4023 件掲載中 月間賞毎月10日発表
この数字はTwitterやFacebookでのリツイート・いいねなどの反応数を合算して算出しています。

意味のある偶然の一致…米津玄師の『感電』に感じた瞬間

米津玄師『感電』と余命僅かな愛犬とのシンクロ

私は米津玄師さんの大ファンである。
彼の作り出す音楽に言葉に、
今までいろいろな人生の場面で救われたことが何度かある。

自分よりかなり年下である米津玄師さん。
そんな彼から学ぶこと、感じることは沢山ある。
ありがたいことだと思っている。

人には誰にも言えない事、辛い事が一つや二つあるだろう。
米津さんの音楽は、私の中にあるネガティブな部分が現れた時…
気づきを与えてくれる。心の支えになってくれている。
 
 

今回は、新曲の『感電』が忘れられない曲となった。

いくつかのシンクロする出来事が、意味のある出来事に思えて…
私はこの想いを文章に残しておきたいと強く思った。
 
 
 
 

世界中がコロナ禍にあり不安な日々の中
米津さんの新曲『感電』リリース、
2年半ぶりのアルバム『STRAY SHEEP』リリース予定の嬉しい知らせが
心をワクワクさせてくれた。
 

そんな中…
この新曲『感電』のタイトル通り…
私の身体中に電流が流れたかのような衝撃的な事が起こった。

つい数日前まで元気に一緒に暮らしていた愛犬の余命宣告をされたのだ。
突然の事故のような衝撃…
 
 
 

私には12年間家族同様に暮らしてきた愛犬のマルチーズがいた。
しかし少し前、余命数か月を宣告されたばかりだった。
 
 

もう10日あまり食べ物を口にしなくなった。
食べることが大好きだった愛犬が何も食べることができなくなった。
余命数か月?
もしかしたら、もっと早いのではないか…そう不安になる。

どうして?
少し前まで元気に暮らしていたのに、体調を崩し受診…
答えは血液検査の数値に表れていた。肝臓がんの疑いもあった。
もう…緩和治療の選択しかない状態である。

自分を責める日々。
何故?うちの愛犬が?まだ早すぎる!と自問自答する。

愛犬の健康には人一倍気をつけていた自負がある。
ドッグフードもヒューマングレード級の物を与え、
12歳になる愛犬の毛並みや、皮膚の美しさを自慢にさえ思っていたのだから。

しかし…見えない敵は身体の中を蝕むのか。
コロナ禍の中、私はもう一つの見えない敵の存在に言葉を失っていた。
 
 
 
 

余命宣告を告げられる前、愛犬は普段通り元気だった。

8月5日には米津玄師さんのニューアルバム『STRAY SHEEP』が発売される。
もちろん予約済みである。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、放映が延期になっていた『感電』が主題歌であるドラマ『MIU404』の撮影が再開し、6月26日(金)やっと放映されたのだ。
私にとって嬉しくてしかたないニュースが次々に舞い込んできていた。
 
 
 

そしてもう一つ。
私はタロット占いが好きでネットでパソコン画面を通して娯楽感覚でカードを選び、アドバイスを受け取って時々タロット占いを楽しんでいた。
それが今回本当に不思議なことに…

導かれるように‥シンクロするのだ。

たまたま選んだタロットカードの来週のアドバイス(7/6~)は
「音楽を聴いてください。そこに答えを見いだせる」だった。

そして『あなたの人生において人生の考え方が大きく揺さぶられる出来事がある‥人生の価値観を変えるようなことが起こってきそう』そういった内容であった。
 
 
 

そのタロットカードを引いたその週末に

愛犬の余命宣告を受けた…
 

そして余命宣告を受けたその日の深夜日付か変わった7月6日
米津玄師さんの『感電』の先行配信スタートの日だった。
 
 
 

これは、あくまでも私個人がそう感じたいから感じたのかもしれないが、

米津さんの新曲配信のタイミングと、タロットカードの言葉…
そして愛犬の余命宣告にシンクロするのを感じずにはいられなかった。
 
 
 
 

日に日に弱っていく愛犬…

家族が仕事に出かけ、愛犬と2人になった部屋の中…
米津玄師さんの新曲を愛犬にも聞かせてあげようと、
ソファーに横たわる愛犬のまん丸な目と目が合いながら…
優しく頭を撫でながら
先行配信された『感電』をダウンロードしたスマホを片手に曲を流した。

米津玄師さんの音楽は、いつも想像をはるかに超えて素敵な楽曲が作り出され、私達ファンに幸せや希望や人生の道しるべとなる音楽をつくりだしてくれる。
 
 
 

『感電』を愛犬と聞きながら‥
涙が溢れてとまらなくなった。

スマホから流れてくる米津玄師さんの歌声が…
私の心の中に痛烈に突き刺さった。

寂しさや抗えない事実を受け止めきれない複雑な心の中、
涙が止まらない。
そんな私を愛犬は清らかな瞳で私を見つめてくれている。
 
 
 

”たった一瞬の このきらめきを
食べ尽くそう二人で くたばるまで
そして幸運を 僕らに祈りを
まだ行こう 誰も追いつけない くらいのスピードで

稲妻の様に生きていたいだけ
お前はどうしたい? 返事はいらない”

(引用:米津玄師「感電」歌詞)
 
 
 

コロナ収束かと思われた世界が、またしても不安な闇に落ちていく。
私と愛犬に起こった命の寿命の瀬戸際…
誰にも知られないまま静かに時間だけが過ぎていく。
 
 

私と愛犬の残された時間‥生きていたい、生きていて欲しい。
この一瞬一瞬、まさにくたばるまで2人できらめく瞬間を感じたい…
 
 
 

身体も辛いはずなのに、愛犬の愛くるしいまるく黒い二つの瞳が…
星のようにキラキラ輝いて
私を真っすぐに見つめてくれているのだ。
まばたきもせずに。

そしてただそこには…米津玄師さんの歌が流れている。
 
 
 

私は、思わず愛犬の身体に耳をつけて心臓の鼓動を聞いた。
この10日間なにも食べることができない愛犬は
数日でみるみる痩せてしまった身体だったが…
温かくて…そしてしっかりと心臓の鼓動が聞こえる。

涙が出て止まらない。

私は、この先の近い未来…
愛犬の死とこの現実との境界線に居合わせるのだろう。

その瞬間を…そこにはあふれんばかりの愛でいっぱいにしたい。
泣いてばかりいられない。
 
 
 

”お前はどうしたい? 返事はいらない”

(引用:米津玄師「感電」歌詞)
 
 
 
 
 

”お前はどうしたい?”
米津さんのこの歌詞の言葉に気持ちが引き締まるのを感じた。

この一瞬一瞬を愛犬と笑って穏やかに過ごそう…
愛犬の返事も同じだと確信した。
以心伝心である。

愛犬も私や家族に対し同じ思いだったのだと思う。

愛犬にスマホカメラを向けると…
「いいよ、可愛く撮って。」
「私が居なくなっても寂しくないように沢山撮っていいよ」
と言ってるようで…
 

苦しいはずなのにちょこんとお座りしてポーズをとるのだ。
この一瞬も、たまらなくけなげで愛おしくなる。
 
 
 

犬は人の何倍もの速さで歳をとっていくという。
まさに、

”だれも追いつけない くらいのスピードで” 生きているのだ。
 
 
 

余命宣告されたが、
あとどのくらい一緒にいられる時間が残されているのか…
はっきりとはわからなかった。

毎日テレビからはコロナ禍の不安なニュースばかり。
気持ちが暗くなる事もあるが、
私と愛犬は笑って過ごそう。
少なくとも愛犬を見送るまでは…そう決めた瞬間だった。
 
 
 

愛犬と私と米津玄師さんの歌に
いろいろな見えない力、
スピリチュアルを感じて少し笑っている自分がいた。

大好きな愛犬と米津玄師さん…
そのシンクロが嬉しかったのだ。

もう一つ付け加えるとしたら、
『感電』の歌詞の中には犬の鳴き声や猫の鳴き声がある。
そこも、今回シンクロを感じて仕方がなかった。

『感電』を歌う米津さんの歌声が
私と愛犬に語り掛けているように感じていた。
 
 
 

愛犬の最期は、私と家族みんなで看取ることができた。
数日前、愛犬は天使になった…
最期の心臓の鼓動を感じることができたのだ。
 
 
 

”お前がどっかに消えた朝より
こんな夜の方が まだましさ”

(引用:米津玄師「感電」歌詞)
 
 
 
 

愛犬が天使になったのはこの歌詞のように朝…でした。
 
 
 

信じられないかもしれないが、
最期に愛犬が私の声を聞いて…

目もうつろだったそれまでの表情が変わり
目を真ん丸に開き、口を少し開けて
舌を動かし笑ったのだ。

穏やかな美しい微笑みだった。
まさしく”メロウなエンディング”
 
 
 

そして数分後、呼吸が止まり…そのあと心臓が止まった。
小さな命が尽きた瞬間だった。
 
 
 

私にとって…
米津玄師さんの『感電』は一生忘れられない音楽となる。
 
 
 

8月5日にリリースされるニューアルバムも楽しみだ。

アルバムの形態として初回限定のおまもり盤がある。
キーホルダーのおまもりが付いてくる。
私と愛犬のお守りになってくれそうで楽しみだ。
 
 
 

今回『感電』を自分的に感じたこととして記してきた。
私にとって
愛犬の余命宣告と死、『感電』の歌詞…
タロット占いの言葉…

全てがシンクロしていて…
何か意味のある偶然としか思えなかった。
 
 
 
 
 

抗えない事へも、どう向き合いその時をどう生きるのか…
後に公開となった華やかな『感電』のMUSIC VIDEOを見ながら考えさせられた曲となった。

答えは自分の中にあるのかもしれない。
悩み苦しい事もいっぱいいっぱいあるが、
前を見て自分の心のままに
人生の一瞬一瞬を…
自分を信じて大切に生きていたいと思った。

人生は一度限りであるから。
『感電』がそれを改めて教えてくれた。

小さな愛犬からも命の尊さ、
限りある命であることを改めて教えてもらった瞬間であった。
 
 
 

ドラマの主題歌でもある『感電』…
音楽は個々の受け取り方が様々であって良いと思っている。

人生の出来事一つ一つ、
そこには音楽がそっと寄り添っているものだ。
 
 
 

まだ心が悲しみでいっぱいだが…
私の心を救い出してくれるのは自分自身であり
そこに優しく寄り添う音楽の力だとも思っている。

私の中に米津さんの音楽が寄り添ってくれている。

これからも私は米津玄師さんの歌に歩み寄っていきたい。

ありがとう…愛犬。 ありがとう…米津玄師さん。

  • 投稿作品の情報を、当該著作者の同意なくして転載する行為は著作権侵害にあたります。著作権侵害は犯罪です。
  • 利用規約を必ずご確認ください。
  • ハートの数字はTwitterやFacebookでのリツイート・いいねなどの反応数を合算して算出しています。
音楽について書きたい、読みたい