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2017年9月15日

ななこ (22歳)
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出会えたことに感謝して。

plentyとわたしの青春

plentyを知ったのは
ROCKIN’ON JAPAN 2009年11月号の
1stミニアルバム
「拝啓。皆さま」のインタビューだった。

違うバンド目当てで買った雑誌。
暇つぶしがてらにplentyの
インタビューを読んでいたあの日。

飾らない言葉で想いを伝えているボーカル江沼の人柄に惹かれて、CDショップに駆けつけ、試聴すらしないまま衝動買いをした中学2年生だったわたし。

ブックレットのシンプルさに世界観を感じ
一曲目の 「理由」を聴いた時の衝撃。
あの日からplentyはわたしの青春の一部として
今日この日まで過ごしてきた。
 

中学校に行けず不登校になったときも
ずっとplentyを聞いていた。

ただただ寂しくなる夜を耐えて、
つらい朝を迎えて、
どうしようもなく孤独だったときも
plentyがずっと心に在った。

わたしの心の芽をずっと支えて育ててくれた
plentyの音楽は切っても切り離せない。
 

初めてライブに行けたのがplenty初となる
2012年4月の
日比谷野外大音楽堂での公演だった。
肌寒いなか、わたしの中の
ヒーローをこの目で見ることができたあの日。

あれから5年が経ち、
plentyの終わりを見届ける場所が
同じ日比谷野外大音楽堂になるなんて
想像していなかった。

解散を発表した日、公式HPに掲載された言葉を何度も読み返してはずっと途方に暮れていた。

雑誌に掲載されたインタビューを読み、メンバーの気持ちを知り、これまで全身全霊でplentyという青春を駆け抜けてきたメンバーのこの先の道をわたしは心から応援したいと思えた。
 

ラストツアーの東京公演では、何度も泣き、今まで聴いていた楽曲たちが解散という出来事を通じて 表情を変え、胸に届くことがとてもつらかった。
どの曲たちもライブハウスで聴くことは最後なのかと思うだけで この時間が終わらないでほしいと祈ってしまっていた。

夏フェスも最後の出演となるため、ロッキンに駆けつけずにはいられなかった。
RO69ブースで RO JACKのライブ映像が流れていて
弱冠20歳のplentyを観れたことに感謝をしつつ

木々に囲まれたステージの中、夕暮れすぎたあたりからライブが始まり いつものように歌うには違和感のある、楽しさだけでない 寂しさだったり感謝の気持ちも見えた気がした。

お世話になりました、ありがとうございました、plentyでした。さよなら。と言う江沼の姿をこの目に焼き付けたくて見つめているのに揺らいでしまう視界。

わたしの青春が着実に終わっていく実感を持ちながら、今日まで過ごしている。
 

拝啓。皆さま で膝を抱えていた少年が
いのちのかたち で色鮮やかな曲を歌い
愛に溢れた世界を歌っているplentyの物語の
エピローグが 風をめざして ならば
なんて美しすぎる物語の終焉なのだろうか。
 

ラストライブを前にして、
今でもplentyの音楽を聴くと泣いてしまう日々で
きっとラストライブが終わっても
泣いてしまう日々なのかもしれないが

わたしの青春は終わらなくて
plentyもずっと輝き続ける。

わたしが必要とするかぎり
plentyの音楽は死なない。
思い出を塗り重ねて
さらに濃い青春になっていく。

この音楽に出会えたことに
心から感謝をしている。

plentyに出会わせてくれた
ROCKIN’ON JAPANにも感謝をしたい。
 

ラストライブの日比谷野外大音楽堂で
彼らはどんな表情を見せ、
どんな思い出を築いてくれるのだろうか。

台風が近づいているが、
無事に公演を観れるように祈りたい。

plentyありがとう。
大好きです。ずっとずっと。

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