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星野源 LIVE in New Yorkを鑑賞して

Orono(Superorganism)との出会いが与えたもの

昨年行われた世界4都市を回る星野源さんのワールドツアー。ニューヨークは上海に続く2か所目の公演だった。
今年初めに8K放送で放送されていた本公演のライブ映像だったが、8Kの普及率はまだ低く見れなかった人がほとんどで、多くのリクエストに応える形で、先日、地上波で初めて放送された。私も楽しみに待っていたひとりだ。
登場と同時に湧き上がる歓声がNYのSONYHallを揺らしていた。11曲ものLIVE映像に源さんのインタビューも加わり、約1時間、私はNYの旅を満喫した。
8割が現地の人もしくは日本以外の人だったらしいが、言葉の壁や人種を越えて、客席とステージは1曲目から融合していた。照明の雰囲気も相まってか、源さんの逞しさと色気がぐっと増していたようにも思う。
マイケル・ジャクソンに捧げますと「SUN」を鮮やかに高らかに歌い上げ、これこそ日本のポップスだと胸を張って「恋」を披露した。
両親への想いを語り、ふたりが好きだというNYの街を堂々と歩く姿は、感慨深いものがある。親から受けた音楽愛はとても温かく今の源さんに大きな影響を与えたことは確かだ。
そして「Same Thing」では特別ゲストとして呼ばれたOronoと歌う姿が見れたことはこのツアーで重要で貴重なことだったと思う。日本ではまだそれは実現してない。Oronoとの出会いが、純粋に音楽を楽しむ気持ちを思い出させてくれたと語る源さん。英語歌詞を滑らかに爽やかに歌い、Fワードを叫ぶ源さん。時折、Oronoとアイコンタクトをとり、気持ちよさそうに、そして心から楽しんで歌ってる様が眩しくてかっこよかった。気持ちが高揚したからなのか、機材に足を乗せちゃうんだ、とびっくりしたし、I Love Youと飛んだ歓声にme tooと照れながらもしっかり答えていたし、見ていたこちらも、興奮したし、照れてしまった。皆で一緒に侘び寂びを歌い叫び、飛び跳ねている光景は、音楽に国境はないを、全身で体現していたように思う。とても素晴らしく美しい景色だった。
「Week End」ではノリノリに腰を回したり、肩を揺らしたり、手を叩いたり、自由に踊る楽しさが繰り広げられ、ラスト曲「Hello Song」では、いつかまた笑顔で会いましょうと、弾けんばかりの笑顔を振る舞い、間奏中から、ありがとうと、来てくれてありがとうと何度も何度も伝える。寂しい気持ちより、また会える楽しみがあると思わせてくれるのが源さん。だから、くそみたいな世の中でも、いつかまたいつかまた笑顔で会えるって信じることができるんだと思う。

昨年は、ドームツアーにインスタ開設、サブスク解禁にワールドツアー。「POP VIRUS」が国境を越えて世界に拡がって繋がってきた。10周年の今年はコロナ禍の中、配信ライブを成功させた。まだまだ続く、記念year。これから何が起こるのかどんな風に私たちを楽しませてくれるのか、楽しみでわくわくで仕方ない。

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