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ACIDMANと白杖

一歩踏み出す勇気をくれるACIDMAN

会社帰りの地下鉄のホーム。
一番前で電車を待っていると、向こうの方から白杖をついた男性が歩いてくるのが見える。
あっと思って思わず音楽を聴いていたイヤホンをはずした。慣れてる駅だから問題ないかな、全盲ではなく少し見えてるのかもしれない。私に何かできることはないかもしれない。そう思いながらも盲導犬と一緒にホームから転落して亡くなられた方のニュースを以前見たことを思い出してドキドキしてきた。
すると私の目の前でその人が立ち止まった。
ホームドアが設置されているので危険はないかもしれない。でも…ACIDMANの大木さんならどうするだろう。そう思うと自然と「何かお手伝いできることはありますか?」と声をかけていた。
男性は少しびっくりしたようだったけど、「ありがとうございます。そうしたら肩を貸してくれますか?」と言ってくれた。左側に立って電車に案内する。「座られますか?」と聞くと、「空いてるんですか?」と返ってきた。そうか、見えないとはそうゆうことかと改めて実感する。
もし自分が盲目になったとしたら。今まで想像したことがあっただろうか。
ACIDMANと出会ったのは高校生の頃。
友達にACIDMANてめちゃくちゃかっこいいよ!と教えてもらってからもう15年以上。
こんなにも好きになるものはこれまでもこの先もないだろうと思うくらいの存在。それはもちろん音楽がかっこよくて、3人の作り出す音が好きで、心を揺さぶられるからとゆう理由はあるけれど、一番は『YOU ARE OK』(Your Song)と言い続けてくれるところだと最近やっと気づいた。
『あなたは大丈夫』そう言ってくれる存在がいるということは、こんなにも心の支えになるんだなと、より強く感じる。
人はいつか必ず死ぬから、1分1秒を大切に生きることを伝え続けてくれるACIDMAN。
彼らの想いを聞き続け、曲に勇気づけられてきたおかげで、何か考える時にACIDMANなら、大木さんならどうするかなと考えるようになった。
そしたら必ず一歩踏み出す勇気をもらえる。
憎しみあっている時間なんてない。たった1秒で世界は変わる。
今コロナで大変な状況でも、なるべくポジティブにと伝え続けてくれる大木さん。
私が声をかけることができたのは、マスクをしていて周りの目がいつもより気にならなかったから、というのもあると思う。そう思うと、コロナのお陰で一歩踏み出せたのかもしれない。
コロナの影響でライブは中止になってしまったけれど、7.11に配信ライブで映像を駆使したものすごくかっこいいライブが見られた。
マイナスなことばかりではないとプラスの面を探すことで何かいい影響が出ることもある。
今SNSでの誹謗中傷が大きな問題になっている。
何かキツイ言葉を書き込みそうになった時、ACIDMANを聞いて欲しい。
キツイ言葉を言われて傷ついた人に、ACIDMANを聞いて欲しい。
そして、みんなが相手のことを想像して、少しずつの優しさを出せたら世界は優しいものになっていくと思う。それこそ、『世界は歌に成ってゆく』(灰色の街)ように。
私もまだ全然できていないことの方が多く、中々勇気が出ないことも多いけれど、これからも迷った時はACIDMANに背中を押してもらって少しでもいい方向に行けるようにしたいと思う。
そして、まだACIDMANと出会っていない人にもACIDMANの良さを知ってもらい心の支えにして欲しい。

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