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BUMP OF CHICKENという存在

人生を共に過ごしていく音楽

コロナウィルスが蔓延し、暗い雰囲気が漂う中、私は就活生として就職活動を行い、今は新社会人として慌ただしい毎日を過ごしている。

就職活動の時、話す内容を考えるために自分のこれまでの人生を振り返ってみるといつだってそばにBUMP OF CHICKENがいた事を思い出す。

気づけばもうファン歴13年。人生の半分以上をBUMP OF CHICKENと過ごしてきたのだ。
 
 

花の名を聴くとファンになりたての小学生の頃を思い出す。友達と一緒に自転車を漕いで隣町まで出かけて何をするでもなく遊んだこと、一緒に日が暮れるまで秘密基地を作ったこと。

COSMONAUTを聴くと高校受験を思い出す。毎日塾に行き、遅くまで勉強して、寒くて鼻がツンとする冬のニオイを嗅ぎながら帰ったこと。

fireflyを聴くと初めてのバイトを思い出す。先輩に怒られて沈んだ気持ちで帰ったこと。

虹を待つ人を聴くと初めて参加したQVCマリンフィールドでのライブを思い出す。今まで聴き続けたあの音を初めて生で聴けた喜びがあったこと。

Butterflyを聴くと大学受験を思い出す。Butterflies発売日が大学の最後の試験の日だった。

記念撮影を聴くと大学の講義の朝を思い出す。突然公開されたMVをイヤホンで必死に聴いたこと。

aurora arcを聴くと卒業論文を書くために大学の図書室にこもった事を思い出す。図書室を出た時、とても爽やかな暑さが顔を掠めた。

就職活動の時もBUMP OF CHICKENを聴いた。出来の悪い私は大学受験も就活も上手くいかなかった人間だ。

同い年の友達はとっくに就職して社会人として活動してて、大学の友人も既に就職先が決まっていた。

自分だけが取り残されたようなそんな気がしていた。

そんな時もそばにはBUMP OF CHICKENがあった。

――――――「考え過ぎじゃないよ そういう闇の中にいて 勇気の眼差しで 次の足場を探しているだけ」Aurora

――――――「迷った日も 間違った日も ライトは君を照らしていたんだ」Stage Of The Ground

――――――「離れない いつでも側に 僕の中に 一番近くに」ファイター

いつだって彼らの言葉に救われてきた。

BUMP OF CHICKENとは心の絆創膏のような存在だと思った。

治すでもなく、忘れさせるでもなく、そばにあって痛みを庇ってくれる存在。

今や世の中は未曾有の混乱の中にある。終わりが見えなくて、姿の見えない脅威に気が狂いそうになる時がある。

でもなぜだかBUMP OF CHICKENの唄を聴くと自然と心が安らいだ。

それはきっと良い今も、悪い今も、いずれは過去になることを知っているからだ。

10年、20年経った未来であの時は大変だったなぁとBUMPの唄を聴きながら昔を懐かしむことになると知っているからだ。

人と軽々しく触れ合えないこんな時代だからこそ音楽と抱きしめ合う喜びを私たちは忘れてはいけないのだと思う。

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