたので引き続きワクワクしながら待った。
SNSを通して公式が今の状況を定期的に教えてくれる事、メンバーも定期的に前向きな呟きをくれる事。
それが待っている側の支えになっていた。
そういえば、大物洋楽アーティストはかなり時間を押す事があると聞いた事があるなと思いながら、キュウソも大物の仲間入りしたのかもなんて前向きに捉えて、私は待った。
けど、ついに少し不安になるようなお知らせが公式からきた。もしかしたら開催が……。
確かに予定時間より一時間過ぎようとしていた時、ゲストMCのFM802ラジオDJ飯室さんの声が聞こえた。
そして、顔も映った。
その瞬間、私はすごく安堵した。
飯室さんの軽快なトークで私の変な不安や心配していた心がほぐれ、映像は飯室さんからライブハウスの中へ移り変わり演奏が始まった。
音が鳴った瞬間、メンバーの顔が見えた瞬間、私は泣いた。気づいたら涙がこぼれていた。

ライブハウスに行けない生活が続くようになった時、こういう時だからライブが見れないのは仕方ないと
言い聞かせたが、やっぱりライブの楽しさを知ってしまっているので私はライブに行けない生活が辛く感じてしまう時があった。客側がそんな状態ならバンド側はもっと辛いはず。
だから、今日の為に色々と案を出してどういう演出にするかセトリはどうするかを決めたりしてきたメンバーやスタッフ、ライブハウス関係者、今回の配信に携わってる全ての人の想いが無駄にならなくて本当に良かったという思いが涙となって溢れ出た。

そして、画面越しでもライブをものすごく楽しめてる自分自身にほっとした。
好きなものは簡単に失わないんだと改めて思った。

トラブルがあった事をしんみりとして謝るのではなく、「これから配信ライブするバンドは気をつけてくださーい!!」みたいな事を言ってトラブルさえも前向きな面白さに変えてしまう所がキュウソらしくて最高だなとなり、涙はすぐに笑顔に変わった。

フロアで円になってのライブ。
画面下の方には意味ありげなグリーンの布。
いつもよりもそれぞれのメンバーの表情が見える。
まるで自分がフロアに居てキュウソライブを一人占めしているみたいな気分。
細かい曲目は見てから確認して欲しいのだけども、新旧織りまぜつつ、定番曲も欠かさず、このライブで初披露の曲もあった。
いつものライブと同じだけどもいつもとやっぱり違う。特別感のあるライブ。
グリーンの布が配信ライブならではの完璧な役割を果たして、それと戯れるメンバーがいつもよりもはしゃいでて楽しそうで私はすごく嬉しかった。
ライブハウスに置いてある画面モニターに映るファンからのコメントにも反応してくれたのも嬉しかった。

MCで次にもしトラブルがあったらそこまでです。みたいな事をおもしろおかしく言っていたけど、メンバーの内心はすごくドキドキしていたんだと思う。
最後までライブ本編をやり終えた後の表情がそれを物語っていた。

私はキュウソのライブを見ていると、とても楽しいのに泣けてくる事がある。
それはキュウソの音楽に嘘がなくてどこまでも真っ直ぐだからだと思う。
ふざける時はおもいっきりふざけ倒して、きめる時はビシッとかっこよくきめる。そして、かっこ悪い部分も全て曝け出して見せてくれる。それを次へのエネルギーに変化してキュウソはまた真っ直ぐこちらにぶつかってきてくれる。
だから、私はキュウソが好きなんだと思う。
カッコいい部分だけ見せてもいいのに、そうとしない。自分達が今、思っている事をその場で伝えてくれるからファンとバンドの間に信頼関係みたいなのが生まれて、キュウソの事をもっと好きになってしまう。

何度もライブで聴いて見ている曲もライブ配信ならではの演出によって今まで見た事のない演出を見れてお腹を抱えながら笑った。
私以上に画面に映るメンバーはとても楽しそうに笑っていて、最高だった。

あっという間に本編が終わり、いつものライブでは見れないグッズコーナーの紹介という貴重なトークも聞けてからの……。
やられた。トーク途中にセイヤさんが全然帰ってこないのに私は気づいてた。
セイヤさんトイレ行ってから長いな。
お腹の調子良くないのか?と普通に心配になってた私は、セイヤさんが戻ってこなかった理由がわかった時にとても悔しい気持ちになったが、それと同時にとても幸せな気持ちになった。

どこまでもサービス精神旺盛なキュウソの最後は、プロのバンドというよりも文化祭的なノリだったがそれがすごく良くてキュウソの原点を見れた気がした。

新たなライブの演出を手に入れたキュウソの今後が怖いぐらい楽しみだ。
7月23日の期限が来るまで何度も観て、何度も笑い泣こう。そして、私はキュウソネコカミをもっと好きになるだろう。

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