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2017年9月21日

こはるこ (36歳)
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あなたが私に教えてくれたこと

拝啓エレカシファンの皆様

今年の春、突然エレカシにハマった。
エレカシとはエレファントカシマシというデビュー30周年を迎えるロックバンドだ。

歌は当然知っていた。好きな歌もあった。
ボーカルの顔も知っていた。何度もテレビで見た。
自分の中では好感の持てるバンドの一つだった。

30周年イヤーで春頃からラジオやテレビでたくさんの特集が組まれていた。
そしてたまたま見たPV特集のネット配信で運命の出会いがあった。
それは、PVを見てコメント欄であーだこーだしゃべるあなた方、エレカシファンの皆様である。

そこにはおそらく数年から二十年近く前からのファンが集っていた。
「あの頃はこうだった」「お金を持ち逃げされて云々」というエピソードは初めて知る私にも興味深くもっと知りたくなった。
「あの映画を観ればわかる」「あのDVDにこんなシーンがあった」と親切に教えてくれた。
エレカシがどれだけ音楽を大事にしてきたか、紆余曲折を乗り越えてきたかの片鱗を知った。

その放送は幾度かあり、お互い誰かはわからないものの同じ顔ぶれも揃っていることがわかった。
「生命賛歌」にでてくる狼、「俺たちの明日」で投げ捨てられるジャケットをみんなで愛でた。
声は聞こえなくとも「おい今夜は酒もってこい」と「化ケモノ青年」をみんなで歌った。
とにかくエレカシのことをそれぞれがとても大切に思ってきたことが伝わってきた。

放送は最終回を迎え、毎回の書き込みはアーカイブとして残らないためお別れを言いあった。
「またどこかのライブ会場で会えるよね」

私は少しエレカシに詳しくなり、みんなが愛するエレカシをとても好きになった。
DVDを買い、ライブに行き、本を買った。
どんどんエレカシにハマっていった。
 

現在行われている全国ツアーは、どこも満員御礼状態で古くからのファンがチケットを取れないことも多いらしい。
新参者の私は今まで知らなかったことを取り戻すように先行予約や抽選でチケットを取り、この1年で5回はライブに行く予定である。

私が行く分、いつもライブに行っていた人がチケットを取れなかったかもしれないと思うと少し申し訳ない気持ちになる。ごめんなさい。

こんなことを書いたら皆様に怒られるだろうか。
でも、エレカシを好きな気持ちを教えてくれたのは、エレカシが愛すべきバンドだと最初に教えてくれたのは紛れもなくエレカシファンの皆様です。
ありがとう。

そして、どうぞ末永くよろしくお願い致します。

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